広島の路面電車[5]
広島電鉄 2006年6月  輸送人員と路線延長が日本一の路面電車


広島電鉄 系統図
広島電鉄 系統図 Hisagi(氷鷺)様作成 Hiroshima_Electric_Railway_map.png


1902号の車内から撮影した原爆ドーム
1945(昭和20)年8月6日午前8時15分、広島に投下された原子爆弾によって、
約14万人の民間人の方々の尊い命が犠牲になりました。心からご冥福をお祈りいたします。
























内藤様よりご提供いただいた、2007年8月撮影の写真も、併せて掲載させていただきました。





車番 製造年 製造メーカー 備 考
101号 1984年
(昭和59年)
大阪車輌工業 1925年(大正14年)4月に作られた157号を流用して作られた
復元電車です。県立交通公園に保存されていた157号の台車や
主要機器を使用して作られています。
157号を車体更新して、100形の姿に復元したともいえます。
4月から10月にかけて、土日祝日に、横川駅〜江波間で運転されています。
701号
706号
714号
1982年
(昭和57年)

1985年
(昭和60年)
アルナ工機 初代の700形は、1980年までに廃車になりました。
現在の700形は1982年(昭和57年)以降に登場した2代目になります。
701〜704号は1982年(昭和57年)、705〜707号は1983年(昭和58年)、
711〜714号は、1985年(昭和60年)に製造されました。
仕様が大きく変わった関係で、707号の次は710番台の711号になりました。
708〜710は欠番です。
803号
804号
807号
808号
809号
1983年
(昭和58年)

1997年
(平成9年)
アルナ工機 初代の800形は、1983年までに廃車になりました。
現在の800形は1983年(昭和58年)以降に登場した2代目になります。
801,802号は1983年(昭和58年)、803,804号は1987年(昭和62年)、
805〜808号は、1990年(平成2年)に製造されました。
809〜812号は、1992年(平成4年)、813,814号は、1997年(平成9年)に
製造されました。
905号
911号
1957年
(昭和32年)
大阪車輌工業 元大阪市電2601形。
大阪市電の2601形は、広電に14両譲渡され、901〜914号となりました。
2014年10月の時点で、904〜907、910〜914号の9両が残っています。
1902号 1957年
(昭和32年)
ナニワ工機
東洋工機
京都市電の廃止に伴い、京都から譲り受けた1900形です。
広島でも同じ1900形となりましたが、改番されています。
1902号は、元京都市電1917号でした。
京都から譲り受けた車両は全部で15両です。
改番後の1901〜1911号はナニワ工機、1912〜1914号は東洋工機、
1915号は日本車輌製造で作られています。
3701号
3704号
1984年
(昭和59年)

1987年
(昭和62年)
アルナ工機 3車体4台車の連接車です。
3701号は1984年(昭和59年)、3702号は1985年(昭和60年)、
3703号は1986年(昭和61年)、3704,3705号は1987年(昭和62年)に
製造されました。
3701〜3705号の5編成が製造されました。愛称は、「ぐりーんらいなー」です。
3806号 1987年
(昭和62年)

1989年
(平成元年)
アルナ工機 3車体4台車の連接車です。
3801〜3803号は1987年(昭和62年)、3804,3805号は1988年(昭和63年)、
3806〜3809号は、1989年(平成元年)に製造されました。
広電では初めてVVVFインバータ制御が採用された車両です。
3801〜3809号の9編成が製造されました。愛称は、「ぐりーんらいなー」です。
3902号 1990年
(平成2年)

1996年
(平成8年)
アルナ工機 3車体4台車の連接車です。
3901,3902号は1990年(平成2年)、3903号は1991年(平成3年)、
3904,3905号は1992年(平成4年)、3906号は1995年(平成7年)
3907,3908号は1996年(平成8年)に製造されました。
3800形に比べて、モーターの出力が増強され、
加速・減速が、さらにスムーズになりました。
3901〜3908号の8編成が製造されました。愛称は、「ぐりーんらいなー」です。
3952号
3954号
1997年
(平成9年)

1998年
(平成10年)
アルナ工機 3車体4台車の連接車両です。3951,3952号は、1997年(平成9年)、
3953〜3956号は1998年(平成10年)に製造されました。
製造当初は、宮島線内で高速運転すると、強い横揺れが生ずる問題が
生じていました。 その後、台車の改良により、問題は解消しています。
台車は、住友金属製FS87AM、連接部はFS87ATを使用しています。
愛称は、「Green Liner」(グリーンライナー)です。
5004号
5006号
1999年
(平成11年)

2002年
(平成14年)
シーメンス ドイツのシーメンス社で12編成が製造されました。
5車体3台車の連接車両です。
5001〜5004号は1999年(平成11年)、
5005〜5008号は2001年(平成13年)、
5009〜5012号は2002年(平成14年)の製造です。
愛称は、「GREEN MOVER」(グリーンムーバー)です。

車番 旧車番 広島電鉄900形の、大阪市電(大阪市交通局)時代の旧車番についてですが、
904〜910号の7両については、2つの説があるようです。
説1 説2
901 2628
902 2631
903 2633
904 2630 2634
905 2632 2626
906 2635 2627
907 2634 2629
908 2629 2630
909 2626 2632
910 2627 2635
911 2636
912 2637
913 2638
914 2639
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(2014年10月12日掲載)


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