[罪深い原発]
■原発事故の福島で...農家の男性が自殺 ・・・原発に殺された (2011.3.24)


福島県でキャベツを作っている農家の方が自殺をされました。大切に育ててきた、作物が、福島第一原発からの放射性物質で全滅をし、出荷できなくなったのです。原発事故は、基幹産業である農業も漁業も破壊します。お亡くなりになった方のご冥福をお祈りいたします。

放射性物質をばら撒くということは、とても罪深いことです。二酸化炭素の放出などよりも、放射性物質をばら撒くことのほうが、いかに罪深いことか、原発推進者は知るべきです。
この動画は、2011年4月1日に投稿されたものです。



[罪深い原発]
■「原発さえなければ」酪農家が自殺 福島 (2011.6.11)

福島・相馬市の50歳代の酪農家が、原発に対する不満を書いたメモを残して自宅近くの作業小屋で自殺していたことがわかった。

 相馬市で11日、酪農を営んでいた50歳代の男性が自宅近くの作業小屋で自殺しているのを、訪ねてきたJAの職員が見つけた。男性の牛舎の黒板などには「原発さえなければ」「仕事をする気力をなくした」などと記されていた。また、他の酪農家に対して「原発に負けないで頑張ってください」とつづられていた。

 この地区では、福島第一原発事故の後、原乳の出荷が約1か月間制限され、男性も厳しい経営状況にあったという。

< 2011年6月14日 19:11 >
http://www.news24.jp/articles/2011/06/14/07184519.html


本当に、ひどい話です。原発事故のせいで、人の人生も経済もメチャクチャです。
原発がばら撒いた放射性物質によって、この方は殺されてしまったのです。
人を死に追いやるということは、とても罪深いことです。
お亡くなりになった方のご冥福をお祈りいたします。



[罪深い原発]
■飯舘村102歳男性も自殺 福島県内、自殺者2割増、4〜6月

警察庁の統計(速報値)によると、4〜6月の福島県内での自殺者は160人。昨年同期と比べ岩手県(105人)、宮城県(130人)が減ったのに対し、福 島は約2割増えている。飯舘村では4月12日に家族と避難の話し合いをしていた102歳の男性が自殺。今月1日には川俣町の計画的避難区域で一時帰宅中の 58歳女性が焼身自殺したとみられるなど、避難にかかわる例が目立つ。

 高齢者の生活相談に応じている福島県社会福祉協議会の担当者は「今後は自 殺や孤独死の防止が最大の課題。相談もせず亡くなってしまう人が多いが、少しでも話せば楽になる時もある。どんなことでもいいので電話してみてほしい」と 呼びかける。相談は高齢者総合相談センター(024・524・2225)へ。


http://miseki.exblog.jp/16313760/

飯舘村102歳男性も自殺 福島県内、自殺者2割増、4〜6月 東日本大震災・福島原発事故
(毎日新聞2011年7月9日)
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110709k0000m040151000c.html



[罪深い原発]
■「お墓にひなんします」 南相馬の93歳自殺

 「私はお墓にひなんします ごめんなさい」。福島県南相馬市の緊急時避難準備区域に住む93歳の女性が6月下旬、こう書き残し、自宅で自ら命を絶った。 東京電力福島第1原発事故のために一時は家族や故郷と離れて暮らすことになり、原発事故の収束を悲観したすえのことだった。遺書には「老人は(避難の)あ しでまといになる」ともあった。

 女性は同市原町区の静かな水田地帯で代々続く田畑を守り、震災時は長男(72)と妻(71)、孫2人の5人で暮 らしていた。長男によると、以前から足が弱って手押し車を押していたが、家事は何でもこなし、日記もつけていた。第1原発の2度の爆発後、近隣住民は次々 と避難を始めた。一家も3月17日、原発から約22キロの自宅を離れ、相馬市の次女の嫁ぎ先へ身を寄せた。翌日、さらに遠くへ逃げるよう南相馬市が大型バ スを用意し、長男夫婦と孫は群馬県片品村の民宿へ。長距離の移動や避難生活を考え、長男は「ばあちゃんは無理だ」と思った。女性だけが次女の嫁ぎ先に残る ことになった。4月後半、女性は体調を崩して2週間入院。退院後も「家に帰りたい」と繰り返し、5月3日、南相馬の自宅に戻った。群馬に避難している長男 にたびたび電話しては「早く帰ってこお(来い)」と寂しさを訴えていたという。長男たちが自宅に戻ったのは6月6日。到着は深夜だったが、起きていて玄関 先でうれしそうに出迎えた。だが緊急時避難準備区域は、原発事故が再び深刻化すればすぐ逃げなければならない。長男夫婦が「また避難するかもしれない。今 度は一緒に行こう」と言うと、女性は言葉少なだった。「今振り返れば、思い詰めていたのかもしれない」と長男は話す。
 住み慣れた家で、一家そろっての生活に戻った約2週間後の22日。女性が庭で首をつっているのを妻が見つけ、長男が助け起こしたが手遅れだった。

