オフィス街(青)

Windows95/98/Me/NT/2000/XP共通の話題

(続)コンピュータウイルス対策


添付ファイルを開けないのが一番


 相変わらず、毎日のようにウイルスメールが届きます。1年前と何も変わっていない...。
Windows Updateを怠ると、メールを使わなくても、ホームページを見ていなくても、
ただインターネットに接続しただけでウイルス感染するご時世...。
そんなご時世ですが、相変わらずメールによる感染が多いようですね。

メールで感染しない一番の方法は、添付ファイルを開けないことです。
メールの本文を見ただけでは、感染しません。
OUTLOOKのプレビュー機能をオンにしていた為、メール本文がHTML形式で記述されていて
ウイルスに感染してしまう事例はあるようですが、多くは添付ファイルを開けてしまうことで感染します。
だから、受け取る覚えの無いメールが届いたら、添付ファイルを開けないことです。


ウイルス対策メーカーの対応には、タイムラグがある

「ウイルス対策ソフトを使っているから平気だよ」、「ウイルス定義ファイルも最新にしているよ!」、
「WindowsUpdateもやっていてセキュリティホール対策は万全だよ!」...。
もちろん、それらのことはとても重要です。
でも、それだけでは万全ではないのです。

何故なら、ウイルス対策ソフトメーカーの対応は、リアルタイムではないからです。

ウイルス対策ソフトメーカーが、ウイルス定義ファイルを提供してくれるのは、
ウイルスを分析し、ウイルスの検知や駆除のテストをして、それから後の事です。

新種のウイルスが流行しはじめの段階では、ウイルス対策ソフトメーカーが、
テスト中で、対応する定義ファイルを提供していないことがありえます。
その段階では、ウイルス対策ソフトといえど、ウイルスを検知できず見逃します。
ということは、メールに添付されたウイルスは、検知されず、駆除されず着信することになります。

「ウイルス対策ソフトが検知しないから、ウイルスではないんだ。開けても大丈夫だろ。」などと
誤った判断をすると、感染してしまうわけです。


差出人情報を過信せず、おかしなメールは添付ファイルを開かずに削除

・本文に、まともな文書が書かれていない意味不明なメール
・本文が無く、添付ファイルだけのメール

差出人のメールアドレスは詐称されている可能性がありますから、
知っている人からのメールであっても、それだけで無条件に添付ファイルを開けるのは禁物です。

覚えのある差出人であっても、内容に不審な点があるなら、添付ファイルを開ける前に、
差出人に確認しましょう。

メールが届いたら、条件反射的に添付ファイルを開けるような危険な習慣は、
すぐに止めましょう...(汗。


 (2004年9月2日)



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