この動画は、2011年6月24日に掲載されたものです。
1ヶ月以上経ってから、ようやくマスコミが騒ぎ始めました。それが関連記事の内容です。


(関連記事)
【秋田】汚染腐葉土2万袋販売…返品相次ぐ
(2011年7月27日 読売新聞)
栃木県の業者が出荷した腐葉土から1キロ・グラム当たり1万1000ベクレルのセシウムを検出
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/surprise/20110727-OYT8T00462.htm?from=tw

岩手産腐葉土からもセシウム=1万4800ベクレル−鳥取県
(2011/07/28-01:12)
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011072800021



北海道から沖縄まで、全国各地に流通してしまった汚染腐葉土



22都府県で腐葉土販売 カインズホーム、13万袋
2011.7.29 12:26
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110729/trd11072912260013-n1.htm
宮城、福島、群馬、栃木、茨城、千葉、埼玉、東京、神奈川、山梨、長野、岐阜、
静岡、愛知、滋賀、三重、京都、大阪、兵庫、鳥取、岡山、沖縄

腐葉土 1道7県に 鹿沼の業者発表
東京新聞 2011年7月30日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20110730/CK2011073002000076.html
北海道、青森、岩手、秋田、宮城、静岡、埼玉、愛媛

放射性物質:セシウム腐葉土、同製品県内で861袋販売 店頭残り全て回収 /沖縄
毎日新聞 2011年7月31日
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20110731rky00m040005000c.html
鳥取県、京都府、沖縄県

高松の小学校でセシウム腐葉土使用
日刊スポーツ 2011年7月30日23時23分
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20110730-813210.html
香川県

東日本大震災:栃木県産の腐葉土、微量のセシウム検出−−県が検査 /徳島
毎日新聞 2011年7月29日 地方版
http://mainichi.jp/area/tokushima/news/20110729ddlk36040548000c.html
徳島県

汚染疑い腐葉土 高知県内販売8業者に
2011年07月30日08時41分
http://203.139.202.230/?&nwSrl=277664&nwIW=1&nwVt=knd
高知県




鳥取県で販売され、放射性セシウムが検出された腐葉土と同じ製品が沖縄県でも販売されていたことがわかり、店では購入した人たちに連絡するよう呼びかけています。この製品は、栃木県の業者が製造し、群馬県に本社があるホームセンター、「カインズホーム」が販売していた『バーク入り腐葉土14L』です。
この製品は、岩手県の落ち葉などを集めて作られたもので、今月27日に鳥取県が県内で販売された製品を検査したところ、1キログラムあたり1万4800ベクレルの放射性セシウムが検出されました。
「カインズホーム」などによりますと、糸満市のFCサンプラザ糸満店でもこの製品が、ことし4月から今月にかけて、およそ800袋、販売されたということです。「カインズホーム」では、鳥取県からの報告を受けて今月28日に全国すべての店でこの製品を含むすべての腐葉土の製品を売り場から撤去し、取り扱いを中止しています。
また、この製品を販売していた店の店頭に張り紙を貼って、購入した人に使用を控え、店に連絡するよう呼びかけています。
この製品の処分などに関する問い合わせの電話番号は、「カインズホーム」0120ー87ー7111です。
一方、沖縄県では、腐葉土の販売先について詳しく調べるとともに、放射性物質を含む疑いのある腐葉土がほかに流通していないか情報提供するよう呼びかけています。


2011年07月30日 13時05分
放射性物質疑いの腐葉土 沖縄県糸満市で販売
http://www.nhk.or.jp/okinawa/lnews/5094559541.html


恐れていた事態が起こってしまいました。放射性物質で汚染された腐葉土が、なんと沖縄県糸満市でも売られていたということです。4月〜7月のおよそ4ヶ月もの間に800袋が販売されてしまいました。問題の腐葉土を与えられて育った植物も、放射性物質で汚染されてしまいます。製品に使われていた岩手県の落ち葉が汚染源のようですが、汚染牛肉が流通していないこともあり、比較的安全と考えられていた沖縄にまで流通してしまうとは、恐ろしいことです。

福島原発事故は、まったく収拾の目処が立たず、今現在も放射性物質を放出しています。大気汚染、海洋汚染、土壌汚染、海産物汚染、農作物汚染、畜産物汚染など、大変な被害がでており、経済が破壊されているわけですが、ここにきて腐葉土で汚染が全国に広がるという深刻な事態が生まれています。

農林水産省では、汚泥から肥料を作る場合、原料である汚泥中の放射性セシウム濃度が200 ベクレル/kg以下の場合については、肥料として差し支えないという基準を設けてしまいました。このような肥料が全国に流通することで、さらに深刻な事態になることが懸念されていますが、農林水産省はこの基準値を撤回していません。放射性物資に汚染された腐葉土や肥料が、日本全国の農業を滅ぼすことにもなりかねません。放射性物質は決して薄まることは無く、ひたすら拡散するのです。被害が全国に拡散することが懸念されます。農林水産省の無策が国を滅ぼすことの無いことを願うばかりです。




県内で販売された腐葉土から放射性セシウムが検出された問題で、県農林水産部と福祉保健部は23日、新たにメイクマン(本社・浦添市)が販売した「家庭園芸腐葉土」の一部から、最大で1・14マイクロシーベルト、17500ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。国の定めた暫定基準値(1キログラム当たり400ベクレル)を大幅に上回り、約43倍の値。商品は14リットルと5リットル入りがあり、宮古、八重山を除く本島内7店舗で2840袋が販売されたという。既に販売自粛されており、購入者に使用を控えるほか、回収を呼び掛けている。

 健康への影響について、宮里達也福祉保健部長は「国から学校の活動基準(子どもの屋外活動を制限する基準)が示されている3・8マイクロシーベルトを下回っており、健康被害が発生する蓋然(がいぜん)性は極めて低い」と指摘。その上で「原発事故でもたらされたものであり、回収するものは回収し、使用した物はなるべく人から遠ざけるという対処を前提に、健康上の心配はないと言える」と述べた。

 また、琉球肥料(沖縄市)が260袋を販売した「特選完熟腐葉土 ふるい通し木の葉100%」(10リットル)の一部から最大で771ベクレルを検出。追加調査となった琉球園材の「瀬戸ヶ原腐葉土」(18リットル)からは、最大で5460ベクレルが検出された。メイクマンは7月25日、琉球肥料は同26日から販売を自粛。県は両社に対し回収指導している。

 県農水部によると、メイクマンが販売した「家庭園芸腐葉土」は、15検体を琉球大学機器分析支援センターで測定。うち1検体から17500ベクレルを検出。4検体で1万ベクレルを超えたほか、4検体は8千ベクレルを上回った。

(琉球新報) 2011年8月24日
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20110824rky00m040008000c.html

これは、沖縄県独自の商品で本州から流通で運ばれたものではありません。つまり、沖縄本土も福島原発事故によって汚染されていることを意味します。福島第一原発事故は収束の目処が立たず、放射性物質を撒き散らし続けています。北海道でも、乳牛の乳やサンマからセシウムが検出されています。日本は、程度の差はあれど、北海道から沖縄まで、すべて福島原発事故による放射性物質によって、汚染されているということです。



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