[子孫にゴミを残すな]
■本当に青森県民が望んでいることなのか



東通原子力発電所(ひがしどおり)
名 称 着 工 運転開始 定格出力
東北電力1号炉 1998年12月 2005年12月8日 110万キロワット
東北電力2号炉(計画中) 2016年度以降 2021年度以降 138.5万キロワット
東京電力1号炉(建設中) 2011年1月 2017年3月予定 138.5万キロワット
東京電力2号炉(計画中) 2014年度以降 2020年度以降 138.5万キロワット


大間原子力発電所(おおま)
名 称 着 工 運転開始 定格出力
電源開発株式会社 1号機
(MOX燃料・プルサーマル原発)
2008年5月 2014年11月予定 138.3万キロワット


核燃料中間貯蔵施設


 原子力発電所で使い終わった核燃料を、再び燃料として使用できるように再処理するまでの間、
 貯蔵しておく施設

 2005年10月 むつ市、東京電力(株)及び日本原子力発電(株)との間で
 「使用済燃料中間貯蔵施設に関する協定」を締結

 2005年11月 東京電力(株)と日本原子力発電(株)の両社により「リサイクル燃料貯蔵(株)」が
 むつ市に設立された

 2007年3月  リサイクル燃料貯蔵(株)が国に事業許可申請書を提出

 2010年5月 国から事業許可が下りる

 2010年8月 着工
 2012年   貯蔵量3000トンの施設が完成予定
 2022年   貯蔵量2000トンの施設が完成予定。合計で最大貯蔵量5000トンの設備となる。

 5000トンという数字は、原発1基が160年間に出す核燃料廃棄物に相当する。

 貯蔵建屋ごとの使用期間は50年間
 年間約200〜300トンの使用済核燃料を4回程度に分けて搬入する予定
 貯蔵後は再処理工場へ搬出


六ヶ所再処理工場

たとえ事故が起きなくても、「原発1年分の放射能を1日で出す」といわれるほど、大量の放射能が環境中へ放出されます。

六ヶ所再処理工場は、年間最大8トンのプルトニウムを作りだします。ところが、このプルトニウムの使い道は全く不透明です。

高さ150メートルの巨大な排気筒からは、クリプトン、トリチウム、ヨウ素、炭素などの気体状放射能が大気中に放出されます。

しかし国は、これらの放射能が空気によって「拡散」するので問題ないといっています。また六ヶ所村沖合3kmの海洋放出管の放出口からは、トリチウム、ヨ ウ素、コバルト、ストロンチウム、セシウム、プルトニウムなど、あらゆる種類の放射性物質が廃液に混ざって海に捨てられます。

止めよう!六ヶ所再処理工場
http://cnic.jp/modules/rokkasho/index.php?content_id=7

六ヶ所再処理工場の主な工程とその危険性
http://cnic.jp/files/rokkasho/process.jpg

再処理工場の稼働に反対する1 2008年6月 9日(河野太郎氏)
http://www.taro.org/2008/06/saishori1.php

再処理工場の稼働に反対する2 2008年6月 9日(河野太郎氏)
http://www.taro.org/2008/06/saishori2.php




[子孫にゴミを残すな]
■核のゴミ抱える村 青森・六ヶ所村の現実
 



10万年もの間、放射線を出し続ける原発の放射性廃棄物。
いったい誰が、10万年もの間、責任を持って管理するのでしょうか?



[子孫にゴミを残すな]
■他国に使用済核燃料のゴミを押し付けてまで原発に固執するのは異常
 

(引用ココから)
モンゴルに国際的核処分場建設を 東芝が米高官に書簡

 モンゴル・ウランバートル郊外の火力発電所関連施設=6月24日(共同)

米原子力大手ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)を子会社に持つ東芝の佐々木則夫社長が5月中旬、米政府高官に書簡を送り、使用済み核燃料などの 国際的な貯蔵・処分場をモンゴルに建設する計画を盛り込んだ新構想を推進するよう要請、水面下で対米工作を進めていることが1日、分かった。

モンゴルでの核処分場計画は、新興国への原発輸出をにらみ、モンゴルで加工したウラン燃料の供給と使用後の処理を担う「包括的燃料サービス(CFS)」構 想の一環。米国とモンゴルが主導し、日本にも参加を呼び掛けた。経済産業省が後押ししてきたが、外務省が慎重姿勢を示すなど政府内に異論もある。
2011/07/01 20:08 【共同通信】

http://www.47news.jp/CN/201107/CN2011070101000922.html
(引用ココまで)
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使用済核燃料のゴミを、日本ではもう処分しきれなくなってしまったので、アメリカと一緒になってモンゴルに押し付けようとしています。このような、非人道 的なことが許されてもいいのでしょうか。モンゴルは、放射性廃棄物のゴミ捨て場になってしまいます。たとえ、モンゴル政府が受け入れると言ったとしても、 断るべきでしょう。自分の国で出したゴミを、よその国に引き受けてもらうなんて、とても恥ずかしい行為です。相手の国が、きちんと処理できるならまだし も、放射能を無効にできる技術などは、いまの地球には存在しないのです。何百年もの間、電気を使って冷やし続け、地中に埋めたとしても、放射能はゼロにな ることはありません。よその国に、危険な放射能を帯びたゴミを押し付けてまで、原発に固執するのは、もはや異常としか言えません。放射能を無効にする技術 さえないのに、福島の原発事故が全く収束もしていないのに、いまだに原発を推進する人達、それは、自分さえよければ、子孫はどうなろうがかまわない、他人 はどうなろうとかわまない、よその国がどうなろうがかまわないという、畜生の魂としか思えません。



[子孫にゴミを残すな]
■モンゴル日本の核廃棄物引き取り拒否


中新網7月27日 共同社報道 日本の松本剛明外務大臣が衆議院外務委員会で、モンゴルはすでに外国の核廃棄物をモンゴルに搬入して再処理するという構想は実現不可能であると日本政府に伝えてきたと表明した。

 日本とアメリカ、モンゴルはモンゴルをウラン燃料生産輸出国で原発利用国にし、かつ核廃棄物をモンゴルに持ち込んで再処理をするという構想を描いていた。モンゴルは現在、この構想は環境への影響を配慮すると実現は非常に難しいと表明している。
 
 松本外相によれば、23日のモンゴル外長チャンダサタル氏との会談で「モンゴルは国内の法律の規制による、外国の核廃棄物の地層処理は受け入れられな い」と言われたという。松本外相はこのモンゴルの意思表示に対して「外国の核廃棄物受け入れに関してはどの国にとっても簡単なことではない」と感想を漏ら した。

http://bbs.kurashi-china.com/viewthread.php?tid=523&extra=page%3D1


先ずは、モンゴルが拒否をしてくれたことで、一安心しました。ですが、使用済み燃料と核廃棄物を他国に押し付けるというのは、本当に恥ずかしいことだと思います。東芝には、ガスタービンコンバインドサイクル発電という発想が無いようです。他国を原発のゴミ捨て場にしてまでも、原発の推進をやろうとする愚かさに、ただただあきれるばかりです。もう、このような東芝の商品を買うことはできません。



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