■富士登山Q&A
 ●Q1.自家用車で五合目迄行く場合の交通規制
 ●Q2.登山口の駐車場について
 ●Q3.一日で富士登山は可能?
 ●Q4. 持参する水の量は?
 ●Q5.服装について
 ●Q6.どの登山口がよいのか?
 ●Q7.携帯電話は使えるのか?

 皆様からお寄せいただいたご質問のうち、答えられる範囲で記載いたしました。
 まだ少しですが、順次増やします...。
                                            掲載日:2000/06/19(Mon)

 

 ●Q1.自家用車で五合目迄行こうと思います。
      交通規制はありますか?
                        掲載日:2000/06/19(Mon)

交通規制があります。毎年日時に若干変動があるようです。

●富士山スカイラインの交通規制【富士宮口】

  富士宮市役所のホームページ「富士山インデックス」
  「富士山マイカー規制(夏季)」が掲載されています。

  静岡県のホームページ「富士登山ガイド」にも
  同様の記事「富士山スカイライン交通規制のご案内」 が掲載されています。

  問い合わせ先
  富士宮市商業観光課 TEL (0544)22-1155
  静岡県富士土木事務所 TEL(0545)65-2222


●富士スバルラインの交通規制【河口湖口】

  富士吉田市役所のホームページ「富士山がいっぱい」
  「マイカー規制」が掲載されています。
  「富士山さわやかデー」と称して規制が実施されます。

   この記事を書いている2000年(平成12年)6月19日現在、
  掲載されている記事は、昨年のマイカー規制の記事で、
  今年分は、まだ掲載されていないようです。


  問い合わせ先
  河口湖富士線有料道路管理事務所 TEL(0555)72-5244
  富士山有料道路料金徴収事務所   TEL(0555)72-0572


●ふじあざみライン【須走口】

  ここは、現在のところ、規制が実施されていない模様です。

  問い合わせ先
  小山町(おやまちょう)観光協会:TEL 0550-76-5000
  小山町役場:TEL 0550-76-1111


   
 ●Q2.駐車場に関する情報を教えて。                   掲載日:2000/06/19(Mon)

駐車場ですが、河口湖口と須走口しか行ったことが無く、
あまり詳しくはわかりません(^^;)。
Q1に記載の問い合わせ先に、ついでにお尋ねするのもいいかも。

【共通】平日はすいていますが、土日は、どこもかなり混雑しています。

●富士宮口

 五合目駐車場の収容台数は、約500台。

 弓達さんのHP「あっぱれ!富士登山」に「富士宮口の駐車場問題」で
 詳しく書かれています。


●河口湖口

 五合目駐車場の収容台数は、約400台。
 登山シーズンの土日は、車の長蛇の列で、利用が大変かも。
 

●須走口

 新五合目駐車場の収容台数は、約200台。
 置ける台数が少なめです。
 高橋さんのHP「6才の富士登山」に1999年7月31日(土)の駐車場の状況が
 記載されています。満車だったようですね(^^;)。
 土日は、やはり混雑するようです。


●御殿場口

 新五合目駐車場の収容台数は、約700台。



 ●Q3.一日で富士登山は可能ですか?                 掲載日:2000/06/21(Wed)

私は、経験ありませんが可能です。

でも、「一日登山」は、遠方からお越しの方には
あまりお勧めはできません(^^;)。
 (8/12追記)

登山ですが、

A.早朝に五合目を出発し、七合目若しくは八合目あたりで十分な休息。
  日中のうちにに山頂に到着。
  夕方には五合目に戻る。

B.お昼に五合目を出発。
  夕方に七合目若しくは八合目の山小屋で宿泊。
  深夜に山小屋を出発し、山頂近く若しくは山頂で御来光。
  日中に五合目に戻る。

C.夕方に五合目を出発。
  夜に七合目若しくは八合目の山小屋で宿泊(若しくは休憩)。
  深夜に山小屋を出発し、山頂近く若しくは山頂で御来光。
  日中に五合目に戻る。

