高知の路面電車が2009年よりICカードを導入 2008/10/24
土佐電氣鐵道(株)と高知県交通(株)は、ICカードの導入を決めました。 2009年1月25日からICカードの運用を開始する予定です。 高知市を中心とした15市町村で、路面電車やバスの乗降時にICカードが使えるようになります。 ICカードの名称は「ですか」。 電車の「で」 バスの「す」 カードの「か」 をとって命名されました。 小銭が不要になり、スムーズに乗降ができるようになります。 2013年には、電車やバスだけではなく、高知市の中心地の商店街でも利用できるように検討をしているそうです。 一般的に、ICカードは磁気カードに比べ、「変造されにくい」、「多機能・多目的な利用ができる」というメリットがあります。また、プリペイド式の磁気カードは使い捨てですが、ICカードはチャージをすることで半永久的に利用ができ、環境にも配慮しているといえます。 ICカードの相互利用関係 ・ICOCA(JR西日本)→[片方]→PASPY(広島地区各社) ・ICOCA(JR西日本)←[相互]→PiTaPa(関西地区各社) ・ICOCA(JR西日本)←[相互]→TOICA(JR東海) ・ICOCA(JR西日本)←[相互]→Suica(JR東日本 他) ・Suica(JR東日本 他)←[相互]→PASMO(関東地区各社) ・Rapica(鹿児島市交通局、南国交通、JR九州バス)←[相互]→いわさきICカード(いわさきコーポレーション) ※ICOCAはPASPYの代わりに使えます。PASPYが使える場所なら、ICOCAも使えます。 ですが、PASPYはICOCAの代わりには使えません。 ご参考 ICカードが導入されている日本の路面電車
札幌市交通局は2009年1月より「SAPICA(サピカ)」を導入しますが、当面は地下鉄だけの運用です。路面電車での利用や、「Kitaka(JR北海道)」との相互利用については、2008年10月現在、決まっていません。 |