2011年4月27日 (水)衆議院インターネット審議中継




(関連リンク)

文科省ようやくWSPEEDI予測値(広域汚染状況)の一部を公表
東京もチェルノブイリ第三区分入りが濃厚に
http://onihutari.blog60.fc2.com/blog-entry-49.html

放射能防御プロジェクト
首都圏土壌調査の結果
http://www.radiationdefense.jp/investigation/metropolitan

現代ビジネス
首都圏 放射線汚染MAP「ここが危ない!」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/11134

現代ビジネス
東京近郊&東北全92ヵ所を独自調査
これが現実「観光地放射能汚染MAP」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/12311

現代ビジネス
夏休み必携版第2弾 東京近郊の観光地44ヵ所「放射能汚染MAP」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/13016

現代ビジネス
徹底調査第3弾 放射能汚染MAP
子供が危ない!「首都圏レジャースポット」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/13544





2011年6月27日、東京都江戸川区の清掃工場で発生した焼却灰から、1kgあたり8000ベクレルを超える放射性セシウムが検出されたことが発表されました。

一般廃棄物の焼却灰から、高い放射性物質が測定されたのは、福島県以外では、これがはじめてということです。

環境省は、6月23日に「福島県内の災害廃棄物処理の方針」を発表し、1kgあたり8000ベクレルを超える場合は一時保管、8000ベクレル以下なら埋め立て可能としています。東京都もこの方針に沿って処理を行うとしています。


清掃工場で発生する灰には、焼却炉にたまる「主灰」とフィルターに集められる「飛灰」の2種類がありますが、今回9740ベクレルが測定されたのは、飛灰のほうであるということです。

対象 項目 測定結果 対象 項目 測定結果
主灰 セシウム134 280 飛灰 セシウム134 4,700
セシウム137 312 セシウム137 5,040
合 計 592 合 計 9,740


江戸川清掃工場の飛灰は、当面の間、放射線が遮断できる状態で一時保管が行われるとのことです。

7月21日になり、江戸川の清掃工場で再び高濃度のセシウムが検出された旨の発表がありました。セシウム134と137の内訳は不明ですが、合計で1万1470ベクレルということです。これは、前回報告された9,740ベクレルを上回った値になっています。また、薬剤処理を行って、埋め立てに利用する状態の飛灰で測定を行ったところ、こちらでも基準値を超えた8470ベクレルになったということです。暫定基準値を超えており、埋め立てができないことから、一時保管の対象になりましたが、前回からの保管分を合わせると、累積で37トンに達しているということです。

千葉県柏市の清掃工場では、焼却灰から7万800ベクレルというきわめて高い線量のセシウムが検出されています。120トンもの焼却灰は、線量が暫定基準値を大幅に超えており、埋め立てが不可能であるため、一時保管された状態になっています。

千葉県流山市の清掃工場でも、焼却灰から2万8100ベクレルの高濃度のセシウムが検出されました。

一般廃棄物を燃やした後に残った灰から、これだけ高い放射性物質が検出されるということは、どういうことを意味しているのでしょうか。これは、燃やす前の廃棄物が高い線量の放射性物質で汚染されていたことを意味します。廃棄物が遠くから運ばれたものではなく、その地域の廃棄物であるならば、その地域が、高い線量の放射性物質で汚染されていることを意味します。このことを裏付けるように、流山市、松戸市、柏市、三郷市、そして東京の東側である江戸川区や葛飾区では、他の周辺地域と比べても、比較的高い線量が報告されています。

線量が比較的高い地域、福島第一原発の放射性物質が、比較的たくさん降り積もってしまった地域は、自治体が積極的に除染作業をすべきです。放置していても、放射性物質が自然に消えてくれることはありません。


放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ
柏の清掃工場でセシウムが7万ベクレル出ているのはあたりまえのことではない。
2011-07-11 23:50:37
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/4bcb4d9f712aeb3d2cc64b0664a295d3

東日本大震災:東京・江戸川の清掃工場、焼却の飛灰から高濃度セシウム
毎日新聞 2011年6月28日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110628ddm012040053000c.html

江戸川清掃工場における焼却灰等からの放射性物質の検出について
2011年6月28日
http://www.city.edogawa.tokyo.jp/shinsai/housyasen/seisoukojo/index.html

焼却灰セシウム、再び基準超す=東京・江戸川の清掃工場
時事通信社 2011年7月21日(木)16時27分配信
http://news.nicovideo.jp/watch/nw89969

セシウム 柏の清掃工場、基準8倍超
東京新聞 2011年7月12日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011071202000024.html