が、おおよそのパターンです。

で、Aが一日コース、BとCが二日間コースになります。

御来光にこだわらず、日中の登山なら一日で登山できます。
ただ、一日コースは体力(持続力や短時間での回復力)が
要求されるので、お年寄りには不向きと思います。  (6/23追記)

一日コースは、地元の静岡県や山梨県の方なら、
さほど負担も無いかもしれません。
遠方からの富士登山ですと、時間に追われるような登山になり、
それだけ高山病の危険度も高まります。
富士山の地元の方とか、熟練者の方以外には、
お勧めしません。
それでも、あえて「一日コース」にチャレンジなさるのは、
もちろん自由ですが(^^;)、、、。
(8/12追記)


一日コースでも、高山病防止のために
途中で十分な休憩は必要ですね。



 ●Q4.水の量がよくわからない                       掲載日:2000/06/22(Thu)

う〜ん。私もよくわからない(^^;)ヲイヲイ、、、。
個人差があるし、天候にもよるし、日中登山か夜間登山でも
違ってきますね...。

富士登山がはじめてで、見当もつかない場合は、
次のような基準でいかがでしょうか?

A.登り用に500ml、下り用に500ml(500mlペットボトル×2本)。

B.お子様は、登り、下り両方で500ml(500mlペットボトル×1本)。

C.暑い日の日中に登山の場合は、さらに500ml加算。
  ⇒500mlペットボトル×3本(お子様なら2本)

Cの場合は、これでも足りないかもしれませんね。
でも水を持ちすぎると、体力を消耗して、頂上までたどりつけないかも
しれないし...。もちろん体力に自信のある方なら、たくさん運ぶことは
可能だと思います。



私の場合ですが、登山をしない普段の生活でも、水をたくさん飲むほう
ですので、暑い日中の登山は避けて登るようにします。
比較的涼しい場合の日中か、若しくは夕方〜夜間の登山にします。

それから、「ゼリー飲料」を1個持っていきます。
これを少しずつ飲んで、水を節約します。
それから、「梅干キャンディ」のような、すっぱいキャンディ。
口の中に唾液がたくさん出て、のどの渇きを薄めることができるので。
                                     (6/23追記)


 ●Q5.どんな服装がいいのでしょうか?                  掲載日:2000/06/24(Sat)

あまり公開したくなかったのですが、私の一例を。
何故かっていいますと、太っているから(^^;)。
「服装について」のページを作成したのでご覧下さい。


 ●Q6.どの登山口がいのか選択で迷っています。          掲載日:2000/07/11(Tue)

そうですねえ。富士登山のベテランの方から、
アドバイスをいただけるといいのですが。
私なりに、いろいろな情報を集めて、比較してみました。

・山小屋の多さ、休息や宿泊のしやすさ重視なら「河口湖口」
・下山時の砂走りを体験したいなら「須走口」
・関西、西日本方面の方、あるいは最短ルートをご希望なら「富士宮口」
・時間的に余裕があって、上級者なら「御殿場口」
・時間的に余裕があって、一合目から登りたいなら「吉田口」

でしょうか。

富士登山がはじめてなら、「河口湖口」、「須走口」、「富士宮口」の
3択になると思います。
山小屋の多さ、休息のしやすさ、下山時の砂走り、最短ルート等
どこに重点を置くかによって、決まるのだと思います。
以下をご参考にしてください。

さらに3択でも決めかねる場合は、個人的に「河口湖口」を
お勧めいたします。

・山頂より下の標高でも「ご来光」が見える。
・「山小屋の数」が多く、「トイレ」、「休息」、「万が一の水の補給」に便利。

という観点からです。(2000.7.26追記)



●河口湖口
 【よい点】
  ・東京方面から近い人気ルート
  ・他のルートに比べて、登山道は山小屋が一番多い。
  ・頂上に達しなくても、例えば八合目でもご来光が見えます。
  ・山小屋がいちばん多い。休息や宿泊に便利。
  ・七合目までは傾斜が緩やかで比較的楽です。
   ただし傾斜が緩やかなだけ、距離は長めです(2000.7.26追記)。
 
