[地震で壊れる原発]
■東日本大震災の津波の痕跡 　

『東日本大震災の津波の痕跡』の図で、 赤色は浸水高、青色は遡上高を表しています。

浸水高〜構造物や草木に残った浸水の跡
遡上高〜浸水の先端が達した最大の高さ


この図をみると、宮城県牡鹿郡女川町・石巻市にある女川原発の場所に比べ、福島第一原発の場所は、津波が３分の１程度の高さだったことがわかります。

宮古市重茂姉吉（おもえあねよし）の約５００メートル内陸で、海面から約４０．５メートルの地点に津波が到達した跡を確認したのをはじめ、岩手県釜石市、大船渡市、久慈市、野田村、宮城県女川町の６市町村で３０メートル超を記録したほか、青森、福島、茨城県でも１０メートル以上に達した地点がありました。

・３０ｍあった大地をわざわざ２０ｍも削って海抜１０ｍの高さで福島第一原発を作った東電。

・津波の高さを5.7mに想定して福島第一原発を建設しておきながら、「想定外」と主張する東電。

東電の言動は、全く理解不可解なものです。


（関連リンク）

『逝きし世の面影』−『東北女川原発の３分の１だった東電福島第一原発の津波高』 http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/58d9cb1e91d660a8a8cad0cca89875c7

東日本大震災：津波の高さ史上最大４０．５メートル　宮古
毎日新聞　2011年7月16日　15時00分（最終更新　7月16日　17時18分）
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/archive/news/2011/07/16
/20110716k0000e040054000c.html

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