この動画は、2011年8月26日に撮影されたものです。
電車で成田空港へ向かうアメリカ人の方が、電車の中で放射能を測定したものです。
「10.5マイクロシーベルト/時」という非常に高い値が計測されました。



今月初め、東京・世田谷区の区道で1時間当たり最大で2.7マイクロシーベルトという高い放射線量が検出され、世田谷区は、この場所に立ち入らないよう呼びかけるとともに今後の除染を検討しています。

高い放射線量が検出されたのは、世田谷区弦巻の区道の歩道部分です。世田谷区によりますと、今月3日、区民から「放射線量が高い場所がある」という情報が寄せられたため、区が測定したところ、1時間当たり最大でおよそ2.8マイクロシーベルトと周辺に比べて高い放射線が検出されたということです。このため高圧の洗浄器を使って歩道部分の洗浄を行いましたが、放射線量はあまり下がらず、1時間当たり最大で2.707マイクロシーベルトが検出されたということです。原因について世田谷区が専門家に聞いたところ、問題の場所は雨水が集まって放射線量が高くなったことが考えられるということです。この区道は小学校の通学路にもなっていることから、区は、12日朝からこの場所をコーンで囲って立ち入らないよう呼びかけるとともに今後の除染を検討しています。世田谷区は、ことし7月から8月にかけて区内の小中学校や保育園、それに幼稚園で放射線量を測定しており、その際、高い放射線量は検出されていませんでした。世田谷区は、子どもへの影響を重視し、今月下旬から来月下旬にかけて区内の砂場がある258か所の公園について調査することにしています。

東京・世田谷区で検出された1時間当たり2.7マイクロシーベルトという放射線量は、文部科学省が積算の放射線量を計算する際に用いている、1日のうち、屋外で8時間、屋内で16時間過ごすという条件で計算すると、1日の被ばく量が38.88マイクロシーベルト、1年間にすると14.2ミリシーベルトになります。これは国が避難の目安としている年間の放射線量の20ミリシーベルトを下回っています。計画的避難区域に指定されている福島県の飯舘村役場では、12日、移動式のモニタリングポストを使って計測された放射線量が1時間当たり2.1マイクロシーベルトで、世田谷区の値はこれよりもやや高くなっています。首都圏では、比較的高い茨城県の北茨城市で、12日、0.14マイクロシーベルトが計測されています。放射線影響研究所の長瀧重信元理事長は「文部科学省などによる上空からの測定では、世田谷区では放射線量の高い場所は確認されなかったので、このような値が出たことに驚いている。ただ、地形や天候の関係で局地的に高い線量になることはあり得ると思う。周辺の土壌や草木などから放射性物質の種類を調べたり、どこから放射線が出ているのか調べて原因を突きとめるとともに、ほかにもこうした場所がないか調査する必要がある」と話しています。

世田谷区環境総合対策室の斉藤洋子室長は「現場は小学校の通学路で、近くには幼稚園や保育園もある。心配する保護者の方がいると思うので、専門家とも相談してできるだけ速やかに除染などの対応をとりたい」と話していました。

2011年10月12日 18時18分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111012/k10013213371000.html




世田谷 瓶を撤去し安全を確認

東京・世田谷区の住宅で床下にあった瓶から高い放射線量が検出された問題で、文部科学省は、14日午後、ラジウムとみられる放射性物質が入った瓶を住宅から運び出しました。文部科学省が放射線量を計測した結果、安全が確認され、世田谷区は14日夜にも歩道の立ち入り禁止を解除することにしています。

この問題は、東京・世田谷区弦巻の住宅の床下にあった瓶から高い放射線量が検出され、瓶の中にラジウム226とみられる放射性物質が入っていることが分かったものです。文部科学省によりますと、この放射性物質は国への届け出はなく、住宅の所有者は「床下に瓶があること自体知らなかった」と話しているということです。文部科学省は、13日夜、これらの瓶を鉛の容器に入れるなどして周辺の放射線量を下げる対策を取り、14日午後、委託を受けた専門機関が住宅から運び出しました。このあと文部科学省が放射線量を計測したところ、周辺と変わらない値に下がり安全が確認されたということです。世田谷区は改めて現場周辺の放射線量を計測したうえで、14日夜にも12日から続けていた歩道の立ち入り禁止を解除することにしています。登記簿によりますと、床下から放射性物質が見つかった東京・世田谷区の住宅は今の持ち主の家族が、今から51年前の昭和35年に購入しました。購入した住宅は中古住宅でもともとは昭和28年に持ち主の家族とは別の男性が所有していたことが分かっています。今の住宅の持ち主の家族は世田谷区の調査に対して「全く心当たりがない」と話しているということで、放射性物質がいつから床下に置かれていたのか分かっていません。

