オフィス街(青)

Windows Xpの話題

Windows XP 販売期日とサポート期日


1.販売期日

  (1)正規版(リテール版)...2008年6月30日迄

    「製品版」、「パッケージ版」、「製品パッケージ版」と呼ばれることもあります。

    ラインセンスは「特定のパソコン 1 台」に付与されます。

    1台の「パソコンA」に、正規版がインストールされて使われていた場合

    新たに「パソコンB」をWindows無しでハードウエアだけ購入したとします。
    「パソコンA」を廃棄する、或いは「パソコンA」にLinuxなどの違うOSを入れて、
    「パソコンA」で正規版が使用できない状態にするなら、「パソコンA」に付与
    されていたライセンスを「パソコンB」へ移行することは可能です。

    同時に複数のパソコンにインストールされていない状態、1台だけにインストール
    されている状態...これが「特定のパソコン 1 台」の意味です。

    ライセンスを他のパソコンに移行可能な事が正規版の特徴です。


  (2)メーカー製パソコンでXPモデルの販売(OPK版、SLP版)...2008年6月30日迄

    OPK版...OEM Preinstallation Kit

    SLP版...System Locked Preinstall

    メーカーによっては、DELL(6月2日で販売終了)のように、6月30日よりも前に終了している場合もあります。

    XPがプレインストールされたパソコンがライセンスの対象となります。

    1台の「XPがプレインストールされたパソコンA」に、OPK版、若しくはSLP版が
    インストールされて使われていた場合

    新たに「パソコンB」をWindows無しでハードウエアだけ購入したとします。
    「パソコンA」を廃棄する場合でも、ライセンスを「パソコンB」へ移行することは
    できません。


  (3)自作ユーザー向け又はショップブランドモデルの販売(DSP版)...2009年1月31日迄

    DSP版...Delivery Service Partner

    正確には、「OEM 製品販売代理店」で販売されているパソコン用のXPです。
    パソコンショップが独自ブランドで、XPをプレインストールして販売するときは、
    DSP版になります。

    DSP版は、FDD、HDD、メモリなどを単品で購入するときに「ハードウエアの添付品」ということで
    併せて買うことができるXPでもあります。次のような注意点があります。

    DSP版の場合、ライセンスは購入した人に対してではなく、購入したハードウエアに付与されます。
    DSP版の場合、ライセンスは一緒に購入したハードウエア機器に付与されます。
    HDD(ハードディスクドライブ)と一緒に購入した場合は、そのHDDにライセンスが付与されますので、
    そのHDDが壊れて別のHDDに交換した場合は、ライセンスは失効します(XPは使えなくなります)。
    メモリと一緒に購入した場合で、メモリをより高性能のものに買い替えしたときは、同様に使えなくなります。
    技術的には使えてしまう場合でも、ライセンス的には失効しているので使ってはいけないということです。


    1台の「DSP版のXPがプレインストールされたショップブランドパソコンA」を使っている場合、

    新たに「パソコンB」をWindows無しでハードウエアだけ購入したとします。
    「パソコンA」を廃棄する場合でも、ライセンスを「パソコンB」へ移行することは
    できません。


  (4)ULCPCに対するXP HOMEの供給
     ...2010年6月30日又は「Windows7リリース日の1年後」のどちらか遅い日迄

    Vistaの次のWindowsは、現時点では「Windows7」という名前ですが、発売するときは別な名前に
    変わるかもしれません。

    ULCPC...Ultra-Low-Cost PC(超低価格パソコン)

    XP HOME限定であり、XP Professionalの供給はありませんので注意が必要です。



2.サポート期日(SP3)

  (1)メインストリーム サポート期日...2009年4月14日迄

    Windows Media PlayerやInternetExplorerなどのバージョンアップは、このメインストリーム
    サポートの期間の中で行われます。ただし、脆弱性の問題を解決するための修正プログラムは
    メインストリームサポート期日後でも提供されます。

  (2)延長サポート期間...2009年4月15日〜2014年4月8日迄

    無償のサポートは、メインストリームサポートの期間迄ですが、延長サポートでも有償による
    問い合わせは可能です。
    延長サポート期間においても、脆弱性の問題を解決するセキュリティ更新プログラムの無償提供は
    継続されます。

    セキュリティ更新プログラムですが、延長サポート期間のはじめの2年間はWindowsUpdateや
    MicrosoftUpdateから従来通り入手できます。
    ただし3年目からは、ダウンロード センターのHP等から手動で入手する必要があります。
    自動では入手できなくなるので注意が必要です。

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    (2008.6.22追記)
    Vistaの場合、メインストリーム サポート期日...2012年4月10日まで
    延長サポート期日は、2017年4月11日ですが、適用はビジネスユースのVista BusinessとVista Enterpriseのみです。

    ホームユースのVista Home Basic、Vista Home Premium、Vista Ultimateには
    延長サポート期間は無く、2012年4月10日までとなります。つまりXPよりもサポート期日は手前なのです。

