貴重な文化財 |
写真集 | 文化財 | 「明治生まれの除雪車」と「自社設計の500型」 |
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3月に除雪車の雪5号が解体され、明治生まれの貴重な車両が消えました。とても残念に思いました。ですが、函館市交通局には、まだ貴重な車両が残っています。貴重では無い車両など1両も無く、全て貴重であることに変わりは無いのですが、あえて歴史的に文化財としての価値が高いという観点から、ここでは除雪車と500型を取り上げました。 明治生まれの貴重な車両は除雪車に改造され、現在雪3号と4号の2両が残っています。どちらも東京市電より購入し、1935年(昭和10年)6月から函館に就役しました。そしてどちらも1937年(昭和12年)に除雪車に改造されて現在に至っています。 39号は1918年(大正7年)に成田電気軌道株式会社より購入したもので、除雪車雪2号に改造されていたものを、1993年(平成5年)に元の客車へ復元したものです。「箱館ハイカラ號」として就役しています。 500型は、函館市交通局の職員だった白旗技師が設計し日本車輌製造株式会社で製作されたもので、1948年(昭和23年)から導入された車両です。現在残っている529号と530号の2両は、1950年に就役を開始し現在に至っています。 左は、「箱館ハイカラ號」 千代台電停 2003年4月15日 田澤様撮影 |
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貴重な車両が、いつまでも末永く活躍することを祈っています。 写真をご提供くださった田澤様に感謝いたします。ありがとうございます。 |