函館市電関連のニュース・イベント情報


■トワイライト乗車券(平成22年1月3日〜3月31日)

 夕方18時以降に市電が乗り放題のお得な乗車券が登場しました。

 ・利用できる期間:平成22年1月3日〜3月31日
            (この期間内で「使用年月日」として指定した日)

 ・利用できる時間帯:18時以降

 ・購入方法:18時以降に、車内で運転士から購入

 ・金額:大人300円、小児150円

 「市電1日乗車券」と同様に、使用年月日をサインペン等で記入して使用します。


詳しくは、函館市交通局のホームページでご確認ください。


■函館市交通事業経営計画(第2次)(案)に対する意見公募

函館市交通事業経営計画(第2次)(案)について
意見の募集が開始されました。

募集期間 : 平成22年1月15日(金)〜平成22年2月15日(月)

函館市民なら、意見を提出できます。


詳しくは、函館市交通局のホームページでご確認ください。


■超低床電車9602号搬入撮影会参加者募集

超低床電車9602号の搬入の様子を撮影することができます。
撮影をするためには、事前に撮影会へ応募する必要があります。

撮影会の開催日時:平成22年3月1日(月)8:00〜13:00

開催場所:函館市交通局駒場車庫構内

参加費用:3,000円(AMUSEMENT TRAM乗車料金、弁当代金を含む。)


募集人数:30名程度(申し込み多数の場合は抽選)

募集期間 : 平成22年1月25日(月)〜平成22年2月15日(月)

「往復はがき」による応募の他、
函館市交通局のホームページからでも応募ができます。

詳しくは、函館市交通局のホームページでご確認ください。


■711号、1006号お別れイベント

1.お別れ写真展

期間:平成22年3月1日(月)〜3月31日(水) 
場所:711号、1006号の車内


2.お別れ会

日時:平成22年3月28日(日)10:00〜12:00
場所:函館市交通局駒場車庫構内


3.お別れ運転

日時:平成22年3月31日(水) 

711号
 駒場車庫前8:30 ⇒ 函館どつく前9:12
 函館どつく前9:22 ⇒ 湯の川 10:08
 湯の川10:12 ⇒ 駒場車庫前10:17

1006号
 駒場車庫前10:06 ⇒ 湯の川10:13
 湯の川10:18 ⇒ 谷地頭11:01
 谷地頭11:09 ⇒ 湯の川11:56
 湯の川12:01 ⇒ 駒場車庫前12:05

詳しくは、函館市交通局のホームページでご確認ください。


■超低床電車9602号展示披露会

日時:平成22年3月21日(日)10:00〜12:00 
場所:函館市交通局駒場車庫構内

超低床電車9602号を見学することができます。

詳しくは、函館市交通局のホームページでご確認ください。


■超低床電車9602号記念運行イベント

日時:平成22年3月22日(月・祝) 12:00〜15:30
場所:函館市交通局駒場車庫構内

超低床電車9602号車の臨時運転に乗車できます。
参加には事前に応募する必要があります。

参加費用:3,000円(乗車料金,箱館ハイカラ號弁当,記念品代として)。

記念品
・3月24日(水)運行開始第1便の運行指示票のレプリカ
・3月1日の納車風景を納めたDVD
・9602号車+鉄道むすめvol.10「松風かれん」の描かれたオリジナルキーホルダー
・鉄道むすめvol.10「松風かれん」フィギュアの優先購入券

募集人数:30名程度(先着順)

募集締切日 : 平成22年3月19日(金)

「往復はがき」による応募の他、
函館市交通局のホームページからでも応募ができます。

詳しくは、函館市交通局のホームページでご確認ください。


■9602号運行開始第1便で200名様に乗車証明書

運行日:平成22年3月24日(水)

 駒場車庫前9:00→湯の川9:06
 湯の川9:11→谷地頭9:57
 谷地頭10:08→湯の川10:55
 湯の川11:00→駒場車庫前11:04

先着200名様に
記念の「松風かれん」が描かれた乗車証明書を発行

詳しくは、函館市交通局のホームページでご確認ください。


■5月5日こどもの日は小児乗車料金無料

5月5日(祝・水)は「こどもの日」にちなみ、小児料金が無料になります。


小児料金は「小学6年生まで」のお子様が対象です。
中学1年生からは、大人料金となります。

詳しくは、函館市交通局のホームページでご確認ください。


■第4回 路面電車まつり

日時:6月5日(土)〜6月10日(木)
   10:00〜17:00

場所:函館市地域交流まちづくりセンター1階フロア
    〒040-0053 函館市末広町4番19号
    市電「十字街(明治館・赤レンガ倉庫群前)」下車

主催:チンチン電車を走らせよう会、函館市電の熟練工の技を伝える会
協力:函館の歴史風土を守る会、函館市交通局、函館市地域交流まちづくりセンター

お問い合せ:函館市地域交流まちづくりセンター 電話(0138)22-9700

詳しくは、函館市地域交流まちづくりセンターのホームページでご確認ください。


■札幌生ビール号の運行

 ・運行期間:7月16日(金)〜8月21日(土) 予約制です。
 ・主催:サッポロビール株式会社道南支社

 ・申込および問い合わせ先:函館市交通局運輸課電車担当 TEL0138-52-1273


詳しくは、函館市交通局のホームページでご確認ください。


■夏休み駒場車庫親子見学会

 ・日時:平成22年7月25日(日) 9:30〜 

 ・場所:函館市交通局 駒場車庫構内

 ・事前の申込みが必要です。申込み締切は7月9日(金)

