[恐ろしい内部被曝]
■プルトニウムは細胞から完全に除去することはできない
■プルトニウムは細胞から完全に除去することはできない
(引用ここから)
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プルトニウム:細胞から完全除去は困難 米チーム結論
有毒な放射性物質プルトニウムが体の細胞に取り込まれる仕組みを、米アルゴンヌ国立研究所(イリノイ州)などのチームが解明した。プルトニウムは、福島 第1原発事故に伴い、敷地の内外から検出されている。チームは、細胞への取り込みを減らす道を開くとしているが、同時に完全に除去することは困難として事 故防止が必須と訴えている。米科学誌ネイチャー・ケミカルバイオロジーに掲載される。
今回の事故を踏まえ、特殊なエックス線などを使って調べた。その結果、プルトニウムは、2種類のたんぱく質が橋渡し役になって細胞内に入っていくことが分かった。
また、たんぱく質との結合を妨げる物質を開発すれば、プルトニウムによる被害を防ぐことになるが、生命活動に必要な鉄の取り込み経路と似ていることも判明した。チームは「(鉄の取り込み影響も懸念され)完全に防ぐことは現実的でない」としている。
プルトニウムは口から体内に入っても水に溶けにくいため排出されやすいが、肺などにたまると長時間とどまり、がん発生が懸念されている。
通常、プルトニウムは原子炉に閉じ込められている。しかし、福島第1原発事故では、水素爆発で建屋外に放出され、敷地内で土壌1キロあたり最大0・54ベクレルが検出された。東電は「人体に影響のない水準」としている。【久野華代】
毎日新聞 2011年6月28日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110628ddm002040087000c.html
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(引用ここまで)
プルトニウムは、飲んでも排出されるから安全だといった御用学者がいました。プルトニウムは有毒な放射性物質です。自分の私利私欲のためなら、他人の健康 を犠牲にしてでも、平気でウソを言う学者がいることが、誠に残念でなりません。たいへん罪深いことであると思います。たとえ排出されやすくても、100% 排出されることが保証されるわけではありません。放射性物質は、DNAを破壊する危険な物質であることに変わりは無いのです。本当に飲んでも安全というの なら、実際に飲んで安全であることを 証明してもらいたいものです。
[恐ろしい内部被曝]
■プルトニウム−原発周辺内部被曝の危険性/琉球大学名誉教授 矢ヶ崎克馬先生
■プルトニウム−原発周辺内部被曝の危険性/琉球大学名誉教授 矢ヶ崎克馬先生
ウラン238の核分裂からも放射性物質のプルトニウムが生成されます。MOX燃料を使わない原子炉でも、プルトニウムが作られるということです。同じ時間 内でも、プルトニウムはウラン235に比べ、およそ3万倍もの放射線を放出します。DNAを破壊する力が3万倍も強いということになります。非常に毒性の 高い放射性物質です。
[恐ろしい内部被曝]
■東京平和映画祭 パネルディスカッション
■東京平和映画祭 パネルディスカッション
2011年6月26日
慶應義塾大学物理学助教授 藤田祐幸氏
環境エネルギー政策研究所所長 飯田哲也氏
ジャーナリスト 上杉隆氏
エコロジスト きくち ゆみ氏
・13都県、日本の国土の約4分の1が輸出規制になっている。
・日本のマスコミは、責任を果たしていない。自分の良心が痛まないのかよくよく考えるべき。
・「プルト君」のアニメは世界の非常識。信じられない洗脳。
・東京の自動車のフィルタからプルトニウムが検出された。しかし、日本では報道されない。
・原発が国策にされた経緯(岸伸介と佐藤栄作)
・IAEAの査察を拒否したのは、リビア、北朝鮮、イラン、日本だけ
・WHOの勧告を無視したのは日本だけ。そのせいで、飯舘村の人達は被曝し続けた。
・グリンピースの海洋調査拒否したのは、インドネシアと日本だけ
[恐ろしい内部被曝]
■不適切な印象操作「プルト君」
■不適切な印象操作「プルト君」
「プルトニウム物語 頼れる仲間プルト君」 1993年に日本原子力研究開発機構が制作した広報用アニメ。「プルト君」というかわいいイメージキャラクタを用いて、プルトニウムが安全であるという印象を与えています。
プルトニウムの危険性を軽視し、間違った印象を与える極めて悪質なもので、世界中から非難されました。長崎大学の研究によって、原爆で内部被ばくをした人は、60年以上が経過しても体内でプルトニウムが放射線を出し続け、細胞のDNAを破壊することがわかっています。