DVDスリムドライブの話題
ノートパソコンのDVDスリムドライブを交換
1.FMV-820NAのDVDスリムドライブ「UJDA750」 富士通のノートパソコン「FMV-820NA」には、松下製の「UJDA750」という型番のDVDスリムドライブがついていました。確認したところ2004年8月製でした。DVD-ROMの再生はできるのですが、DVD-Rなどの書き込みはできません。そこで、グレードアップを図るべく、ドライブを交換することにいたしました。 2.同じ松下製の「UJ-870」へ交換 交換する際に、注意するのはやはり「互換性」ですね。互換性を考えて、同じ松下製のドライブにしました。同じメーカーなら、必ず互換性があるという意味ではありません。互換性のある確率が高まるという意味です。スリムドライブには、厚みの違いによって「12.5mm」、「9.5mm」、「7.0mm」など、いくつかバリエーションがあります。また、パソコン本体との接続インターフェース(コネクタの仕様・形状)も、「P-ATA(パラレルATA)」と「S-ATA(シリアルATA)」では、形状が異なります。「UJDA750」は、厚みが「12.5mm」で接続コネクタは「P-ATA」仕様です。この2つの条件は外せません。この条件でいろいろ検討した結果、同じ松下製の「UJ-870」へ交換することにしました。 3.ドライブ性能(対応メディア)の比較 表の中の数字は読み書きの倍速度です。 例えば、等倍速(1倍速)の性能なら70分かかるところ、10倍速の性能なら7分で読み書きができるという意味になります。 「UJ-870」は、デバイスマネージャ上では「UJ870QJ」という名称で認識されます。
4.ドライブ交換の手順 写真をクリックすると拡大表示します。 5.互換性に注意 互換性のあるドライブを選ぶ際のチェック項目は、上記では簡単に書いてしまいましたが、実はけっこうあります。 (1)ドライブの厚み (2)インターフェース(P-ATA、S-ATAの違いに注意) (3)フロントベゼルの色や形状 (ネジ止め式ベゼル、GBASベゼル、さらには切り欠きの有無やEJECTボタンの位置など) (4)マスター設定、スレーブ設定の違い 今回は、(1)、(2)、(4)は互換性がありました。ですが、(3)は互換性がありませんでした。
※富士通向けのため、切り欠きがついていたようです。同じUJDA750でも、切り欠きの無いタイプもあります。 6.参考にしたサイト 「スリムドライブのまとめ」 http://freett.com/slimdrive/ 「ノート光学ドライブ換装について」 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2682891.html 「Master/Slave/CSELとか」 http://www5b.biglobe.ne.jp/~oh_lavie/cdrom/cdrom_1.htm 「DVD-RAMドライバがないとDVDマルチドライブが使えないんですか?」 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1412747.html 「DVD-RAMドライバ」 http://melog.info/archives/2006/01/06041313.html DVD-RAM ドライバー for Windows XP (FJT0014) http://www.fmworld.net/cgi-bin/driversearch/drvdownload.cgi?DRIVER_NUM=E1009249 「フロントベゼルの交換」(GBASベゼル UJ-850UEJ1 /UJDA770ET1) http://www.owltech.co.jp/support/drive/panel_change.pdf (2009年4月7日) スリムドライブのまとめ http://slimdrive.web.fc2.com/ 「動け!Windows 」 コンテンツ一覧 >ハードエウア関連>ノートパソコンのDVDスリムドライブを交換 |