 「長寿をお祝いされるようなおばあちゃんが、なぜこんな目に遭わなければならないのですか……」。遺書の宛名に名前のあった知人が声を詰まらせた。

◇女性が家族に宛てた遺書の全文(原文のまま。人名は伏せています)
  このたび3月11日のじしんとつなみでたいへんなのに 原発事故でちかくの人達がひなんめいれいで 3月18日家のかぞくも群馬の方につれてゆかれました  私は相馬市の娘○○(名前)いるので3月17日にひなんさせられました たいちょうくずし入院させられてけんこうになり2ケ月位せわになり 5月3日家 に帰った ひとりで一ケ月位いた 毎日テレビで原発のニュースみてるといつよくなるかわからないやうだ またひなんするやうになったら老人はあしでまとい になるから 家の家ぞくは6月6日に帰ってきましたので私も安心しました 毎日原発のことばかりでいきたここちしません こうするよりしかたありません  さようなら 私はお墓にひなんします ごめんなさい


http://miseki.exblog.jp/16313760/

「お墓にひなんします」 南相馬の93歳自殺 福島原発事故・東日本大震災
(毎日新聞2011年7月9日)
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110709k0000m040149000c.html


[罪深い原発]
■【福島】避難区域の空き地で女性が焼身自殺…原発事故後の自殺相次ぐ


原発避難区域で自殺か 福島・川俣町の58歳女性

2011年7月1日午前7時45分ごろ、福島第1原発事故の計画的避難区域に指定されている福島県川俣町山木屋の男性から「妻がやけどをしている」と119番があった。
消防隊員が男性宅近くの空き地で倒れている妻の女性(58)を発見、死亡を確認した。

消防によると、女性にはやけどの痕があり、焼身自殺を図った可能性もあるという。
親戚は「原発事故後、生活に悩んでいた」などと話しており、県警が詳しい状況を調べている。

山木屋地区は5月15日から計画避難が始まった。親戚によると、夫婦は二本松市など県内各地で避難生活を送っていたという。

福島県では原発事故後に自殺が相次いでいる。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011070101000983.html


[罪深い原発]
■20キロ圏に数百〜千の遺体か 「死亡後に被ばくの疑い」


福島第1原発事故で、政府が避難指示を出している原発から約20キロの圏内に、東日本大震災で亡くなった人の遺体が数百〜千体あると推定されることが2011年3月31日、警察当局への取材で分かった。27日には、原発から約5キロの福島県大熊町で見つかった遺体から高い放射線量を測定しており、警察関係者は「死亡後に放射性物質を浴びて被ばくした遺体もある」と指摘。警察当局は警察官が二次被ばくせずに遺体を収容する方法などの検討を始めた。当初は20キロ圏外に遺体を移して検視することも念頭に置いていたが、見直しを迫られそうだ。

 警察当局によると、高線量の放射線を浴びた遺体を収容する際、作業する部隊の隊員が二次被ばくする可能性がある。収容先となる遺体安置所などでも検視する警察官や医師、訪問する遺族らに被ばくの恐れが生じる。

 遺体は最終的に遺族か各市町村に引き渡すことになるが、火葬すると放射性物質を含んだ煙が拡散する恐れがあり、土葬の場合も土中や周辺に広がる状況が懸念される。

 警察当局は現場での除染や検視も検討しているが、関係者は「時間が経過して遺体が傷んでいるケースは、洗うことでさらに損傷が激しくなり問題だ」と指摘している。

 身元確認のため、遺体から爪だけを採取してDNA鑑定する方法もあるが、爪も除染する必要があり、かなりの手間と時間がかかるという。

 27日に、大熊町で見つかった遺体は、除染が必要な基準の一つである10万cpm(cpmは放射線量の単位)まで計ることができる測量計の針が、振り切れる状態だったという。このため福島県警の部隊は遺体の収容を断念している。
2011/03/31 14:02 【共同通信】

http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011033101000278.html


[罪深い原発]
■荒れ放題でも帰りたい 原発3キロ圏 一時帰宅第2陣


福島第1原発が立地する福島県大熊、双葉両町の原発3キロ圏内の住民を対象にした一時帰宅が1日あり、大熊町の140世帯238人、双葉町の17世帯29人が参加した。3キロ圏の一時帰宅は8月26日に始まり、今回が第2陣。

