Microsoft Excelの話題
EXCEL−セルの保護とマクロ機能
エクセルで、セル内の計算式を保護したい エクセルのシートで、セルに計算式を埋め込んでいる場合、使っている人に計算式を壊されてしまうと困ってしまうことになります。例えば、次のようなシートを見てみましょう。 単価は、A列に入力された商品名をもとにして、単価表から自動的にもってくるように、計算式を埋め込んでいます(C列)。 金額は、数量×単価で自動計算を行うように計算式が埋め込まれています(D列)。 ですので、A列やB列は自由に入力してもよいが、C列とD列は入力されては困るというケースです。 C列やD列には入力できないようにする、埋め込んだ計算式が壊されないようにするには、どうしたらいいのでしょうか? (手順1)入力を許可するところだけ、セルのロックを外しましょう
もし、「単価表」の商品名や単価の変更も許可するなら、上記と同じ要領でF3からG13セルをドラッグして、ロックを外してください。 逆に、「単価表」の商品名や単価を変更してもらっては困る場合は、ロックを外す操作は不要です。デフォルトでは、自動的に全てのセルに、「ロック(L)」のチェックが入っています。自由に入力を認めるセルだけ、ロックを外すようにします。 (手順2)シートの保護をしましょう
最初のうちは、どれとどれにチェックを入れたらよいものか迷ってしまうかもしれません。もし迷った場合は、上図のように4箇所だけチェックを入れてパスワードは空欄にしてOKをクリックしてください。 (手順3)動作確認をしましょう 商品名(A列)、数量(B列)が自由に入力できること、単価(C列)や金額(D列)は入力できずガードされていることを確認してください。単価や金額を入力しようとすると、上記のように「変更しようとしているセルまたはグラウは保護されているため、読み取り専用となっています。」というメッセージが出れば、保護機能がうまく働いています。 完成しましたね。 が、実は、問題点があるのです。保護をかけたはずの単価(C列)、金額(D列 )の計算式が壊れてしまう現象が....。 >>続きを読む (2008年4月8日) 「動け!Windows 」 コンテンツ一覧 >ソフトウエア関連> Excel−セルの保護とマクロ機能 |