柏崎刈羽原子力発電所7号機において漏えい燃料1体を確認したとの連絡を受けました。

2011年09月02日


平成22年9月10日に発生した7号機漏えい燃料発生事象について、東京電力は平成23年8月23日から開始した定期検査の中で漏えい燃料確定作業をしていましたが、本日、漏えい燃料を確認したとの報告を受けました。

 東京電力は、他の燃料が漏えいしていないかどうかについて、引き続き調査するとのことです。
 この作業の間、県が実施している発電所周辺環境放射線モニタリングで、空間放射線量に異常な値は認められておりません。

<本事象の経緯>

○平成22年9月10日
 東京電力から、7号機の高感度オフガスモニター※の指示値が、通常値に比べわずかに上昇したとの連絡を受けました。(同日お知らせ済み)

○平成22年9月16日
 7号機の高感度オフガスモニター※の指示値が上昇したため、東京電力は、漏えい燃料が発生していると判断し、漏えい燃料特定のための調査を開始するとの連絡を受けました。(平成22年9月17日お知らせ済み)

○平成23年8月23日
 定期検査のため、東京電力は、7号機の原子炉を停止
 本定期検査中に漏えい燃料確定作業を実施

※ 原子炉水中に、極く微量のガス状の放射性物質が漏れ出すよう
 な事象を早期に発見するために設置された放射線監視装置

http://www.pref.niigata.lg.jp/genshiryoku/1314910906260.html



東京電力が、新潟県に対して核燃料の漏洩について報告を行ったとのことです。

平成22年9月10日に発生した事故について、1年後の平成23年9月2日に報告です。

核燃料の漏洩の確定作業を行ったのは、平成23年8月23日からです。

放射能漏れの事故なのに、「事象」だと言っています。

具体的な数値の報告がありません。「わずか」という言葉は信用できません。

あまりにもずさんで、デタラメすぎます。

地域独占だと、こういう横柄でデタラメなことが許されるということなのでしょうか。

この、当事者意識の無い、いいかげんさが、福島第一原発事故の対応にも表れているのではないでしょうか。



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