(茨城県 飛灰の高い線量)ごみ焼却灰 基準を超すセシウム検出
2011年07月27日
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001107270002

常総環境センター(取手、守谷、常総、つくばみらい)3万1千ベクレル
くりーんプラザ・龍(龍ケ崎、河内、利根)1万9300ベクレル
霞クリーンセンター(阿見)1万6200ベクレル



東日本大震災:ごみ焼却灰から放射性セシウム−−栃木県 那須塩原、大田原
毎日新聞 2011年7月28日 地方版
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20110728ddlk09040240000c.html

「那須塩原クリーンセンター」1キロ当たり4万8600ベクレル
大田原市と那須町の「広域クリーンセンター大田原」同1万3580ベクレル







北海道から大阪まで…浄水場からセシウム、自治体お手上げ

全国各地の浄水場や下水処理場で、放射性物質の問題に頭をかかえています。

福島市の下水処理場からは5月8日に、汚泥1キログラム当たり最大44万6000ベクレルの放射性セシウムが検出されました。

群馬県は6月23日、同県榛東村の県央第1水道事務所で、浄水処理の過程で生じた発生土から1キログラム当たり8万7000ベクレルの放射性セシウムが検出されました。

福島県や群馬県だけではなく、発生土や汚泥からのセシウム検出は、次の各都道府県で確認されています。

北海道、青森、山形、福島、栃木、群馬、茨城、千葉、埼玉、東京、神奈川、山梨、

新潟、長野、静岡、大阪、宮城




放射性物質が、いかに広範囲に飛散したかが分かりますね。福島近郊、関東圏だけの問題ではないのです。


北海道から大阪まで…浄水場からセシウム、自治体お手上げ
2011.06.24
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110624/dms1106241636025-n1.htm

浄水場汚泥から放射性物質 宮城
南部山浄水場の2検体から1キロ当たり1万7138ベクレル、
1万1373ベクレルの放射性セシウムが検出
2011.6.11 02:38
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110611/myg11061102380000-n1.htm





厚生労働省は2011年7月28日、14都県の浄水場で保管されている残土の97%が処分先が決まっていないとする調査結果を発表しました。


調査対象の都県

6月16日に原子力災害対策本部より提示のあった

「上下水処理等副次産物の当面の取り扱いに関する考え方」

を通知した14都県

宮城県、山形県、福島県、新潟県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、東京都、神奈川県、千葉県、長野県、山梨県、静岡県


調査対象の期間

2011年6月16日〜7月12日


調査結果

14都県の残土は計10万3881トンで、このうち放射性物質濃度を調べたのは4万9250トン。
残りの、54,631トンについては未調査。

放射性セシウムが1キロ当たり10万ベクレルを超えたものはなかった。
8千ベクレル超から10万ベクレル以下は3%(1557トン)
100ベクレル超から8千ベクレル以下が69%(3万3950トン)
100ベクレル以下が28%(1万3744トン)

最高は福島県郡山市の浄水場の残土から検出された約9万ベクレルだった。

放射性物質濃度測定後の浄水発生土の処理状況について、東京都、長野県、静岡県を除く11県ではその殆んどが浄水場内等に保管されている状況であり(合計で37,286トン、全体の約76%)、そのうち処分方法が未決定であるものは約97%である。

宮城、福島、新潟、栃木、群馬の5県の計1557トンから、国の埋め立て基準(1キログラム当たり8千ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出された。


厚生労働省 平成23年7月28日発表
放射性物質が検出された浄水発生土の処分状況等について
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001k7fs.html

残土1557トンが基準値超 セシウム、5県の浄水場
河北新報 2011年07月28日木曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/2011072801001239.htm

14都県の浄水場、残土97%行き場なし 放射能汚染で
朝日新聞 2011年7月28日19時6分
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201107280508.html




葛飾区は十八日、区内の小中学校や幼稚園などの砂場の空間放射線量を測定した結果、毎時〇・二五マイクロシーベルト(一マイクロシーベルトは一ミリシーベルトの千分の一)以上の数値が出た二十九カ所の砂場を使用中止し、再測定すると発表した。

 区は今月三〜十七日、すべての区立小中学校、幼稚園、保育園、公園、希望があった一部の私立幼稚園、保育園などの砂場計三百九十八カ所で地上五センチの放射線量を測った。

 その結果、区立小十八、私立保育園四、区立中三、区立保育園二、区立幼稚園一、私立幼稚園一カ所で毎時〇・二五マイクロシーベルト以上を観測した。最高は区立川端小の毎時〇・五七マイクロシーベルトだった。

 区は毎時〇・二五マイクロシーベルト以上は、国際放射線防護委員会が定める平常時の年間被ばく限度一ミリシーベルトを超えると判断。再測定の結果に基づいて対策を検討するとしている。