10月14日 18時48分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111014/t10013268731000.html


[放射性物質の拡散]
■横浜市 ストロンチウム検出

横浜市は、港北区の住民から、マンションの屋上にたまっていた土から放射性ストロンチウムが検出されたという情報が寄せられたことから、周辺の道路の側溝から採取した堆積物などを検査機関に送って、詳しく調べています。

横浜市は先月、港北区の5か所で放射性物質を検査したところ、大倉山の住宅街の側溝の堆積物から、1キログラム当たり4万200ベクレルの放射性セシウムが測定され、市は堆積物を撤去する措置を取っています。横浜市によりますと、先月、この地域の住民から連絡があり、「自宅マンションの屋上の側溝にたまっていた土を民間の検査機関に送って調べたところ、1キログラム当たり195ベクレルの放射性ストロンチウムが検出された」として、市としても検査するよう求められたということです。このため横浜市は、放射性セシウムが検出されたものと同じ堆積物を、もう一度市内の検査機関に送って、放射性ストロンチウムの検査をしており、近く出る結果を受けて、対応を検討することにしています。文部科学省などによりますと、放射性ストロンチウムは、体内に吸い込むと、骨に蓄積してがんを引き起こすおそれがあるとされています。文部科学省の測定で、福島県の土壌などから検出されていますが、最大でも放射性セシウムの5%余りにとどまっていて、福島県以外では放射性ストロンチウムの測定はほとんど行われていないということです。

ストロンチウムについては、文部科学省がことし6月から7月にかけて、福島第一原発から80キロ圏内の合わせて100か所で土壌を採取して分析した結果、45か所でストロンチウム89と90がともに検出され、文部科学省は原発事故によるものとみています。このうち濃度が最も高かったのは、▽ストロンチウム89が、原発から30キロ余り離れた地点で、1キログラム当たりおよそ340ベクレル、▽ストロンチウム90が、原発からおよそ5キロの地点で、1キログラム当たりおよそ90ベクレルでした。これらのストロンチウムから受ける50年間の積算の被ばく線量は、それぞれ0.00061ミリシーベルトと0.12ミリシーベルトでした。文部科学省によりますと、放射線の一種、ベータ線を出すストロンチウムは、測定に時間がかかるうえ、検出装置の数も限られていることなどから、放射性セシウムに比べて測定の数や頻度が少ないのが現状です。ただ、ストロンチウムが検出される場所からは、必ず放射性セシウムが検出されていて、セシウムを調べることで、ストロンチウムの量を推定できるとしています。今回、横浜市のマンションの屋上から、原発事故に由来するストロンチウムが検出された可能性があることについて、文部科学省は「放射性セシウムが出ていれば、ストロンチウムが出ても不思議ではない。今後、状況をよく確認したうえで、さらに地点を広げて調査を行うか検討したい」としています。

10月12日 18時2分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111012/k10013212221000.html

(関連リンク)
横浜マンションから“猛毒”ストロンチウム!迫る放射能汚染の恐怖
2011.10.12
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20111012/dms1110121129006-n1.htm


文科省は、「放射性セシウムが出ていれば、ストロンチウムが出ても不思議ではない。」と言っています。しかし、お米や農作物の汚染検査では、ヨウ素とセシウムしか調べていません。いったい、これはどういうことなのでしょうか。ストロンチウムの恐ろしさを軽視しているとしか思えません。





2011年8月15日午前10時くらいに測りました。
福島駅西口付近の排水溝上を測り、ガンマ線が約32μSv/h、
アルファ線、ベータ線、ガンマ線の合計が約44.8μSv/hでした。



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