 ・対象は、小学生と保護者

 ・申込および問い合わせ先:函館市交通局運輸課営業担当 TEL0138-32-1730


詳しくは、函館市交通局のホームページでご確認ください。


■路面電車感謝祭

 ・日時:平成22年7月25日(日) 9:30〜12:00 

 ・場所:函館市交通局 駒場車庫構内

 ・駐車場は、ありません。公共交通を利用してください。

 ・問い合わせ先:函館市交通局運輸課営業担当 TEL0138-32-1730


詳しくは、函館市交通局のホームページでご確認ください。


■2011年版「函館の路面電車カレンダー」予約受付

発売日:2010年11月1日(月)

壁掛けタイプ:1,260円(税込)、通信販売の場合は別途送料:290円

卓上タイプ:525円(税込)、通信販売の場合は別途送料:290円

予約及び販売場所
  函館市交通局駒場乗車券販売所
  営業時間 8:45〜17:30(元日は休業)
  FAX  0138-32-1735
  〒042-0935 函館市駒場町15番1号
  市電「駒場車庫前」下車


詳しくは、函館市交通局のホームページでご確認ください。


■8月18日(水)無料電車「北方領土返還号」運行

運行日:平成22年8月18日(水)

運行経路:湯の川〜谷地頭間を2往復

使用される車両:9602号(らっくる号)

運行主催
 北海道渡島支庁
 函館市
 (社)北方領土復帰期成同盟渡島地方支部
 (社)千島歯舞諸島居住者連盟函館支部


詳しくは、函館市交通局のホームページでご確認ください。


■8月21日(土)湯の川温泉いさり火まつりにおける増車運転

運行日:8月21日(土)

運行経路:湯の川〜函館駅前

20:45〜21:30の間に、湯の川発、函館駅前行の電車が、7便増車運転されます。


詳しくは、函館市交通局のホームページでご確認ください。


■9月12日(日)「バル街電車」の運行

 9月12日(日)に開催される「函館西部地区 bar-gai vol.14」にあわせて

バル街電車が運行されます。

使用車両:530号 と らっくる号

「バル街電車」で「バル街チケット」を「乗務員に提示」した場合、乗車料金は無料

「バル街電車」以外の一般の電車は、通常どおり有料

※バル街
 西部地区を、スペインの「喫茶店・立ち飲み居酒屋街」に見立てて
 飲み歩きを楽しむイベント

詳しくは、函館市交通局のホームページでご確認ください。


■鉄道の日記念 第4回 市電カラオケ大会

平成22年10月9日(土) 17:45集合  18:00出発

概ね2時間程度。参加費用は2,500円。
参加には、事前の応募が必要。
応募の締め切りは9月30日

詳しくは、函館市交通局のホームページでご確認ください。


■鉄道の日記念 運転体験会

平成22年10月17日(日) 第1部 9:00〜12:00  第2部 13:00〜16:00

参加資格は中学生以上。参加費用は3,500円。
参加には、事前の応募が必要。
応募の締め切りは9月20日

詳しくは、函館市交通局のホームページでご確認ください。


■鉄道の日記念事業

内 容 備 考
市電スタンプラリー 平成22年10月10日(日) 9:00〜16:00
利用促進PR行動 10月14日(木)  午前 10:00
「函館駅前」,「五稜郭公園前(野村證券前)」の各電停
200円均一運行 10月14日(木)
鉄道の日の日事前PR 530号と811号。10月1日より
はこだてカルチャーナイト2010
(市役所市民ホール)
平成22年10月8日(金) 17:30〜20:00
「運転シミュレータ」展示および
「発電にチャレンジ!」コーナーを開設
第4回市電カラオケ大会 平成22年10月9日(土) 17:45集合
(事前の参加申込が必要:9月30日まで)
市電運転体験会 平成22年10月17日(日)
(事前の参加申込は9月20日で締切済)
箱館ハイカラ號撮影会 日時などの詳細は函館市交通局運輸課
電話 0138-32-1730へお尋ねください