東京新聞 2011年8月19日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20110819/CK2011081902000187.html

お役所仕事とはよくいったもので、本当にだらしがないです。福島第一の原発事故があったのが3月なのに、使用中止にしたのは5ヶ月も経った8月です。使用中止にするまでの5ヶ月の間、砂場を利用した子供達は被曝をし続けました。

東京都でも、東側の江東区や葛飾区などは、線量が高めであることは、以前から指摘をされてきたのです。なのに、5ヶ月も放置をしたのです。本当に、税金泥棒のお役人には、あきれてしまいます。
子供を大切にしない国に、明るい未来などありえません。




環境省は8月27日、東北、関東地方など16都県を対象に廃棄物焼却施設で出た焼却灰を調べた結果、7都県42施設で、埋め立て可能な暫定基準(1キロ当たり8000ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表しました。これは、東京都内の焼却施設で6月、暫定基準を超える放射性セシウムが検出されたことから、環境省が16都県に調査を要請していたものです。


調査対象の焼却施設

青森を除く東北地方の5つの県(秋田県、岩手県、山形県、宮城県、福島県)、関東甲信越の10の都県(新潟県、長野県、群馬県、栃木県、茨城県、千葉県、埼玉県、東京都、山梨県、神奈川県)、静岡県の合わせて16の都県にある469の焼却施設

調査結果

都県名 暫定基準を超えた
施設の数
キロ当たりの最高値
岩手県 一関市  3万ベクレル
福島県 16 福島市  9万5300ベクレル
茨城県 10 守谷市  3万1000ベクレル
栃木県 那須塩原市  4万8600ベクレル
群馬県 沼田市  8940ベクレル
千葉県 柏市  7万800ベクレル
東京都 江戸川区  1万2920ベクレル
42

上記の7都県以外の9県で、最も高い濃度だったのは、山形県にある施設で7800ベクレルでした。9県の各施設は、暫定基準値の8000ベクレルを下回ったため、場所を記録するなどしたうえで埋め立てができることになっています。

これらの焼却灰については、各自治体はこれまで一時保管する措置を取ってきました。
今回の調査結果を受けて、環境省ではあらたな基準を設けることとしました。

これまでの基準
・災害廃棄物(がれきなど)に限定して適用する
・一般ゴミについてはこの基準は適用しない
(一般ゴミについては環境省が基準を示さなかったため、しかたなく各自治体は保管していた)

・7月14日、福島県限定で、「10万ベクレル以下なら埋め立てを認める方針」を発表
8000ベクレル以下 埋め立てを認める
8000ベクレル超 各自治体が一時保管する


新しい基準
・災害廃棄物(がれきなど)、一般ゴミのどちらにも共通して適用する
・福島県限定措置を外し、全国一律に適用することとする
8000ベクレル以下 埋め立てを認める
8000ベクレル超
〜10万ベクレル以下
放射性セシウムが地下水に流れ出ないよう、灰をセメントで固めたりコンクリートの容器に入れたりしたうえで埋め立てを認める
10万ベクレル超 上記の対策を施したうえで、屋根やコンクリートの囲いがある処分場に埋め立てる


ずさんな埋め立てをしてしまうと、2次災害にもなりかねません。放射線を放出し続ける危険なものを埋めるわけですから、きちんとした対策とその後の管理が重要となります。


焼却灰 7都県8000ベクレル超
2011年8月28日 4時2分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110828/t10015198901000.html

焼却灰処理 環境省が新方針
2011年8月28日 4時2分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110828/t10015198891000.html

放射性物質:7都県で焼却灰から暫定基準超えセシウム
2011年8月27日 20時58分
http://mainichi.jp/select/today/news/20110828k0000m040062000c.html



農林水産省が2011年6月24日に設置した基準

放射性物質を含む「下水」や「し尿」などの汚泥を、肥料の原料として利用する場合、放射性セシウム濃度は1キロ当たり200ベクレル以下とする基準

食料という人間にとって一番大切なものを作るための農作地。
ここに、処理に困った放射性物質を含む汚泥をバラまく事がどれだけ危険な事なのか。

政府が理解した上でこの安全基準を設置したとはとても思えません。

日本という国に住みながら、政府が行う事に対して信用できない、というのはとても哀しい事ですが、自分の身、そして子ども達の将来を守るためには、反対するのが大切なことです。

署名活動で『反対』という民意を示してください。

【農林水産省が決定した、放射性物質が検出された汚泥を全国に肥料として流通させる新基準に反対する署名】
http://www.shomei.tv/project-1785.html



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