オフィス街(青)

WindowsXpの話題

Windows Xp SP3 いくつかの不具合

 



1.gdi32.dll の不整合による場合(無限ループ)

  こちらを参照してください⇒「gdi32.dll の不整合による場合



2.intelppm.sysドライバがAMDプロセッサマシンにインストールされている場合(無限ループ)

  こちらを参照してください⇒「intelppm.sysドライバがAMDプロセッサマシンにインストールされている場合



3.IE7 (Internet Explorer 7) がアンインストールできない

 SP3適用前にIE7にする⇒SP3を適用...この場合は、IE7のアンインストールはできません。

 SP3適用前はIE6の状態⇒SP3を適用⇒IE7を適用...この場合は、IE7のアンインストールが可能です。

 IE7をアンインストールしIE6に戻す可能性があるなら、IE7の適用はSP3適用後にすべきです。



4.Windows Home Serverに接続できない

 一般の家庭環境では使用しないと思いますが、SP2では問題無かったのに、SP3を適用するとそのパソコンからWindows Home Serverに接続できなくなる、接続が制限されるという不具合です。

 Computerworld.jp  「Windows XP SP3の不具合、今度はリモート・アクセス機能で発覚」
 http://www.computerworld.jp/topics/ms/108369.html

 解決策
  「リモート・デスクトップ接続クライアント(RDC)」サービスのActiveXを有効にする。

 Windows Home Server Forums  「XP Service Pack 3 - Remote Access Via RDP BROKEN
 IE7の場合のレジストリ修正による解決方法(英文)
 http://forums.microsoft.com/WindowsHomeServer/ShowPost.aspx?PostID=3347591&SiteID=50

 http://social.microsoft.com/forums/en-US/whssoftware/thread/395935f8-ecd4-47fc-9856-aed1626d21b6/


5.ネットワーク アダプタの「接続」、「切断または有効」、「無効」を切り替えた後でクライアントがDNS を解決できなくなる

 解決策
  マイクロソフトが提供する修正プログラムを適用します(KB951830)。

 http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=3262d5be-eb48-4fb1-ab4a-af9f22f40166&DisplayLang=ja#QuickInfoContainer



6.レジストリが壊れる fixccs.exe と シマンテック社のSymProtect機能

 Computerworld.jp  「シマンテック、Windows XP SP3導入時トラブルの回避策を説明」
 http://www.computerworld.jp/topics/os/109889.html

 これは、「SP3のfixccs.exeが大量にレジストリキーを追加・削除 」
 ⇒「Symantec社のSymProtect機能が、レジストリの破壊と誤判定し、追加・削除の動作をガード」
 ⇒レジストリが破壊される  という事象です。

 解決策
  Symantec社のSymProtect機能を使用しないようにします。

(2008.6.10追記)
SymProtect機能によって、レジストリに不正なエントリが大量に追加されてしまった場合は
レジストリ・クリーンアップ・ツール SymRegFixを使って修復してください。

SymRegFixのダウンロードサイト(英語)
 FAQ: Upgrading to Windows XP Service Pack 3 or Windows Vista Service Pack 1 with your Norton 2008 product installed

参考 Computerworld.jp 「Windows XP SP3のレジストリ破損問題、シマンテックが対応ソフトをリリース」
    http://www.computerworld.jp/topics/vs/110989.html

(2008.6.24追記)
Symantec社では、同社のLiveUpdateを通じて、レジストリ破損の発生を防ぐ修正パッチの配布も開始しています。ただし、これはSP3のインストールを始める前に適用しておく必要があります。

(1)Symantec社のLiveUpdateで、Symprotect機能の修正パッチを実施する
(2)SP3のインストールを開始する

という順番です。

若しくは、
(1)Symprotect機能を停止させる
(2)SP3のインストール開始
(3)SP3適用完了後にSymprotect機能を再開させる

という手順をふめば、レジストリの破壊を避けることができます。



7.corega(コレガ)の無線LANが使えなくなった Wlanapi.dll

 パソコンを起動するときに、次のようなメッセージが表示されます。

 プロシージャ エントリ ポイント apsSearchInterface がダイナミック リンク ライブラリ wlanapi.dll から見つかりませんでした。

 プロシージャ エントリ ポイント apsInitialize がダイナミック リンク ライブラリ wlanapi.dll から見つかりませんでした。

 SP3を導入すると、Windows\system32 フォルダ下にWlanapi.dllというファイルが新たに導入されます。 しかし、coregaでは、全く同じ名前のファイルWlanapi.dllをSP3よりも前に使っていました。つまり、coregaの無線LANを使っていた場合は既にWlanapi.dllというファイルがが存在するのですが、これがSP3のWlanapi.dllによって上書きされて生じる不具合です。

 解決策
  corega社のサイトから最新のドライバソフトをダウンロードして適用します。
  http://corega.jp/product/os/winxp3.htm

 参考
  マイクロソフトのサイト
  「Windows XP Service Pack 3 のインストール後、再起動するたびにエラー メッセージ "プロシージャ エントリ ポイント apsSearchInterface がダイナミック リンク ライブラリ wlanapi.dll から見つかりませんでした" が表示される 」
  http://support.microsoft.com/kb/950720/ja



8.Windows Update、Microsoft Update、または自動更新で更新プログラムが正常にインストールされない

 SP3にしたところ、更新プログラムの適用に失敗する、何度繰り返しても失敗するという事象が起きる場合があります。
 マイクロソフト社のサイトには「SP3」ということは一切書かれていないのですが、下記のマイクロソフトのサイトに記載された方法で対応できます。

 解決策
  マイクロソフトのサイト
  「Windows XP インストールを修復した後、Windows Update、Microsoft Update、または自動更新で更新プログラムが正常にインストールされない」
  http://support.microsoft.com/kb/943144/ja


2008.6.11追記
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 同様の内容ですが、「SP3」と明記した解決策が公開されていました。

 「Windows XP SP3 をインストールした後、Windows Update、Microsoft Update、または自動更新で更新プログラムが正常にインストールされない」
  http://support.microsoft.com/kb/953541/ja

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(関連記事)
 
Windows XP Service Pack 3 のインストール前に実行する手順について
 サービスパック3を適用する前に、事前に確認すべきこと、事前に必要な作業などが書かれています。
 http://support.microsoft.com/kb/950717/


 (2008年6月6日)
 



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