「函館の路面電車PRビデオ」の一般販売
2003/9/24

 函館の株式会社アウルビジョンが制作を行った、「函館の路面電車PRビデオ」が
9月28日から一般販売されます。

 このビデオは、今年の10月2日から5日までの期間で開催される「第6回全国路面電
車サミット in 函館」に合わせ制作を行ったもので、内容的には、馬車鉄道時代から
現在までの歴史や、車両の変遷、また、普段あまり見ることが出来ない駒場車庫の様
子などが収められています。

 監修は、函館で活発に路面電車の写真を撮影されている田澤 元様と、
「はこだての路面電車」のサイトを運営している武田光司が担当し、
路面電車愛好家の方々にとって、充実した内容となっておりますし、観光都市
「函館」を意識して撮影された映像は、一般の方も楽しめる内容になっています。

 また、馬車鉄道開業当時からゆかりのある「東京の路面電車」も一部紹介されてお
りますので、東京の路面電車ファンも必見です。

 是非、ご覧頂きますようご案内申し上げます。



■商品名  :函館の路面電車「走れ!ぼくらのチンチン電車!!」
■仕様    :VHS 61分
■価格    :1,980円(税込)
■販売方法:函館市内の書籍店やコンビニエンスストアほか
        インターネット上の通信販売
■発売開始:2003年9月28日(月)

販売方法など詳細に関しては、(株)アウルビジョンのサイトまで。
http://www.owl-v.com/


株式会社アウルビジョンの高橋様より頂戴した文書を、一部手直しの上掲載させていただきました。

上記の掲載内容について、補足説明をさせていただきます。

ご紹介があったビデオは、函館の株式会社アウルビジョンが、今回の路面電車サミットにあわせて、函館の路面電車をPRする目的で製作をしたビデオです。
函館市交通局をはじめ、多くの皆様からのご協力をいただいて製作したビデオです。
アウルビジョンの社員、高橋様は私の友人です。
ビデオの作成にあたり、特に歴史の部分についてHP「はこだての路面電車」を参考にしてくださいました。そのことがきっかけで、高橋様とは親しくさせていただいております。

今回のビデオでは、地元の田澤様と私が、監修者とさせていただいております。
高橋様より、このHPがなければビデオの製作は不可能だったというお話があり、メールや電話でのやりとりがほとんどでしたが、ビデオの完成間際で、監修者として名前を入れてくださるお話がございました。私より貴重な写真をご提供くださった皆様のほうが、よほど貢献度は高いと思い、ちょっと考えさせていただきましたが名誉なことであり、監修者というのは一生に一度あるかないかのことですので、お受けいたしました。ビデオの最終チェックの際、函館へお伺いしビデオの確認をさせていただきました。

私は函館の出身で、現在は埼玉に住んでおります。
昔から路面電車が好きで、遠く離れた生まれ故郷「函館」の路面電車を応援するために、このHPをボランティアで運営しております。
そして今回発売されたアウルビジョン社のビデオに関しても、私ができる範囲内で、やりがいのある「名誉ある仕事」として、ボランティアとして協力させていただきました。

今回のビデオは、アウルビジョン社の意向で、大勢の方々に見てもらえるようにと、販売価格が安価に設定されており、当初、高橋様から連絡を受けたときにも、「予算が少ないので謝礼などは一切渡すことが出来ない」と言われましたが、「函館の路面電車のPRになれば」と、快くお引き受け致しました。
今回のビデオを制作するにあたり、私より格段も功労者で、もう一人の監修者である田澤様も、同様にお引き受けされました。

自分が監修者に入れていただいたからではありませんが、過去に発売されている種々の函館市電に関するビデオの中では最高の完成度であると思います。

高橋様が地元の函館の図書館からお借りした所蔵品の中に、大正15年当時の動画がございましたが、東京市電から購入したヨへシ形388号が、東京市電の車番のまま函館の十字街を走っている映像には仰天いたしました。388号は高松吉太郎氏の残していただいた記録から、大正15年の車庫火災後東京市電気局から函館水電(株)が購入した車両に間違いありません。昭和9年の函館大火や戦争時の空爆に会いながらも、今日まで無事保管してくださったことに感謝した次第です。このような映像も短い時間ですが、ご紹介しています。

現在は埼玉県に住む私が、高橋様に代わり、鉄道関係の図書を出されている
江本廣一様、荻原二郎様に直接お会いして、ご協力いただくことができたのも、大変ありがたい貴重な想い出となりました。そして、困っていたときに古いアルバムの中から写真を探してくださった皆様、ご提供くださった皆様には今でも感謝いたしております。

私はサミットには参加できませんが、間接的ではあるものの、
ほんの少しですが函館の路面電車の為に、お役にたつことができたと思っています。

長文になり、申し訳ございません。
HP「はこだての路面電車」を今後ともどうぞよろしくお願いいたします。



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