横浜市電保存館[1] |
横 浜 | 保存車両 | 2006年(平成18年)1月、3月 |
横浜市電保存館は、1973年(昭和48年)に開館しました。2013年(平成25年)には40周年を迎え、リニューアルされたようです。 ここで、ご紹介するのは、リニューアル前の2006年(平成18年)に撮影したものです。 保存館には、523号、1007号、1104号、1311号、1510号、1601号、無蓋貨車10号、 全部で7両の車両が保存されています。 |
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車番 | 製造年 | 備 考 |
523号 | 1928年 (昭和3年) |
横浜市電を代表する高馬力の大型単車です。昭和44年廃車。 500型は、昭和3年に、東京ガス、蒲田車両、雨宮製作所で60両が作られました(500〜599号)。 戦後に15両が600型に改造されています。 |
1007号 | 1928年 (昭和3年) |
横浜市電では、初めて誕生したボギー車両です。 馬力は小さかった為、もっぱら平坦な路線で使用されました。 1969年(昭和44年)廃車。1000型は、20両が作られました(1000〜1019号)。 |
1104号 | 1936年 (昭和11年) |
1100型は5両製造されました(1101〜1105号)。中型のボギー車です。 クロスシートを備えていて、「ロマンスカー」とも呼ばれていました。 1967年(昭和42年)にワンマンカーに改造され、 市電が廃止になる1972年(昭和47年)3月末まで活躍しました。 |
1311号 | 1947年 (昭和22年) |
1300型は、汽車会社で30両製造されました。 当初は3000型とされましたが、翌年に1300型に改番されました。 車体が軽く、かつ、高馬力な車両で、坂道の多い系統で使用されました。 1971年(昭和46年)廃車。 |
1510号 | 1951年 (昭和26年) |
PCCカー。日立製作所で20両製造されました。 間接制御器を使用していましたが、1967年(昭和42年)のワンマン化に伴い、 直接制御器へ取り替えられました。市電が廃止になるまで活躍しました。 |
1601号 | 1957年 (平成32年) |
横浜市電最後の新造車でした。交通局滝頭(たきがしら)工場で、 1957年(昭和32年)に6両製造されました。バスと同様にした乗降扉の配置が、 あまり使いよく思われなかったようで、ワンマンカー改造されることもなく、 1970年(昭和45年)に全て廃車となりました。 |
無蓋貨車10号 | 1914年 (大正3年) |
横浜の路面電車が横浜市電になったのは、1921年(大正10年)のことでした。 それまでは、横浜電気鉄道が運営していました。 横浜の路面電車で、貨車がはじめて誕生したのは、1913年(大正2年)のことでした。 当初は、キリンビールを運ぶのが、目的で作られたそうです。 みなと祭りでは、花電車としても使用されていました。 無蓋貨車10号は、レールや敷石などの補修資材の運搬に使われていました。 |
横浜市電保存館[1]
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