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3.2014年4月迄サポートされるのはSP3

  SP1は、2006年10月10日にサポートが終了しています。
  SP2は、SP3がリリースされましたので、マイクロソフトよりサポート終了のアナウンスが何れあるものと
  思います。通常では、新しいサービスパックがリリースされてから1年後のようです。ですので早ければ
  2009年5月頃になると思います。
  ただ、「SP2の2004年9月1日リリース」、「SP1の2006年10月10日サポート終了」のように必ずしも
  1年後とは限らないようです。



4.DSP版のサポート窓口は、購入したお店

  DSP版の場合、サポート窓口はマイクロソフトではなく、購入したお店になります。
 (同様に、OPK版・SLP版の場合、サポート窓口はマイクロソフトではなく、メーカーになります。)
  マイクロソフトによる無償のサポートは無いということになります。

  ですが、InternetExplorerのバージョンアップ等も提供されますし、セキュリティ更新プログラムも
  無償で提供されます。ライセンス認証を電話で行う場合も、マイクロソフトが窓口になります。
  なので、実際のところさほど差異は無いのです。
  DSP版でも、2014年4月8日迄セキュリティ更新プログラムの提供を受けることができるわけです。

  一番の差異は、1の(3)で書いたとおり、CD-ROM等のメディアは購入した人に所有権があるわけ
  ですが、ライセンスは購入者にあるのではなくて、一緒に購入したHDDやメモリ等に付与されている
  という点です。
  一番の違いは、1の(3)で書いたとおり、ライセンスは一緒に購入したHDDやメモリ等に付与されて
  いるという点です。


5.Vistaのダウングレード権と使用メディア

 (1)ダウングレード権

 XPにダウングレードする場合、いくつか条件があります。

 ・「Business」又は「Ultimate」であること
 ・プレインストールされたモデル(OPK版、SLP版)又はDSP版であること

 「Home Premium」や「Home Basic」にはダウングレード権はありません。


 「XP Professional」にはダウングレードできます。
 「XP HOME」にはダウングレードできません。


(2)使用するメディア

 「XP Professional」へダウングレードする場合、メディア(CD-ROM等)が必要となりますが、
 メディアの入手方法については注意が必要です。

 ・メーカーが無償で提供する場合
 ・メーカーが有償で提供する場合

 ・購入したとき「XP Professional」のメディアも一緒に同胞
 ・別途メーカーに請求しないと入手できない
 ・別途自分で用意しなければならない

 など、さまざまです。メーカーが提供する場合でも、提供する期日がいつまでなのか
 注意をする必要があります。


 「XP Professional」へダウングレードしようと思ったら

  ・メディアの無償提供サービスが既に終了していた
  ・メディアの販売期日が過ぎていて、どこにも売っていない

 といったことが無いように、注意してください。


6.SLP版とOPK版に関する補足

SLP版...System Locked Preinstall

Windowsを起動するときに、パソコンのマザーボード上のBIOS ROM(Read Only Memory)に格納されたBIOS情報がチェックされます。XPが他のパソコンに移行されたりしていないか、本来のハードウエアにインストールされた状態で使用されているかがチェックされるのです。

チェック項目はBIOS情報になりますので、HDD(ハードディスクドライブ)やメモリーなどの部品が交換された場合でも、問題なくXPを使用することができます。チェックの結果、本来のBIOS情報とは異なっていた場合 、XPが本来のハードウエアで利用されていないものと判定され、アクチベーションが再度必要となります。

BIOS(バイオス)
Basic Input Output Systemの略
HDD、キーボード、ビデオカードなどの周辺機器を制御するプログラム群のこと。
パソコンの電源を投入したときは、先ず最初にBIOSが起動し、周辺機器が認識され、次にBIOSから起動ディスクの先頭部分に書かれた「ブート・ローダー」と呼ばれるプログラムが呼び込まれ、その働きでXPが起動します。


OPK版...OEM Preinstallation Kit

Windowsを起動するときに、BIOS情報ではなくて、下記の情報がチェックされます。
1.ディスプレイアダプタ / 2.SCSIアダプタ / 3.IDEアダプタ
4.ネットワークアダプタ(LANカード)のMACアドレス / 5.RAMの容量
6.チップの種類 / 7.チップのシリアル番号 / 8.ハードディスク
9.HDDのシリアル番号 / 10.CD-ROM,CD-RW,DVD-ROM

上記10項目の中で、いくつかの項目が変更されていると、XPが本来のハードウエアで利用されていないものと判定され、アクチベーションが再度必要となります。

つまり、SLP版もOPK版も、XPが本来のハードウエアにインストールされたものであるか、同一性のチェックをしていることに変わりは無いのですが、その方式が異なるというものです。


参考
 「Windows Vista のダウングレード権 (旧バージョンソフトウェアの使用) について」
 http://www.microsoft.com/japan/windows/products/windowsvista/buyorupgrade/downgrade/default.mspx
 
 「マイクロソフト DSP 版ライセンス早わかりガイド」
 http://www.microsoft.com/oem/jpn/dsp/license_guide.mspx

 「Windows XPのアクティベーションに作用する10項目をチェック「XPInfo」が公開」
 http://www.forest.impress.co.jp/article/2001/11/12/xpinfo.html

 『鈴木直美の「PC Watch先週のキーワード」第183回:9月17日〜9月21日』
 http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20010927/key183.htm#ACTIVATION

 (2008年6月9日/6月20日追記・修正)
 


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