車両型式一覧
全型式  創業時代から現在まで

大正2年の創業時代から現在迄、活躍した若しくは活躍中の車両について、型式別に分類したものです。
      
                                                                                    
型式 車番 車 種 製造年等  就役
開始年
最終
就役年
説 明
10 1〜25 梅鉢鉄工所製単車 1913
(大2)
1913
(大2)
1954(昭29) 11(旧3)、12号の廃車が最後
10 26〜30 九州からの
中古単車
1911
(明44)
1915
(大4)
1936(昭11) 博軌電車からの購入と推定される。1937年(昭12)、30号は雪1号へ改造。しかし、1997年に惜しくも廃車
10 31〜35 東京市電ヨト型中古単車 1903
(明36)〜1904
(明37)
1917
(大6)
1926(大15) 東京電車鉄道の時代に、1903年(明36)から1904年(明37)にかけて製造。新川橋車庫の火災で全て焼失した模様
10 36〜40 成田中古単車 1910
(明43) 
1918
(大7)
1両
現役
1937年(昭12)、39号は雪2号へ改造。1993年(平5)雪2号から復元され、30型39号【箱館ハイカラ號】として活躍中
10 41〜46 梅鉢鉄工所製単車 1919
(大8)
1919
(大8)
1934(昭9) 後に4両が109〜112号へ。しかし函館大火で全て焼失
50 47〜52 梅鉢鉄工所製ボギー車 1921
(大10)
〜1927(昭2)
1921
(大10)
1934(昭9) 後に50〜55号へ。501〜506への改番時期は不明。しかし函館大火で全て焼失
10 53〜59 東京市電
ヨヘシ型
中古単車
1903
(明36)
〜1905(明38)
1925
(大14)
1925(大15) 東京市街鉄道の時代に、1903年(明36)から1905年(明38)にかけて製造。新川橋車庫の火災で全て焼失した模様
200 201〜220 東京市電ヨヘシ型中古単車    (車体更新後100型へ改番) 1903
(明36)
〜1905
(明38)
1926
(大15)
東京市街鉄道の時代に、1903年(明36)から1905年(明38)にかけて製造。函館水電で1928年(昭3)頃から順次車体更新を行い、100型へ改番した模様
300 301〜304 有蓋貨車
無蓋貨車
いずれも単車
1920
(大4)
〜1926
(大15)
1920
(大4)
1934
(昭9)
大正4年9月1日の就役が最初。但し鉄道統計上は大正9年にはじめて登場。有蓋貨車2両、無蓋貨車3両が製作された。函館大火で2両全て焼失。
100 1〜107 梅鉢鉄工所製単車 1926
(大15)
1926
(大15)
1959(昭34) 102(旧105)号の廃車が最後
100 108〜140 自社再生車・更新車(梅鉢タイプ) 1928
(昭3)
〜1932
(昭7)
1927
(昭2)
1959(昭34) 103(旧118)号の廃車が最後。ただし、104〜106(旧120,123,128)号は1971年(昭46)迄花電車として活躍
200 201〜245 東京市電
ヨヘロ型
中古単車
1917
(大6)
〜1923
(大12)
1934
(昭9)
1957(昭32)除雪車3両は現役 東京電車鉄道、東京市街鉄道、東京電気鉄道の時代に、1903年(明36)から1906年(明39)にかけて製造。東京市電の時代に、1917年(大6)から1923年(大12)にかけて、ヨヘロ型に車体更新
300 301〜315 函館どっく製
単車
1934
(昭11)
1934
(昭11)
1971(昭46)花電車は現役 302(旧305号),303(旧306号),304(旧307号)は花電車として現役。307(旧313) 313が北海道開拓記念館にあるが、現在は非公開。
400 401〜406 東京京王電鉄23型中古ボギー車 1922
(大11)
〜1925
(大14)
1940
(昭15)
1962(昭37) 1970年(昭和45年)保存されていた405号が解体されたのが最後
500 501〜530 日本車輌製造製ボギー車 1948
