富士山レーダードーム引退記念

パソコン用壁紙


2001年8月6日(月)朝8:45に撮影しました。

1964年(昭和39年)8月15日にヘリコプターを使って
設置されて以来、37年間よく頑張ってくれました。
ドームの中にあったレーダー装置は、
1999年11月1日に引退。
台風の動向や中部地方のお天気を観測し続けてきました。

レーダーのお役目が終わった後も、ドームは残り、
測候所の屋根として存続してきました。
1024×768(164KB)
800×600(98KB
9月5日朝、白いドーム部分が解体されました。
気象庁より譲渡された富士吉田市では、
2002年5月、遅くとも9月にはドームを復元し、
気象学習施設として活用する予定です。
オレンジ色の部分をクリックすると、
別ブラウザが起動して写真が表示されますので、
ご自分のパソコンに保存してお使いください。

厳しい気象環境で、37年間も持ちこたえた、
すばらしい耐久性。
三菱電機で設計をした時は、
アメリカの科学者・発明家
リチャード・バックミンスター・フーラー博士
Richard Buckminster Fuller (1895-1983)
の設計思想を参考にしたそうです。
フーラー博士の優れた研究が、
富士山で実証されたわけですね。

                                    (2001年9月6日/8日一部追記)


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