9600形の備忘録
備忘録 9600形  営業運転を開始するまでの備忘録

忘れないように、まとめてみました。

   
9601 9602 9603
アルナ車両製
製造年プレート
2006年
(平成18年)
2010年
(平成22年)
2014年
(平成26年)
搬入された日
(納車日)
2006年
(平成18年)
12月18日
2010年
(平成22年)
3月1日
2013年
(平成25年)
12月9日
車両検査証に
記載の製作年月
(2007年)
平成19年
2月
(2010年)
平成22年
3月
未確認
車歴の記録開始日 (2007年)
平成19年
2月20日
(納入検査日)
(2010年)
平成22年
3月10日
(貸切運用日)
(2014年)
平成26年
1月24日
営業運行開始日 (2007年)
平成19年
3月20日
(2010年)
平成22年
3月24日
(2014年)
平成26年
1月24日
備 考 報道向け公開
1月31日
展示披露会
3月21日
一般公開
2月1日
記念運行
3月22日


9603号のメーカーの製造年は、「2014年(平成26年)」になっています。
駒場車庫に搬入されたのは、2013年(平成25年)12月9日でした。

2013年(平成25年)12月9日の搬入日でありながら、
メーカーの製造年が「2014年(平成26年)」になっている経緯は、存じておりません。
予定より早く完成し、早く納入できたのかもしれません。


9601号の場合は、2006年(平成18年)12月18日に搬入され、メーカーの製造年も2006年の扱いでした。 そして、2006年の下一桁の「6」を形式の一部に取り入れて、「9600形」の9601号としたのです。
「9000形」の9001号ではなくて、「9600形」の9601号としたのは、そのような経緯があったとお聞きしています。

「車両検査証に記載の製作年月」は、「平成19年2月」で、これは、2007年の扱いになっています。
「車歴の記録開始日」は、9601号の場合は運転訓練等で、早い時期から営業線を走っていました。 ですが、納入検査が行われた平成19年2月20日をもって、車歴の記録開始日と設定したそうです。


9602号の場合は、貸切運転が実施された平成22年3月10日をもって、車歴の記録開始日と設定したそうです。

そして、「車歴の記録開始日」の年月が、「車両検査証に記載の製作年月」のところに記載されています。


ですので、いずれにせよ、「車両メーカーの製造年」と「車両検査証に記載の製作年月」は、一致しません。 「車両検査証に記載の製作年月」は、「車歴の記録を開始した年月」だからです。

「メーカーの製造年」と「企業局交通部の製作年」とでは、意味が違うのです。


ですが、一般のお客さんが、「車両検査証に記載の製作年月」を見て、メーカーの製造年月だと思ってしまうのは、 しかたがないことだと思います。


9601号 「アルナ車両 2006」の表記

9602号 「アルナ車両 2010」の表記

9603号 「アルナ車両 2014」の表記

9601号 「ALNA sharyo 2006」の表記

9602号 「ALNA sharyo 2010」の表記

9603号 「ALNA sharyo 2014」の表記

9601号 車両検査証
メーカーの製造は2006年(平成18年)でも、製作年月は 19年2月になっています。

9602号 車両検査証「製作年月 22年3月」の表記

9603号(左)と9602号(右)。2014年4月、函館駅前




(2014年1月27日・4月12日・15日・20日追記)


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