純さん 主催

富士登山 & 温泉ツアー

2001年8月4日(土)〜6日(月)

吉田口

はじめての吉田口。感激も筋肉痛も2倍(w。

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20:20 ビールを飲みながら、ふと外を見ると、
   黄色い旗を持った人が、たくさん山小屋の入口前の
   ベンチで休憩。
   寒いけど、外へ出てみる。
  
「バイオトイレ設置支援隊」....\(◎o◎)/
   そこには、支援隊の皆様が10人位いいらっしゃいました。
   

  「富士急行 創立75周年
   バイオトイレ設置支援隊
   富士急グループ」


   と書かれています。
   富士急グループの皆様に感謝。

   で、杉チップを運んでらっしゃるのかと思ったら、
   
何と、水の運搬!しかも一人1リットル!\(◎o◎)/

   水不足の為、運んでくださっているとのこと。
   まったく頭が下がります。飲む為ではなく、トイレの為に
   重い水を運んでくださっているのですから。

20:22 支援隊の皆様は、さらに上を目指して暗い中を出発され
   ました。皆様の支援に心から拍手をお送りした次第です。

   私も、もう少し痩せていて体力があれば....。
   現状では、自分の水が精一杯です(汗。

   今年の水不足は富士山の山頂でも深刻のようです...。
   佐藤小屋で感じたことを、また思い出してしまいました。
   電気代と水が弱点のバイオトイレ...。
   すばらしいだけに、さらなる改善を期待しています。


20:23 月を写してみる。
    ですが、インスタントカメラの限界か、あまりきれいに
    写っていなかったので掲載いたしません(汗。 


   山小屋の外の「郵便ポスト」(投函用)に気がつく。

   やはり寒いので、山小屋の中に入る。
   郵便ポストのことを山小屋の方にお尋ねしたところ、
   日曜日を除いて、集配してくれるらしい。郵便局の方、
   あるいは委託を受けた業者の方なのでしょうが、こんな
   高地まで平日は毎日とは、大変なことだと思いました。
   
→各山小屋の方が、持ち回り制でご担当だそうです(2001.8.19)。

20:40 やっとビールを全部飲み終えて、寝ることにする。
   缶ビール1本飲むのに40分もかかった(w。
   お酒は弱いし、短時間で一気は危険だと思って..(汗。

   それにしても、この時間でも、まだまだ登っている方が
   いらっしゃるのですね。岩場では特に足元に気をつけて
   いただきたいです。

21:30 団体客の方々が到着した模様。ちょっと騒がしくなる。

23:00 頂上で御来光をご予定の皆様が、出発の準備を始めて、
   ちょっと騒がしくなる。
   山小屋のお兄さんに起される前に、ご自分で起きた方々
   ですね。

   う〜ん。枕なのか布団なのかわからないけど、眠れない。
   平地のように、お酒をたくさん飲んで眠くなる手法は、
   採用できない。アルコールは呼吸を抑制する作用があって、
   こんな酸素の薄い高地で、そんなことをするのは危険。
   
(睡眠薬も呼吸が抑制されるので高地では危険です。)

   ひつじを数える手法は、平地でも通用しないし(w。

  
 そういえば、脈拍を計りませんでしたが、
    計るのを忘れるほど、安定していたようです。
    3000m手前だったのが、よかったのかもしれません。
    ふもとから登った為、ゆっくりと順応できたのだと思います。


   4m位先の白熱電球がまぶしい...。
   目にハンカチをあてて、まぶしくないようにしても、
   眠れない...。まぶしさが原因ではないらしい...。

   こうなったら無理に寝ようとせず、起きていることに
   方針を変えるのでした(w。

23:40 純さんが目覚める。イビキで起されてしまった模様(w。
   私は寝ていないから、もちろん私のイビキでは無い(汗。

23:46 宿泊していた外人の方もヘッドライトをつけて出発。

23:55 純さんに、デジカメで撮影した写真を見せていただく。
   やっぱりデジカメは便利ですね。

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6日(月)

0:12 山小屋のお兄さんが、登山客を起しに来ました。
   多くの方が、頂上で御来光のご計画のようです。
   寝ていた場所で、同じ列で残っているのは、
   純さんと私の二人だけ(汗。
   畳4分の3程度だったスペースが、
  「お好きなだけどうぞ」状態に(w。
   せっかく広々と使えるけど、私は眠くないが(w。

0:45 トイレの為、外へ。
   この時間でも、ヘッドライトと着けて、登っている方々が
   けっこういらっしゃいました。
   外気温は7.5℃。

   
アメリカの海兵隊の隊員さんが数人休憩していた。
   海兵隊の隊員さんが、カタコトの日本語で、
   日本人の登山客に自己紹介の意味で、「カイヘイタイ」
   とお話したのです。

   すると、その日本人の登山客の方が曰く
   「ああ、帰りたい(アア、カエリタイ)」(w。

   「カイヘイタイ」と「カエリタイ」...(^^;。

   でも、これ、隊員さんに通じました(w。

   "Oh! Do you want to go home?”とお話してましたから。

   通じないと思っていたけど、通じたので、
   横でみていただけだけど、とても楽しかった。

   この時間にも、月がよくみえました。
   上の方、八合目の山小屋の明かりもよく見えます。
   登山者のヘッドライトがところどころに見えます。
   下の方の山小屋の明かりも見えました。
   星もよく見えています。
   どうやら、いいお天気のようです。

   眠くないけど、外は寒いので、
   寝床に戻って横になることにしました。


                                            (2001年8月16日)


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