移設創刊号 函館市電ニュース (通巻9号)

北海道函館市の「まりもさん」のご好意により、まりもさんが取材された情報と写真を、
「函館市電ニュース」として通巻9号から掲載させていただくことになりました。

創刊号〜8号については、「くまくまの西さん」の運営する「kk-nishi web site」の中の、
路面電車のページ チンチン」に掲載されていますので、併せてご覧ください。




『箱館ハイカラ號』運行開始

復元チンチン電車「箱館ハイカラ號」が4月15日から10月31日までの期間で運行します。       
運行経路は、五稜郭公園前( 始発9時11分、終着16時49分 )から
谷地頭・函館どつく前間の折り返し運行です。
                    
4/15から10/31までの期間中、
「毎週月曜日の車両点検」と「雨天・荒天時」は『運休』します。
(月曜日が休日または振替休日のときは火曜日)

運行のお問合せは、函館市交通局電車係 TEL.0138-52-1273まで。



「昭和橋」新電停使用開始と全停留所全面禁煙

05年3月10日から仮設電停を設けて改修工事を実施していた「昭和橋」新電停が、3月31日に改修を終え4月1日から使用開始されています。

合わせて、02年5月に施行された「健康増進法」によって受動喫煙防止の措置により、市電全停留所が05年4月1日から終日禁煙になりました。

   




「3001が改装」され運行開始

長期間にわたり「NHKの広告車両」として運行・活躍していた3001ですが、この度、広告主を『JR北海道函館支社』に変更し、新しいラッピングで運行を開始することになりました。
車体側面に、函館-八戸間の「スーパー白鳥」と、函館-札幌間の「スーパー北斗」をデザインし、同支社が扱う割引切符や指定席予約の電話番号、ホームページアドレスが記載されています。

新装された3001は4月12日午前10時に駒場車庫前を出発し、湯の川から函館どっく前に向けて5系統で運行を開始します。
JR函館駅前通過時間は、午前10時30分頃を予定しています。 (画像は、4/11駒場車庫内で許可を得て撮影しました)





「乗務員養成所教育実験室」一新

函館市交通局敷地内には、交通局庁舎・電車係・車庫棟などの他、「電車乗務員養成所」が併設され、路面電車の運転に必要な『動力車操縦者運転免許』(乙種電気車運転免許)の資格取得に向けて法令などの学科教習や実技訓練が実施されています。

「電車乗務員養成所」とは別棟の車庫棟の一角に、『教育実験室』が設けられ、そこでは電車が交差点通過の際に必要な灯火信号の見方や制御器と台車を使用しての模擬運転台が設置され、乗務員養成に一役を担っています。

今回、この実験室内が一新され、模擬運転台の他に従来使用されていた定圧ビューゲル・Zパンタ、軌条類(37kgや50kgレール)、架線関連、さらには架線からの電気の流れが一目で解る主回路電流図板や系統板・方向幕、過日発売された記念乗車券や交通局前身の函館水電時代の制帽などが展示されています。

『教育実験室』は、普段あまり目にすることは出来ませんが、「路面電車の日」や「路面電車感謝祭」のイベント開催当日や「事前に申し込みがあった場合に限り」、担当職員立会いのうえで見学が可能となっています。






(2005年4月12日掲載)

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