富士山のトイレ9月に入ると利用できるところが少なくなります。
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富士山には、環境省若しくは地方公共団体が管理する「公衆トイレ」と、山小屋が管理する「山小屋のトイレ」があります。大半は、「山小屋のトイレ」になります。どちらも有料で100円、若しくは200円が必要です。富士登山の際は、トイレを利用する為に、ある程度小銭を所持することが必要です。 なお、トイレットペーパーは備え付けとは限りませんので、ご自宅から1巻を持参してください。トイレの方式の差異により、トイレットペーパーではなく専用の紙を使う指示があるかもしれません。トイレ内に掲示されている利用上の注意事項をよくご覧になったうえで利用してください。 |
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「山小屋のトイレ」が利用できるのは、その山小屋が営業している期間中だけです。山小屋の営業期間が終了すると、「山小屋のトイレ」も使用できなくなります。多くの山小屋は、9月中旬迄には営業を終了します。9月に入るとトイレの確保は難しくなります。 9月の登山はお勧めできませんが、どうしても9月に入ってから登山をなさる場合は、山小屋の営業期間を事前に確認し、併せて利用可能なトイレの拠点も確認するようにしてください。
一般に利用可能な山頂のトイレは3箇所です。山口屋のトイレは宿泊客専用です。
吉田口・河口湖口・須走口の山頂から、富士宮口の山頂迄は、徒歩でおよそ30分かかります。 2008年の場合ですが、 9月7日(日)を過ぎると頂上で利用できるトイレは無くなってしまうのではないかと思われます。 富士宮口山頂公衆トイレ(2006年8月19日撮影) |
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下山道は、登山道に比べて山小屋の数がずいぶん少なくなっています。 その分トイレの確保も難しくなっています。
山小屋の営業期間については、次のHPでご確認ください。 若しくはHPに記載されている電話番号へ架電し、山小屋へ直接お問い合わせください。 富士山吉田口旅館組合 富士吉田市の山小屋情報 六合目公衆仮設トイレ(2008年7月11日撮影) |
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須走口の場合も、下山道のほうがトイレは少なくなります。
山小屋の営業期間については、次のHPでご確認ください。 若しくはHPに記載されている電話番号へ架電し、山小屋へ直接お問い合わせください。 小山町の山小屋案内 新5合目「東富士山荘」のトイレ(2004年7月23日撮影)
登山道と下山道は共用である為、トイレの数は同じです。
山小屋の営業期間については、次のHPでご確認ください。 若しくはHPに記載されている電話番号へ架電し、山小屋へ直接お問い合わせください。 富士山表富士宮口登山組合 富士宮市の山室情報 「富士宮口山小屋」閉館日のお知らせ ⇒ 頂上富士館 富士宮口五合目公衆トイレ(2008年7月12日撮影)
登山道と下山道が異なる区間がありますが、山小屋は変わりませんのでトイレの数も同じです。
山小屋の営業期間については、次のHPでご確認ください。 若しくはHPに記載されている電話番号へ架電し、山小屋へ直接お問い合わせください。 御殿場市観光協会 7合5勺「砂走館」のトイレ(2007年8月6日撮影)
富士山には、環境保全のために「バイオトイレ」が設置されています。バイオトイレは、おが屑とバクテリアによって、し尿を炭酸ガスと水に分解してしまう方式のトイレです。バイオトイレは、地球環境にやさしい先進的なトイレです。 昔は、和式のトイレと洋式のトイレが混在していました。ですが、このバイオトイレの設置と同時に、ほとんどのトイレが和式から洋式になったと思います。正確に数えたわけではありませんが、現在では和式トイレのほうが少ないと思われます。 |
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(2008年8月27日/2011年9月26日 一部追記)
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