純さん 主催


富士登山 & 温泉ツアー

2002年7月27日(土)〜29日(月)

御殿場口(登り下り共)

はじめての御殿場口登山。伸弘君(小6)と3人で登頂。

    
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伸弘君が持っているのは、実験の為に麓のコンビニで買った
お菓子。そして、酸素ですね。
お菓子の袋が気圧の関係で、中の空気が膨張して膨らむのを
確認する実験。パンパンに膨れました。

純さんと私は、350mlのアサヒスーパードライを購入し、
乾杯しました。実験で確認できたこともあり、お菓子は
開封されて、おつまみとなりました....(汗。

ここの夕食は、カレーライスですがおかわり自由です。食事の風景も撮影したのですが、
ピンボケになってしまいました。オートフォーカスではなかったのか...(汗>カメラ。
なので掲載できません。お茶もおかわりできます。
山小屋によっては、お茶のおかわりは200円とか、有料になります。
水はとても貴重ですので。
なので、おかわりが自由で無料というのは、とてもありがたいことです。

今回初登場、光司の写真です。
山小屋の方に撮影していただきました。
食事の写真の代わりに、これでなんとか...なりませんね(汗。
ま、こんな姿で登っていたということで...(汗。

残念ながら、この日は影富士は見えませんでした。
食事の後、18:20頃 しばし睡眠。日曜の夜で明日は平日だけあって、
山小屋は空いていました。
一人畳一枚分のスペースで寝させてもらえるのはありがたい。
土曜の夜では、こうはいかないでしょう。

19:30頃 トイレへ。
ここのトイレは、普通のトイレットペーパーや、ティッシュペーパーが使えるのですが、
そのかわり、使った紙は専用の容器に入れる方式です。便器の中へ紙を捨てては
いけない方式です。このへんは山小屋によって違います。
自然に溶けるティッシュのみ使用可という山小屋もあります。

いちばんいけないのは、通常のトイレットペーパーやティッシュペーパーを、
そのまま便器にいれてしまう地上と同じやり方です。
これは富士山の自然環境に一番ダメージがあります。

山小屋のテレビでは、4チャンネルで「流れるプールの施設を1日でどれだけたくさん
訪れることが可能か」みたいな企画番組をやっていました。
「ザ!鉄腕!DASH!!」という番組らしいです。
500mlのポカリスエットを500円で購入して、しばらくその番組をみてました。

20:20頃 脈拍は1分間に90回位。地上に比べたら早めだけど、この高度ですと
自分的には普通のようです。一人一枚の布団に感謝しながら再び眠りました。

0:30頃 起きて外に出てみる。昼間と同じ服装でも寒くない。
今年の富士山は暖かめらしい。残念ながら星は見えない。
今回は、御来光は難しいかもしれない。月も見えないし。
そんなことを思いながら下のほうを眺めていた。地上の街の夜景が見える。

しばらく眺めていたら0:50頃、女性が3人で登ってきた。
月も出ていないこの暗い中を大変だったろうに....。
なんでもお昼の15時頃、新五合目を出発したそうです。
河口湖口や富士宮口ならそれでもいいかもしれませんが、
山小屋の少ない御殿場口で、そんな遅い時間にスタートだなんて....(汗。
しかも女性3人だけで...。真似できません...(汗。

月が出ているのと、そうでないのとでは随分違う。ヘッドライトは重要だけど、
さらに月が出ているのと、そうでない場合とでは進み具合が違う。
やっぱり月が出ているとありがたい。安心して登れる。
月が無いと、頼りはヘッドライトだけ。ヘッドライトの電池が切れたら暗闇の中で
電池交換をしなければならない。月光があれば、電池の交換もしやすい。

とはいえ、御来光も月も人間にはコントロール不能なこと。
やはり運でしょうか...(汗。
自然は偉大で、人間の力の及ばぬ事は、たくさんあります。
人間は自然は壊せても創造する事はできません。
人間が創造できるのは、人工物に限られますね。
でも、自然そのものの創造はできなくても、
自然を大切にしたり、育てたりすることはできますね。
なので、いつまでも富士山の自然が美しいまま保たれるように、
子供や孫達にも美しいままで引き継げるように、
今の大人が大切に扱わなければならないのだと思います。

布団に戻って、そんなことを考えているうちに、いつの間にか寝てしまったようです。


                                            (2002年8月18日)


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