はじめての一人富士登山

富士宮口+御殿場口

2000年8月19日(土)〜20日(日)


「頂上での御来光」、「御鉢回り」、「剣ヶ峰に到達(3776m地点)」、
「影富士」など、すばらしい体験をしました。

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■最高峰の剣ヶ峰(3776m地点)+お鉢巡り
6:28 最高峰の剣ヶ峰に立つ

 6:17 手前で剣ヶ峰のほうを写す。


        剣ヶ峰方面は雲ひとつない青空です。美しい!

 6:19 剣ヶ峰ですが、手前の登りがかなりきついです(^^;)。
 かつ、すべりやすいので注意が必要です。

 6:28 剣ヶ峰に到着\(^_^)/。
 3776mですが、私の時計は....3685mの表示.....。
 91m低い表示(^^;)、、、、。



 記念写真を撮影するのも、
 この時間から既に順番待ちの行列状態。
 でも、まださほど混んでいなかったので、
 すぐ私の順番がきました。


 6:30 近くの方にお願いして
 撮影していただいた記念写真。
 写してくださった方に感謝。
 私の宝物です(^_^)。
 










 剣ヶ峰からは、富士山の山頂全体を一望できます。
 すばらしい眺めです。逆光の為、撮影できなかったのがちょっと残念です。

 持参のウーロン茶ですが、寒い中を登ってきたため、
 けっこう冷えていました(^^;)。自然の冷蔵庫でしょうか。
 冷たくておいしい。





 6:41 観測所の見晴台に
 登ってみました。
 何と!「影富士」です\(^_^)/。
 昨日の赤岩八合館では、
 夕日に現れた影富士でしたが、
 今回は、朝日に現れた影富士です。
 また影富士を見ることができるなんて、
 超ラッキー!







 剣ヶ峰の付近の探索をすることにしました。

 6:52 石碑が並んでいました。

 ・富士山七合目救護所山中寮を愛した宮澤陽一
  1997年3月8日没 28才 医師 鎮魂の碑

 ・太平洋戦争でなくなった陸軍飛行兵の人たちの鎮魂の碑

 御参りをしてご冥福をお祈りいたしました。


 6:56 鳥を発見。すずめでしょうか?


7:00 お鉢巡りに出発

 風も無く、お天気もいいので、お鉢巡りをすることにしました。
 剣ヶ峰のそばで、時計の高度を3775mに補正(^^;)。
 5m単位なので、3776mには補正できないのです。
 1m位下に立って合わせればちょうどよいかなと....。

 剣ヶ峰を下りて、時計回りに進むことにしました。

 7:08 環境庁の管理小屋に到着。

 7:16 3745m付近。
 いいお天気なので、着替えをする。
 レインスーツを脱いで、セーターも脱ぎます。
 ウーロン茶は、まだ冷たくて美味しい。
 7:32スタート。

 7:37 3720m付近。
 下方右手に万年雪が見える。
 ときどき、蜂かアブのようなのが寄ってきます。
 お鉢巡りだからといっても、蜂は要らないのですが(^^;)、、、、。
 登ったり下ったりの道が続きます。

 7:43 3700m付近。
 「お鉢めぐり ← 測候所・奥宮  久須志神社→」の標識がありました。
 ふと足元をみると、何かのパイプが地表に出たり地面に潜ったりしています。
 万年雪の雪解け水を利用する為の水路なのでしょうか?

 7:47 3690m付近。652hp。

 7:52 3710m付近。
 何か発電機のような機械が置かれていました。
 貯水関係の設備なのでしょうか?
 岩の上に座ってしばし休憩。
 お月様がまだ見えます。
 少しだけ雲が、はるか上空に見えました。
 剣ヶ峰の方向は、相変わらず雲ひとつないいいお天気です。
 ウーロン茶がまだ冷たくて美味しい。
 8:01スタート。



8:02 3720m付近。
噴火口です。
覗き込むと恐い(^^;)。
はるかかなたに剣ヶ峰が見えました。











 8:04 3725m付近。
 一人で凧揚げしている人が(^^;)。
 北方に向けて凧をあげています。
 ほとんど無風状態のため難しいようでした(^^;)。





     8:08 河口湖口・吉田口、
     須走口登山道の頂上地点に
     到着しました。
     久須志神社のある場所です。

     たくさんの人が登ってくるのが
     見えました。







 8:11 山口屋ではペットボトルが500円で売られていました。
 右隣は山口屋本店。左隣は扇屋、その隣は東京屋。
 DYDOの自動販売機がある。
 何気なくのぞいてみたら、私が好きな「MIU」が400円。
 海洋深層水で作った清涼飲料水です。
 500円より100円安いし、私が好きな飲物なので買ってしまう(^^;)。

