《その3》認識されないハードディスク
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SCSIの外付けハードディスクが認識されなくなってしまった。 =================================================================== 《対処》 これは、症状1よりも前から発生していたそうです。 Dドライブとして2GB、Eドライブとして1GBが割り当てられていた ようですが、ある日突然認識しなくなったようです。 確かに、外付けハードディスクの電源は入っているのですが、Windows95 で認識されているのは、A(フロッピー)、C(内蔵IDE)、 Q(CD−ROM)の3ドライブだけです。 a.コントロールパネルのシステムアイコンで、デバイスマネージャの タグを選択。ディスクドライブのところには、「QUANTUM FIREBALL TM3200S」と表示されている。ハードディスクは認識されているよう です。では、何故DとEドライブが消えてしまったのか...。 b.「QUANTUM FIREBALL TM3200S 」のプロパティを見る。設定のタグを 選択すると、「切断」、「同期データ転送」「Int13ユニット」 にチェックが入っている。でも「現在のドライブの割り当て」以下は 空欄であり、何も入力することさえできない状態。 c.アダプテックAHA-2910B用SCSI BIOS ユーティリティのフロッピーで起動 して、ハードディスクのベリファイを実施しようとする。 SCSI 0のところで、固まってしまう。やっぱりハードディスクが おかしいのだろうか...。 よく見たら、FMVのふたを明けてSCSIカードを外したとき、 SCSIケーブルを外したままの状態だった(^^;)。 d.SCSIケーブルを正しくつないで、再びベリファイを実施すると エラーは無く、正常に終わる。ベリファイの間、ハードディスクの アクセスランプは点燈していた。 でも、これがWindows95の世界では、全然点燈しない、、、。 e.98のフロッピーで起動して、「FDISK /STATUS」コマンドを実施。 内蔵のIDE540MBしか認識していない。 つまり、Windows95の設定の問題ではない。、MS-DOSの世界でも 外付けSCSIハードディスクは認識されていない...。 MS-DOSでもWindows95でも使用できない状態。 だけど、Windows95のコントロールパネルではQUANTUMの表示があるし でもドライブの割り当ては無し状態だし...。 もう、頭がパニック状態です(^^;)。 f.友人「2GBと1GBで3GBだけど、たいしたデータは入っていな いから、フォーマットしてもいいよ。」 その一言で、フォーマットの道を進むことにするのでした(^^;)。 g.再びSCSI BIOS ユーティリティのフロッピーで起動。2940だとフロッピー 無し「CTRL+A」で起動できますが、2910Bは、専用フロッピーが必要なん ですね。 ここで、ハードウエア的にフォーマットを実施。 h.次に、98のフロッピーで再び起動して、「FDISK /STATUS」コマンドを 再度実施...。あれれ、やっぱり内蔵のIDE540MBしか認識 していない(T_T)。 ガーン!ここで認識してくれないと、DやEドライブとしての領域も 割り当てできないし、MS-DOSのソフト的なフォーマットもできない。 途方にくれてしまう...。 i.何気なく、SCSIハードディスクの後ろ側のコネクタに目をやる。 無駄だと思いつつ、ターミネーターとパソコン本体からのSCSIケーブル のコネクタの差さっている場所を交換してみる。右を左に、左を右に。 j. 疲れていたのか、98のフロッピーを抜いてしまっていた。Windows95が 起動してしまう。 Windows95の中からMS-DOSプロンプトの黒いボックスを 出して、そこで、「FDISK /STATUS」コマンドを実施した。 おおお!SCSIハードディスクを認識している \(^o^)/。 k.さっそくDOSプロンプトから、FDISKでDドライブに2GB、 Eドライブに1GBを割り当てる。 続けて、FORMATコマンドでDとEをそれぞれ、MS-DOSフォーマット。 マイコンピュータの中には、DとEドライブの絵が出ていました。 最大領域、空き領域、きちんと表示されています。 (T_T)ウレシナキ。本当に泣いたわけではないですが(^^;)。 そのくらい嬉しかったです。 友人は、Cドライブだけでも正常に戻り、それで充分だったようで、 外付けは半ばあきらめていたようですが、喜んでもらえました。 外付けSCSI機器が複数存在する場合は、接続する順番やSCSI IDを 変えてみると、改善されることがありますが、今回はハードディスク 1台だけだったので、ターミネータを反対側にするという発想は、 なかなか浮かびませんでした、、、。 フォーマットせずとも、ターミネータの位置変更で、改善したのでは ないかと思うと、ちょっと残念ですが(^^;)。 ================================================================= 外付けSCSI機器が認識できない場合は、 タミネータの取り付け位置を変更すると改善される場合がある。 ================================================================= |