◎267人、悲痛な訴え

 参加者は、汚染防止や線量検査の基地となる広野町中央体育館に集合。防護服に着替えて専用バスに乗り、原発事故直後の避難から約半年ぶりに自宅周辺へ足を踏み入れた。

 茨城県北茨城市のアパートで暮らす大熊町夫沢の会社員佐藤洋道さん(37)は「家でアルバムを見て東日本大震災前の生活が頭に浮かび、なぜ戻れないのかなと感じた。帰れる日を待ち続け、町の復興に率先して協力したい。住んでいた人でないと、この気持ちは分からない」と語った。

 会津若松市に避難した大熊町小入野の無職杉本征男さん(70)は「家の中は雨漏りがして天井も畳も真っ黒。庭も花壇も墓もだめになっていた。しかし、この年齢では見ず知らずの土地には行けない。あらゆる方法を講じて帰れるようにしてほしい」と訴えた。

 2月に長男を出産した大熊町夫沢の主婦宇都宮和子さん(35)は「子どものことを考えると、現時点で戻るのは無理」。会津若松市に避難しているが、大熊町には6月に完成予定だった新居が工事途中で残っている。「事故が収束してから、帰るかどうか、ゆっくり考えたい」と話した。

 政府の原子力災害現地対策本部によると、一時帰宅中の積算被ばく線量は双葉町民が5〜25マイクロシーベルト、大熊町民は6〜95マイクロシーベルト。放射性物質の除染が必要な人はいなかった。


◎片付ければ住めるのに…/「問題放射線だけ」

 ほぼ半年ぶりに訪れたわが家でのひとときは、線量計や時計を気にしながら、ただ慌ただしく過ぎた。福島第1原発を目の前に臨む福島県大熊町夫沢地区。「もう普通に住めない」。目に見えない放射能が変えてしまった故郷。つらさ、寂しさ、それぞれの思いは深まった。

 石井寛一さん(62)は3年前に自宅を新築したばかり。耐震構造で太陽光発電も取り付け、非常時に備え、発電機も買いそろえていた。地震被害は棚の中身や食器が落ちた程度だった。

 だが、1時間当たりの放射線量は自宅前で60〜80マイクロシーベルト、家の中でも6〜7マイクロシーベルト。日常生活を営める水準ではない。

 「放射線だけは想定していなかった」と石井さん。同行した妻の孝子さん(61)も嘆いた。「片付けさえすれば、すぐにでも住めるのに…。線量だけが問題」

 黒木清真さん(73)方は居間で20マイクロシーベルト前後あった。6人分の位牌(いはい)を取りに戻った娘の保坂明美さん(48)は、位牌を風呂敷に包んだ後、床に置いた大黒様の木彫りに手を合わせた。

 「大事な大黒様。一緒に持って帰れないけれど、ごめんなさいね」。25年前に死別した母方の祖父の形見。7、8キロもあって重く、持ち出しを諦めざるを得なかった。

 外では清真さんが自慢の庭に別れを告げていた。マツにサツキ、ツゲにモミジ。そして石灯籠や五重塔まで配して、手入れしてきた。約50平方メートルの庭園は今や大人の背丈よりも高く雑草が生い茂る。清真さんが雑草を取ろうとしたが、線量は毎時76マイクロシーベルトもあって、諦めた。「もう手入れしてやれなくて、すまないな」。そっとつぶやき、わが家を離れた。

(金野正之、勅使河原奨治)

河北新報社 2011年09月02日金曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110902t61012.htm

とてもお気の毒です。地震でも津波でも被害は無かったのです。福島第一原発事故のせいで、放射性物質に汚染されてしまったために、自分の家に戻れなくなってしまったのです。とても理不尽なことです。

米国のスリーマイル原発事故の調査も担当された、原発専門家 アーノルド・ガンダーセン氏は、「いちど高濃度に汚染された土壌は、300年は回復できない」旨のお話しをされています。そして、日本政府は半径20km圏内を立入禁止の「警戒区域」にしていますが、「最低でも40kmにすべき」と指摘をしています。

ドイツのTV局ZDFの報道によれば、原発から80kmも離れた場所・福島県本宮市でさえ、毎時90マイクロシーベルトという高濃度汚染の場所があるのです。

日本政府は、事故を過小評価し続け、電力会社がスポンサーのマスコミは、遠隔地でも高濃度汚染地域があるということを報道しません。

日本政府は、スリーマイルからも、チェルノブイリからも学ぼうとしないのでしょうか。他国の有識者のアドバイスに耳を傾けることなく、原発事故の収束などありえないと考えます。

このような悲惨な状況が続いているのに、未だに原発を推進する人達がいるのですが、誠に愚かなことです。



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