広島の路面電車[2]
広島電鉄 2006年6月  輸送人員と路線延長が日本一の路面電車


広島電鉄 系統図
広島電鉄 系統図 Hisagi(氷鷺)様作成 Hiroshima_Electric_Railway_map.png
























車番 製造年 製造メーカー 備 考
712号
713号
1985年
(昭和60年)
アルナ工機 初代の700形は、1980年までに廃車になりました。
現在の700形は1982年(昭和57年)以降に登場した2代目になります。
701〜704号は1982年(昭和57年)、705〜707号は1983年(昭和58年)、
711〜714号は、1985年(昭和60年)に製造されました。
仕様が大きく変わった関係で、707号の次は710番台の711号になりました。
708〜710は欠番です。
761号 1940年
(昭和15年)
木南車輌 元大阪市電1651形。大阪市電の1651形は、広電に4両譲渡され、
761〜764号となりました。
残念ながら、761号(元1651号)は、2014年2月に廃車となりました。
2014年10月の時点で、4両の中で現存するのは、
762号(元1652号、大阪大空襲 被災車両)だけです。
768、769、772号の3両(元大阪市電の1801形)と併せて、
広電では同じ750形として管理されています。
772号 1950年
(昭和25年)
富士車両 元大阪市電1801形。大阪市電の1801形は、広電に8両譲渡され、
765〜772号となりました。
2014年3月に、769号と772号は休車となりました。
2014年10月の時点で、8両の中で現存するのは、
768号(元1827号)、769号(元1828号)、772号(元1831号)の3両だけです。
762号(元大阪市電の1651形)と併せて、
広電では同じ750形として管理されています。
803号
805号
807号
813号
1983年
(昭和58年)

1997年
(平成9年)
アルナ工機 初代の800形は、1983年までに廃車になりました。
現在の800形は1983年(昭和58年)以降に登場した2代目になります。
801,802号は1983年(昭和58年)、803,804号は1987年(昭和62年)、
805〜808号は、1990年(平成2年)に製造されました。
809〜812号は、1992年(平成4年)、813,814号は、1997年(平成9年)に
製造されました。
910号 1957年
(昭和32年)
大阪車輌工業 元大阪市電2601形。
大阪市電の2601形は、広電に14両譲渡され、901〜914号となりました。
2014年10月の時点で、904〜907、910〜914号の9両が残っています。
1907号
1908号
1910号
1957年
(昭和32年)
ナニワ工機 京都市電の廃止に伴い、京都から譲り受けた1900形です。
広島でも同じ1900形となりましたが、改番されています。
1907号は、京都時代は1924号、1908号は、京都時代は1921号、
1910号は、京都時代は1926号でした。
京都から譲り受けた車両は全部で15両です。
改番後の1901〜1911号はナニワ工機、1912〜1914号は東洋工機、
1915号は日本車輌製造で作られています。
3002号
3003号
3004号
1954年
(昭和29年)

1964年
(昭和39年)
汽車製造
日立製作所
西日本鉄道・福岡市内線の電車を譲り受けた、3車体4台車の連接車です。
西日本鉄道の時代は、1101形、1201形、1301形でした。
1963年9月・汽車製造製 (1209A・1209B・1207A)→3002ACB
1963年6月・日立製作所製 (1206A・1206B・1203A)→3003ACB
1962年8月・日立製作所製 (1201A・1202B・1202A)→3004ACB
ただし、広電では、全て1963年(昭和38年)製の扱いとしています。

西鉄時代は2車体の連接車でしたが、
広電で3車体の連接車に改造されています。
広電では、3001〜3008の8編成になりました。2014年10月の時点で、
3002〜3008の7編成が残っています。
3703号
3704号
1984年
(昭和59年)

1987年
(昭和62年)
アルナ工機 3車体4台車の連接車です。
3703号は、1986年、3704号は1987年に製造されました。
3701〜3705号の5編成が製造されました。愛称は、「ぐりーんらいなー」です。
3804号 1987年
(昭和62年)

1989年
(平成元年)
アルナ工機 3車体4台車の連接車です。
3804号は、1988年に製造されました。
広電では初めてVVVFインバータ制御が採用された車両です。
3801〜3809号の9編成が製造されました。愛称は、「ぐりーんらいなー」です。
3906号
3907号
1990年
(平成2年)

1996年
(平成8年)
アルナ工機 3車体4台車の連接車です。
3901,3902号は1990年(平成2年)、3903号は1991年(平成3年)、
3904,3905号は1992年(平成4年)、3906号は1995年(平成7年)、
3907,3908号は1996年(平成8年)に製造されました。
3800形に比べて、モーターの出力が増強され、
加速・減速が、さらにスムーズになりました。
3901〜3908号の8編成が製造されました。愛称は、「ぐりーんらいなー」です。
3953号 1997年
(平成9年)

1998年
(平成10年)
アルナ工機 3車体4台車の連接車両です。3951,3952号は、1997年(平成9年)、
3953〜3956号は1998年(平成10年)に製造されました。
製造当初は、宮島線内で高速運転すると、強い横揺れが生ずる問題が
生じていました。 その後、台車の改良により、問題は解消しています。
台車は、住友金属製FS87AM、連接部はFS87ATを使用しています。
愛称は、「Green Liner」(グリーンライナー)です。

車番 旧車番 広島電鉄900形の、大阪市電(大阪市交通局)時代の旧車番についてですが、
904〜910号の7両については、2つの説があるようです。
説1 説2
901 2628
902 2631
903 2633
904 2630 2634
905 2632 2626
906 2635 2627
907 2634 2629
908 2629 2630
909 2626 2632
910 2627 2635
911 2636
912 2637
913 2638
914 2639
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(2014年10月12日掲載)


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