超低床電車・らっくる号(5)
写真集 2007年3月  9601号、3月20日デビュー

電停との段差を解消し、楽に乗り降りできる「らっくる号」。8101号のような部分低床電車ではないので、車内にも段差はありません。段差では無いのですが、ほんの少し車内の床で盛り上がっている部分があります。台車の真上の床が少しだけ盛り上がっています。もちろん歩行には支障がない程度です。

台車の真上部分の床の盛り上がり部分を見たときに、530号のことを思い出しました。530号も同様に床が盛り上がっている部分があります。昭和25年製の530号との共通点を見たときに、より一層親しみを感じてしまいました。

■らっくる号の特徴
・車内の運賃表は見やすいカラーの液晶表示
・レールから床までの高さは36cmで、他の車両より約40cm低く乗り降りしやすい
・車内に段差が無いので乗り降りしやすい
・段差を無くすため台車を固定。じゃばらを使った連接車方式でカーブに対応
・全長は13.25mで、他の車両より約1m長い
・ブレーキ時に発生する熱を電気に変えて架線に戻し、電力の再利用を可能にしている










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(2007年4月7日掲載)

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