 【よくない点】
  ・人気があるだけに、土日はとても混雑
  ・人が混雑なので駐車場も混みます。
  ・マイカー規制の期間があります。
   登山口のかなり手前に停めることになる場合もあります。
  ・富士宮ルートに比べると岩が多く、足場はあまりよくない。
  ・下山道がジグザグで、砂走りできませんので、けっこうきついです。
   石も多く、下山道の足元はあまりよい状態ではありません。
 

●吉田口
 【よい点】
  ・一合目から徒歩で登る唯一の総徒歩ルート。
   自然を満喫できます。
  ・土日でもすいています(ただし六合目迄ですけど)。

 【よくない点】
  ・六合目から上は河口湖ルートと同じですので
   土日は混雑します。
  ・ゼロ合目から徒歩で登るので、
   時間に余裕がない場合はお勧めできない。


●須走口
 【よい点】
  ・土日でも比較的すいています(八合目迄ですけど)。
  ・五合目〜六合目あたりは樹林も多く、自然を満喫できます。
  ・下山時に砂走りができます。
  ・マイカー規制がありません。(平成19年よりマイカー規制を実施)

 【よくない点】
  ・八合目から河口湖口・吉田口と共通の登山道です。
   八合目から登りは、土日の場合は混雑します。
  ・駐車できる台数が少なめです(約200台)。
  ・山小屋が少ないです(2000.7.26追記)。
  ・河口湖ルートに比べて、スタートからけっこう傾斜がきつい。
   (2000.7.26追記)



●富士宮口
 【よい点】
  ・関西、西日本方面からは新幹線と直結していて便利なルート
  ・他のルートと比べると山頂までは最短コース
  ・日の出と日没時には富士山の影がクッキリ映る幻想的な
  「影富士」を見ることができる。
  ・他のルートに比べて五合目の標高が最も高い。
  ・足場がしっかりしていて、傾斜も緩やかで最も登りやすい。

 【よくない点】
  ・御来光は頂上以外からは難しいので注意が必要。
  ・下山道が登山道と同じ。混みあいます。
   また、登山道と同じですと、好みの問題ですけど楽しくないかも。

   2000年に登山をされた純さんの情報によれば、
   下山は、けっこう辛いそうです(^^;)。
   登りには適していても、下りには、あまり適していない道なのかも
   しれません。
(8/12追記)

  ・駐車場は500台収容できますが、土日はとんでもない混雑ぶりらしいです。
   車を停める場所がみつからず、登山口まで5kmも歩いたりしたのでは、
   登山の前に疲れてしまいますね(^^;)。
   マイカーは、あまりお勧めできません。


●御殿場口
 【よい点】
  ・宝永火山を眺めながら登山ができる。
  ・下山は砂走りで楽。
  ・土日でも混雑せず、比較的すいています。
 
 【よくない点】
  ・五合目から樹林が少なく砂地。
   日中お天気のよい日は、日照りの関係でかなり登りがきつい。
   途中の山小屋も少ない。
   ですので上級者向き。
  ・登山時の所要時間が長い。
   時間に余裕がない場合はお勧めできない。



 ●Q7.携帯電話は使えるのか?                  掲載日:2000/07/29(Sat)

マームン君のホームページの情報によれば、
五合目と頂上は、どのメーカーでも大丈夫のようですね。
ただし、中腹は「J-PHONE」だけ使用可ということのようですね。

須走口からの登山でご一緒した吉田さんが、「J-PHONE」の携帯を
お持ちになりましたが、須走口七合目の「太陽館」では
使用できませんでした。

下山途中、六合目付近で呼び出し音が鳴ったので、
六合目では使えたのかもしれません。
「J-PHONE」といえど、必ず繋がる、繋がるのを保証するのではなく、
「繋がる可能性が高い」というレベルのようです。

また、須走口六合目の「瀬戸館」で、携帯電話を使っている方を
みかけましたが、「J-PHONE」であったかどうかは未確認です。




『バイオトイレ設置ボランティア登山』の登山記録
のところでも気が付いた点だけですが、書かせていただきました。

「ドコモ」、「AU」、「J-PHONE」は山頂で使用できました。
登山記録も併せてご覧ください。(2001.7.17追記)

 

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