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10月2日(木)〜5日(日)
第6回路面電車サミットが
函館で開催されました。
3日(金)の各分科会で討議された内容は4日(土)の全体会議の中で報告されました。市民、支援団体、学識経験者、交通局、行政等いろいろな立場の人々が見守る中、各分科会の報告を元にまとめられたサミット宣言文が交通局の担当者から読み上げられ、採択されました。
5日(日)の16時をもって全日程を終了しました。
左の写真は配布された冊子の表紙 |
・地球温暖化をはじめ、環境汚染問題が深刻化する中で、二酸化炭素削減は世界的な重要課題であることから、自家用自動車と路面電車役割分担を明確にし、路面電車の充実・発展により、これらの対応や対策強化に努めます。
・路面電車が街の発展と地域経済に大きく寄与してきた歴史的経過を踏まえ、路面電車を活用した街づくり(市街地の拡大と地域経済の活性化)のため、路線の延伸等を市民運動として進めます。
・高齢社会の中で、高齢者や障害者をはじめ、誰もが快適に安心して乗車できる低床車などのバリアフリー的な車両と施設改善や改良を実現し、利用しやすい路面電車をめざします。
・新しい交通システムとして、LRTの積極的な導入促進のため、今大会を契機に路面電車愛好支援団体と電車事業体は、その調査・研究により一層取り組むとともに、国や自治体からのさらなる支援を要望します。
・第6回度面電車サミット2003 in 函館大会で成果を収めた事項については、それぞれの立場で今後の活動に可能な限り反映させるとともに、全国的にも路面電車をPRするため、6月10日の路面電車の日には積極的に行事やイベント等を企画します。 |
地元の田澤様から、貴重な写真をお送りいただきましたのでご紹介いたします。
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