詳しくは、函館市交通局のホームページでご確認ください。


■函館の路面電車カレンダーの販売

平成22年11月2日から発売されています。
壁掛用と卓上用の2種類があります。
通信販売でも購入できます。

詳しくは、函館市交通局のホームページでご確認ください。


■ササラの試運転

ササラ電車の試運転が行われます。

日時:平成22年11月11日(木)10:30より説明 11:00出庫

説明場所:函館市交通局駒場車庫構内

試運転区間:駒場車庫前〜五稜郭公園前(野村證券前) 往復


2両のササラ電車は明治生まれの元東京市電で、大正9年に車体更新をしました。車体更新後は、「新1型ヨヘロ」というタイプの車両となり、東京で活躍していました。

昭和9年(1934)の函館大火の後、当時、函館で路面電車を運営していた帝電力は、不足している車両を補うため、5回に分けて東京市電気局より車両を調達します。この2両は5回目に購入された車両で、昭和10年(1935)6月より函館で運転を開始しました。函館では、それぞれ244号、245号車となりました。

2年後の昭和12年(1937)に客車から除雪車へ改造されました。この2両は、日本中探してもどこにも残されていない、東京にも残っていない貴重な元東京市電の車両です。「元東京都電」の車両は、長崎や豊橋などでも活躍しています。ですが、「元東京市電」の車両は函館にしかありません。ちなみに東京市が東京都に変わったのは昭和18年(1943)7月です。


かつては、6両のササラ電車が在籍していました。

車番 略 歴
雪1 元・九州水力電気(博多電気軌道)→函館水電29号→函館市電・雪1号→1997年廃車
雪2 元・成田電気軌道→函館水電39号→函館市電・雪2号→1993年復元・箱館ハイカラ號
雪3 元・東京市電520号→東京市電35号→帝電力(函館)244号→函館市電・雪3号
雪4 元・東京市電128号→東京市電11号→帝電力(函館)245号→函館市電・雪4号
雪5 元・東京市電130号→東京市電12号→帝電力(函館)242号→函館市電・雪5号→2003年廃車
雪6 元・東京市電630号→東京市電32号→帝電力(函館)243号→函館市電・雪6号→1997年廃車


ササラ電車の現存車は雪3、雪4号の2両のみです。


除雪車雪3号(排雪車排3号)2003年8月 撮影:高橋誠二様

除雪車雪3号(排雪車 排3号)の略歴
・明治36〜38(1903〜1905)年頃製作(大塚工場、或いは天野工場?)
・東京市街鉄道、東京鉄道で活躍
・明治44年(1911)8月1日東京鉄道が東京市電気局に買収され東京市電520号(ヨシ型)となる
・大正9年(1920)梅鉢鉄工所で「ヨヘロ型」へ改造
・大正14年(1925)関東大震災後の改番により、東京市電 35号となる
・昭和9年(1934)の函館大火後、函館水電(株)は東京市電気局より45両の電車を購入
・東京市電35号は函館の帝國電力(株)244号となり、昭和10年6月29日より運転を開始する
・昭和12年(1937)(4月24日届出)ササラ式(ブルーム式)除雪車に改造
・改造後雪3号(排3号)となり、函館市電になった後も活躍を続け今日に至る


除雪車雪4号(排雪車排4号)2003年8月 撮影:高橋誠二様

除雪車雪4号(排雪車 排4号)の略歴
・明治36〜37年頃製作(日本車輌、天野工場、或いは自社工場?)
・東京電車鉄道、東京鉄道で活躍
・明治44年(1911)8月1日東京鉄道が東京市電気局に買収され東京市電128号(ヨト型)となる
・大正9年(1920)市電浜松工場で「ヨヘロ型」へ改造
・大正14年(1925)関東大震災後の改番により、東京市電 11号となる
・昭和9年(1934)の函館大火後、函館水電(株)は東京市電気局より45両の電車を購入
・東京市電11号は函館の帝國電力(株)245号となり、昭和10年6月30日より運転を開始する
・昭和12年(1937)(4月24日届出)ササラ式(ブルーム式)除雪車に改造
・改造後雪4号(排4号)となり、函館市電になった後も活躍を続け今日に至る


ご参考 HP「函館の路面電車」>「資料・情報館」>「除雪車一覧



詳しくは、函館市交通局のホームページ(プレス・リリース)でご確認ください。


■ササラ電車がこの冬初出動(2010年12月25日)

2010(平成22)年12月25日は、道南地方の各地で真冬日となりました。
25日は、各地の最高気温が零度に達しませんでした。
降雪量も多く、ササラ電車がこの冬初出動しました。

函館の場合、通常の除雪作業は民間の業者に委託しています。
ササラ電車ではなく、ササラトラックが走るのが通例です。

ササラ電車が出動するのは、ササラトラックだけでは除雪が間に合わない、
いわば緊急事態の時で、地元の人でもめったに見ることはできません。

25日に実際に見ることができた人は、とてもラッキーだったといえます。

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