函館市電ニュース (通巻14号)

北海道函館市の「まりもさん」から頂戴した、「函館市電ニュース(通巻14号)」です。



頑張れ「新人」諸君!!

2005年3月、函館市交通局電車乗務員採用試験を優秀な成績で突破した方々が、約半年間の教習期間を終了し、今月中旬「動力車(乙種電気車)操縦者運転免許証」を全員取得され、業務に就いています。

今回合格された9名中には、『2名の女性運転士』が含まれています。
昭和32年開設された「函館市交通局電車乗務員養成所」では初の女性運転士であります。
教習は男女の区別無く連日厳格に実施されました。

今後の勤務では、毎日の教習で学んだ『基本運転・接客マナー』を忠実に守り、『安全性と定時運行』確保に努力して下さい。
また特に、女性運転士の方々には「女性特有の気配り」で乗務して戴きたいと願っています。
   





乗降案内

全車両がワンマンで運行され、車内には自動運賃箱が設置されています(箱館ハイカラ號を除く)。走行中でも両替は可能ですが、『転倒事故防止のため』停車中にお願いします。


■通常の電車−対キロ区間制(乗継ぎ)式

1.中扉(後方)から乗車し「整理券」を取ります(整理券番号を確認)。

2.降車最寄り電停が近づいたら、「降車ボタン」を押し、
  整理券番号と運賃表示器(運転士背面・運転室附近に設置)の番号を照し合せ
  料金を確認します。

3.電停に到着・停車後、運賃箱に「整理券」、「運賃または回数券」の順番で投入します。
  (カード式乗車券「イカすカード」の利用の場合も整理券を入れてからカード挿入口に投入)
  →「カード」の取り忘れに注意してください
  定期券や冊子式1日乗車券は、運転士に分かるよう「はっきり提示」して下さい。







■箱館ハイカラ號−専用乗車券

1.通常の車両とは異なり、乗車口は運転士側(前方)になります。

2.乗車後は客室内にて車掌が発券に伺いますので、その際に降車電停を告げ
  料金と引換えに「専用乗車券」を受取ります。
  (半券は降車の際に必要ですので切離さずに持参 = 切取り無効)

  カード式乗車券での利用は不可ですのでご注意下さい。




■異なる系統の電車へ乗り換え−乗換え指定電停(十字街)

函館市電には、「2系統(谷地頭行)」と「5系統(どっく前行)」の2つの系統があります。
「2系統」から「5系統」の電車へ、或いは「5系統」から「2系統」の電車へ乗り換える場合は、
「十字街」電停で乗り換えてください。

1.降車の際、運転士に行先を告げ「整理券」、「運賃または回数券」を投入し、
  『乗換券』を受取ります。

2.『乗換券』は、降車時間帯で色が変更されています(午前・13時まで「赤色」、午後「黒色」)。

3.乗換え後の電車では『乗換券』で降車します。
  (料金不足が生じた場合は、『乗換券』と不足運賃を運賃箱へ投入してください。)


■函館バスへの乗り換え

1.降車の際、運転士にバスに乗り換える旨を告げ「整理券」、「運賃または回数券」に
  さらに40円(小児や割引料金適用の方は20円)を加えて投入し、
  『乗継乗車券』を受取ります。

2.乗換え後のバスでは『乗継乗車券』で降車します。
  (料金不足が生じた場合は、『乗継乗車券』と不足運賃を運賃箱へ投入してください。)

※『乗継乗車券』がもらえるのは「函館駅前、五稜郭公園前、深堀町、湯の川」
 何れかの電停で降車し、バスへ乗り換える場合に限定されています。
 この4つの電停以外の降車では『乗継乗車券』は受け取ることはできませんのでご注意ください。

 「函館バスから電車への乗り換え」に関しては、記載を割愛させていただきました。
 詳しくは函館バス、若しくは交通局へお尋ねください。




■ 定時運行確保のため、ご協力をお願い致します ■

ご利用の際は、あらかじめ『小銭』のご用意をお願いします。
走行中の両替は危険ですので、『停車中』にお願いします。





★10月14日は「鉄道の日」★

始発から終日、200円(小児 100円)の

均一料金で運行します。ご利用ください。



(2005年9月29日掲載)

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