[電力不足のウソ]
■原発が無くても電力は足りている(環境エネルギ−政策研究所 調べ)
■原発が無くても電力は足りている(環境エネルギ−政策研究所 調べ)
環境エネルギ−政策研究所が推計した
原発を除いた電力需給見通し(Kw=キロワット)
原発を除いた電力需給見通し(Kw=キロワット)
電力会社 | 原発を除く供給力 | 最大需要電力 |
北電 | 624万Kw | 547万Kw |
東北電 | 1321万Kw | 1380万Kw |
東京電 | 5608万Kw | 5500万Kw |
中部電 | 3059万Kw | 2637万Kw |
北陸電 | 622万Kw | 526万Kw |
関西電 | 2912万Kw | 2956万Kw |
中国電 | 1425万Kw | 1135万Kw |
四国電 | 596万Kw | 550万Kw |
九州電 | 1777万Kw | 1669万Kw |
沖縄電 | 224万Kw | 144万Kw |
実際、調査した2011年5月9日の時点でも、福島第1原発事故のほか点検などで国内54基の原子炉4896万KWのうち約6割に当たる2923万KWが停止している(原発を除く供給力が最大需要電力を下回っている)。
関西電力も西日本全域での電力融通や企業などの自家発電からの電力確保することも可能だ。
東北電は数字上は電力不足だが、震災で工場などが被災したため、大口を中心とした販売電力量が激減しており、実際には余裕がある状況だ。
そもそも最大電力は年に数日、1日の数時間しかない。電力会社は需要に応じて発電しており、火力、水力とも期待する出力で発電することは可能だ。
出力調整ができず、夜間も昼間と同じ発電量という馬鹿げた原発のために、揚水発電所が設けられている。年に数回の昼間の数時間の電力不足は、原発のおまけ的な存在である揚水発電にやらせればいい。そもそも、原発ではなく、火力なら、揚水発電など使わずに火力だけで調整もできるし、供給もできるわけなのだが。
原子力は、出力調整ができない融通のきかない代物だが、火力は調整ができる。実は、「発電量の3割を占める原発」といわれているのは、出力調整をして火力の能力を低く抑えて発電させているからで、火力の本来の能力を発揮させれば、原発など無くても困らない。
計画停電や節電キャンペーンは不要だし、それを利用者に要求するなら、そもそも地域独占の資格が無い。
福島原発事故が収束もできず、人の人生を破壊し、日本の経済を破壊し続けているのに、危険な原発から、ガスタービンコンバインドサイクル発電に切り替える方策も講じない、そんな無能な電力会社であれば、まさにあぐらをかいた商売で、地域独占の弊害だ。
もし、「原発が無ければ電力が足りない」という知事がいたら、その知事はおかしい。
見識が足りないか、電力会社、或いは電力会社のOBなどの支援を受けていて、電力会社に不利な発言をしないのか(国民よりも電力会社関係者を優先)、そのいずれかだろう。
鬼蜘蛛おばさんの疑問箱
2011年08月10日
http://onigumo.kitaguni.tv/e1827382.html
北海道電力冬の需給仮に泊原発全停止でも問題がないとのこと
2011-07-21 22:44:09
http://ameblo.jp/dash98/entry-10961009939.html
もりのくま
2011年06月2日
http://maiko.cocolog-nifty.com/kuma/2011/06/post-3f23.html
(2011.8.10)