はじめての須走口

富士登山&温泉ツアー

2000年7月24日(月)〜25日(火)


嵐の中を七合目「太陽館」で一泊。山頂に至らずとも貴重な体験をしました。

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■古御嶽神社〜標高2300m付近
14:06 古御嶽神社を出発
 



古御嶽神社を出発し、しばし林の中を歩きます。
足場ですが、岩がごろごろした状態です。
林の中で日があまりあたりませんので、
とても涼しく感じました(^_^)。














14:20 2090m付近で休憩
 

 う〜ん。河口湖口と比べて、
 出だしから急な登りですね。
 これは予想外でした。
 もっと緩やかに登りからスタートすると
 思っていたのです。
 まるで階段を上るような感じです。
 おや、カミナリの音でしょうか?
 いいお天気にはずですが...。
 3人共聞いたので、私の空耳ではないようです...。
 ちょっと雨のしずくでしょうか。
 本降りにならなければよい のですが...。
 見上げれば、お天気は悪くはありません。
 もしかしたらお天気雨?
 涼しい風を感じながら14:25出発。






14:29 2110m付近で林から出る
 
 2110m付近で林から出ました。そしてまた林の中へ。
 林の中から出たり再び入ったり、そんな道が続きます。
 ちなみにこの地点の気圧は797hpでした。

 14:32 2135m付近。比較的広い場所に出ました。



 ですが、一時的なもので、また道幅は狭くなるのでした。
 林の中は涼しいのですが、飛んでいる虫が、ちょっと邪魔ですね(^^;)。
 大きな虫はいません。小さな虫で、カのような吸血性の虫もいないようです。
 いなければもっと歩きやすいのですが....。


14:34 2150m付近で立て札。頂上まで6.2km。
 
 「頂上まで6.2km。6時間30分」の立て札です。
 う〜ん。ガイドブックと所要時間が違う(^^;)。
 まあ、登山の所要時間は個人差がありますから、厳密に出すこと自体が
 不可能ですし...。
 

14:42 2210m付近で休憩
 
 ちょっと左側の横道に入ると、そこはちょっとした広場でした。
 そこで休憩。福島さんが虹を見つけました。美しい(^_^)。
 遠く左前方に山小屋らしき建物が見えました(^_^)。
 富士山はこの時点では、雲がかかっていて頂上が見えない状態でした。
 ですが、お天気は今のところ概ね良好です。
 う〜ん。お天気がいいのに、小雨が降ったり止んだりが気になります。
 20秒くらい降ったらすぐ止んで、忘れた頃にまた降って、すぐ止んで...。
 これはいったいどういうことなのか??

 「五合目からけっこう登りがきつい。山小屋も全然無いし、初心者向きでは
  ないね。」...3人の共通意見でした(^^;)。

 今回、福島さんに須走口を推薦したのは私なので、責任を感じてしまいました。
 本で得た知識と実際に体験するのとでは、大きな違いがあることを
 身にしみて知った次第です。
 14:53出発


14:57 下山道を下る人が見える
 
 14:53 2235m付近、気圧は785hp。高度が上がるにつれて
 気圧が下がっていきます。この気圧を見て、呼吸に気をつけるべきことを
 思い出しました。無意識ではなくて、意識的な呼吸です。
 音をたてて、大きく呼吸するよう努めるのでした。
 気が付けば、もう飛んでいる虫もだいぶ少なくなったようです。 

 14:57 2270m付近。はるか左前方に、下山道を下る人の姿を見る。
 砂煙を上げて大変そう。でも面白そうです(^_^)。
 
 14:58 2275m付近。ロープが張られている地点に出ました。
 ロープが張られている場所に出たのは、これがはじめてだと思います。



 14:59には、少し雲がかかっていますが、頂上がはっきりと見えました(^_^)。
 ただ、強い風がときどき吹いてきて少し気になります。
 あやうく帽子が飛ばされそうになったり、けっこう強い風です。




                                          (2000年7月29日)


         
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