 自動販売機の近くには、富士宮口の新七合目で見たのと同様の看板が
 ありました。「富士山を一度徹底してきれいにする会」の看板です。
 標高3720m。五合目までの距離はおよそ5260m、
 五合目迄の所要時間は、およそ1時間30分。

 う〜ん、「およそ1時間30分」とは、いったいどんな人が基準なのか...。
 また考えてしまうのでした(^^;)、、、、。

 朝ご飯代わりにダイドーのMIUを飲む。
 美味しいから一気に200ml位ガブ飲みしてしまう(^^;)、、、、。
 やはり私の場合、登山用飲料は、お茶かウーロン茶が合っているようです...。
 こんな飲みやすいものを所持したら、何本あっても足りないに違いない(^^;)。

 山口屋では、チューブのCD音楽が鳴らされておりました。
 若い人向けでしょうか。
 店頭のお土産品は、主に、通行手形風の飾りもの、キーホールダー、
 のれん、バッチなどでした。私は見るだけ(^^;)。


 8:22 有料トイレの前に到着。河口湖口・吉田口、須走口下山道のそば。
 たくさんの人が行列状態でした。

 8:24 犬を連れた人がいました。ここまで、犬といっしょに登ってきたようです。
 すごい!盲導犬と同じ種類の犬ですが、ご本人は目は見えているみたいです(^^;)。

 河口湖口・吉田口、須走口の下山道付近は、大変な人の数の賑わいです。


 8:31 3740m付近。剣ヶ峰からいちばん遠くに離れた場所のようです。
 小さな鳥居に硬貨や、金剛杖についていたと思われる鈴がお供えのように
 置かれていました。
 ガイドブックによれば、この付近は大日岳(3750m)といわれる場所らしいです。

 8:36 3740m付近。お鉢巡りの道がかなり細い。恐い(^^;)、、、。
 慎重にゆっくり進みます。

 8:39 右手はるか前方に剣ヶ峰、そして右側に噴火口を見ながら進みます。
 ロープも手すりも無いので、できるだけ道の真中をゆっくりと歩きました。
 特に左側は富士山の斜面。転げ落ちたら大変。恐い(^^;)。

 8:41 相変わらず、細い道。剣ヶ峰が見えなくなる。
 左はガケです(^^;)。できるだけ右側を歩く。

 後で調べたところ、このへんは伊豆岳(3749m)とよばれるところで
 その横のちょっと低い所にお鉢巡りの道が通っているようです。

 8:45 3740m付近。
 向こうからきた人と譲り合わないと、通れない道。
 人一人がやっと通れる道です。

 8:47 再び、剣ヶ峰が見える場所に出る。
 右手には岩でできたバリケードがありました。
 誤って噴火口に落ちないようにする為のようです。

 8:50 3735m付近。南東方面がよく見える、見晴らしのよいところを歩く。
 でも、相変わらず道は狭い。
 できるだけ、山側(右側)を歩く。
 この近辺には、赤い色の岩石がたくさんありました。
 
  後で調べたところ、このへんは成就岳(3733m)とよばれるところ
  のようです。

 8:52 NTTの分室が見えてきました。

 8:53 NTT富士山頂分室に到着。
 NTTの玄関外の寒暖計によれば、13度。
 朝6時頃、郵便局の寒暖計が3度でしたから、
 約3時間で10度気温が上がったようです。
 もっと寒いところだと思っていたので、13度はちょっと意外でした。
 う〜ん、事前に調べたときは、この時期は5〜6度なんだけど...。
 雲ひとつないいいお天気で、この日は特別だったのでしょうか?
 もしや寒暖計が壊れていたとか(^^;)?、、、。

 9:00 気がつけば、太陽が雲に隠れていました。
 私が気温を気にしたせい(^^;)?マサカ....。
 あるいは、早く下山しなさいという合図?
 雲ひとつ無いいいお天気でしたが、ちょっと雲がでてきたようです。
 
 NTTで記念のテレカが1500円。
 ポラロイドで写した登山記念の写真が、そのままテレカになるらしいです。
 NTTの方にお願いして写してもらう....。
 NTT職員の方 「ポラロイドが故障で写らないんです」...。
 (T_T)あきらめ〜

 9:02 雲が下方から流れてきました。
 う〜ん。やっぱり、早く下山しなさいという合図?

 山頂も無事一周できたし、何時頃に下山しようかと、考えるのでした。


                                          (2000年9月2日)


        
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