(昭23)
〜1950
(昭25)
1948
(昭23)
1両
現役
530号が現役。505号は車体更新し改500型へ。
改500 501(旧505) 国鉄五稜郭車両所車体更新ボギー車 1987
(昭62)   車体更新
1987
(昭62)
現役 日本車両製造で製作した505号を車体更新し、501号へ改番。現在はカラオケ号。
600 601〜605 新潟鉄工所製ボギー車 1954
(昭29)
1954
(昭29)
1973(昭48) 605号のみ汽車製造株式会社東京支店で製作。5両全て廃車
700 701〜705 新潟鉄工所製
ボギー車
1957
(昭32)
1957
(昭32)
1973(昭48) 5両全て廃車
706 706(旧518) 新潟鉄工所
車体更新
ボギー車
1964
(昭39)車体更新
1964
(昭39)
1979(昭54) 518号の台車と電動機系統を用いて、800型(710型)同様の車体に更新
710 711〜724 新潟鉄工所製
ボギー車
1959
(昭34)
〜1961
(昭36)
1959
(昭34)
9両
現役
9両が現役で活躍中。711号は車体更新し改710型へ。
改710 711 国鉄五稜郭車両所車体更新ボギー車 1985
(昭60)   車体更新
1985
(昭60)
現役 新潟鉄工所で製作した車体を更新した車両
800 801〜812 新潟鉄工所製
ボギー車
1962
(昭37)
〜1965
(昭40)
1962
(昭37)
3両
現役
3両が現役で活躍中。8両は車体更新後8000型へ。807号は2002年3月、新型部分低床電車8101号として生まれ変わった。
1000 1001〜1010 東京都電
7000型
中古ボギー車
1955
(昭30)
1970
(昭45)
1両
現役
1両(1006号)が現役で活躍中。
2000 2001〜2002 アルナ工機製
ボギー車
1993
(平5)
〜1994
(平6)
1993
(平5)
2両
現役
冷房装置が無い点以外は3000型と同じ
3000 3001〜3004 アルナ工機製
ボギー車
1993
(平5)
〜1996
(平8)
1993
(平5)
4両
現役
冷房装置搭載車
8000 8001〜8008 アルナ工機
車体更新
ボギー車
1990
(平2)
〜1997
(平9)
1990
(平2)
8両
現役
新潟鉄工所で製作した800型の車体更新車
8100 8101 アルナ工機
車体更新
ボギー車
2002
(平14)
2002
(平14)
1両
現役
新潟鉄工所で製作した800型の車体更新車。部分低床電車
3〜雪4 東京市電
ヨヘロ型
中古単車
1937
(昭12)
〜1940
(昭15)   改造
1937
(昭12)
2両
現役
雪3号は、東京市街鉄道の時代に、1903年(明36)〜1905年(明38)頃製造。雪4号と雪5号は、東京電車鉄道の時代に、1903年(明36)若しくは1904年(明37)の製造。排雪車(ササラ式除雪車)。現在残っている2両は、200型を帝国電力の自社工場で除雪用に改造したもの。九州単車の雪1号(旧30号 旧29号)とヨヘロ仲間の雪6号(旧243号)は、1997年(平9)惜しくも廃車。雪5号は、平成15年3月解体。
1〜花3 函館どっく製
単車
1971
(昭46)   改造
1971
(昭46)
3両
現役
花電車(港祭用装飾車)。300型の車体部分を取り除き、台車と電動機系統を残したもの。

■1934年(昭和9年)、函館大火直後の4月〜8月にかけて、
201〜225号は、東京市電時代の車番で運転されていたことが判明。
具体的な車番は52,56,58,60,63,64,65,74,76,79,80,81,83,86,87
90,91,92,93,95,96,97,101,102,103。
詳細は「資料・情報館」の「東京の車番で運転」に記載(2003年6月25日追記)


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(2002年1月14日/3月28日更新)
(2003年9月5日一部追記)


 

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