箱館ハイカラ號の試運転
試運転 39号  平成26年(2014)4月13日

4月15日からの運転開始に備えて、試運転が行われていました。

箱館ハイカラ號(30型39号)の略歴

明治43年(1910)に、天野工場(後の「日本車輌製造東京支店」)で製作されました。
台車には、英国製マウンテン・ギブソン21EMが使われました。
現在の台車は、製作当時のものではなく、ブリル21Eへ変更されています。

・明治43年(1910)12月、千葉県成田市の成宗電気軌道(株)で運転開始
・大正7年(1918)に成田電気軌道(株)(旧成宗電気軌道)より5両を購入(36号〜40号)
・大正15年(1926)1月20日の新川車庫火災で37,40号が焼失
・昭和9年(1934)3月21日の函館大火で36,38号が焼失。5両中39号だけが無事に残る
・昭和12年(1937)ササラ式(ブルーム式)除雪車に改造。雪2号(排2号)となる
・平成5年(1993)路面電車開業80周年、市営交通発足50周年の記念すべき年に客車へ復元
・平成5年(1993)8月2日より「箱館ハイカラ號」として運転を開始


   
箱館ハイカラ號・松風町〜函館駅前間

箱館ハイカラ號・松風町〜函館駅前間

箱館ハイカラ號・松風町〜函館駅前間

箱館ハイカラ號・松風町〜函館駅前間

箱館ハイカラ號・昭和橋停留場

箱館ハイカラ號・昭和橋停留場。遠くに見えるのは、9602号と8007号

箱館ハイカラ號と8007号・昭和橋停留場



こちらは、箱館ハイカラ號ではなく、2001号です。松風町〜函館駅前間
「4/18中道店新装開店」の広告が掲載されていました。




(2014年4月13日)


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