保存車両[18] |
写真集 | 呉市電 | 大切な文化財 |
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日本の旅・鉄道見聞録 (http://www.uraken.net/rail/index.html)撮影:裏辺金好様 呉市電1001号(伊予鉄道1001号)−広島県呉市:呉ポートピアパーク 交 通:JR呉線呉ポートピア駅下車徒歩3分 ●1001号の略歴 ・昭和34年(1959)2月 呉市交通局の発注により、ナニワ工機(株)(現在のアルナ車両(株))において製作 ・呉市交通局で約8年間運行 ・昭和42年(1967)5月 呉市交通局の軌道電車廃止に伴い、伊予鉄道に1002、1003号と共に譲渡される ・昭和43年(1968)1月 1月20日伊予鉄道において運行を開始 ・昭和46年(1971)9月 ワンマンカーに改造される。前照灯の位置も併せて変更 ・昭和58年(1983)6月 冷房装置が装備される ・平成16年(2004)2月29日で引退。3月廃車 ・3月24日、伊予鉄道において「1001号 引退記念式典」の開催 ・伊予鉄道で約37年間運行 ・伊予鉄道より故郷の呉市へ譲渡される ・7月19日、呉ポートピアにおいて「里帰り記念式典」が開催され一般公開 一般公開に先立ち、塗装色や前照灯の位置を呉市電時代のものに戻す作業が 行われています。伊予鉄道で装備された冷房装置は、そのまま引き継がれました。 かつて、呉市阿賀町の「豊栄交通公園」(現:豊栄公園)には、2001号が保存されて いました。しかし、車体の損傷が著しく、1001号への部品供給の目的で2004年5月に 解体されてしまいました。 公園で保存されてきた2001号ですが、1001号よりも新しい2001号が、車体の損傷を 理由に、1001号よりも先に解体されてしまったことは、なんとも残念なことです。 1001号については、2001号のように解体してしまうことなく、定期的にメンテナンスを 実施し、呉市の文化財として末永く保存していただくことを願っています。 参考HP ・ウィキペディア−東京都交通局2500形電車 − ナニワ工機製路面電車 ・ウィキベディア−呉市電 (但し1001号の製造年に記載誤りがあるようです。1959年とすべきところ1953年と誤記。) ・伊予鉄道博物館 ・伊予鉄道博物館 − 1001号 ・資料館の書庫から − 呉市電 (注)ウィキペディアは大変参考になりますが、誰でも自由に編集できますので、 記載内容をそのまま鵜呑みにするのは危険である場合があります。 |
保存車両[18]
(2008年10月8日掲載) |