2010年・都電の話題
写真集 都電荒川線  6086号

函館市電ではなくて、東京都電のお話です。

■美しい姿になった6086号

6086号は、2009年6月14日(日)に荒川車庫で一般公開されました。
6086号は、鉄道博物館の学芸員だった故・岸 由一郎さんの御尽力により、荒川車庫で保存されることになった車両です。

それから約1年が経過し、ゴールデンウィーク時(2010年5月3日)に内藤様が荒川車庫を訪問されたところ、6086号は美しい姿に修復されて留置されていました。

見比べていただくために、「2009年夏・都電の話題」のページに掲載させていただいた同じ写真ですが、こちらにも掲載させていただきました。


■8800形が3両増備

8800形ですが、2009年3月に8801号と8802号の2両が荒川車庫に搬入され、4月下旬から運行を開始しました。1年後の2010年2月上旬には、8803〜8805号の3両が搬入されました。8803号と8804号は、3月上旬から、8805号は3月中旬から運行を開始したようです。


■阪堺電気軌道とのコラボ企画

都電荒川線では、6月6日(日)に阪堺電気軌道とのコラボ企画で、路面電車の日のイベントが開催されました。

当日の目玉は、阪堺旧塗装にお色直しした7511号と、外観の修復を終えた6086号を並べての撮影会でした。6086号は絶縁処理されたビューゲルを上げて展示されたため、今にも出庫しそうな雰囲気を醸し出していました。

また、阪堺電気軌道ではモ502号を都電の黄色に赤帯に塗り替えて一般営業しているそうです。この特別な塗装色で、都電7511号は車両の関係で来年の3月頃まで、阪堺モ502号は約2年程度運行される予定です。



内藤様のご好意により、頂戴した情報と写真を掲載させていただきました。ありがとうございました。












6086号の『町屋一』表示ですが、現在の『町屋駅前』になる前は、『町屋一丁目』が電停名でした。阪堺では、都電色になったモ502号に『早稲田』を表示させたそうです。


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(2010年6月24日掲載)

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