豊かな森林を復活させよう!

富士山 と くぬぎ平 の森作り

ミズナラの苗木のお引越し準備作業

2001年4月7日(土)、21日(土)

  主催:ドングリの会     場所:国際基督教大学(ICU)


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■ICUで育ったドングリの苗木

  ドングリの会では、ICUの敷地をお借りして、ミズナラやブナなどの苗木を育てています。
  茨城県筑波山麓のくぬぎ平や、富士山の麓で収穫したドングリを、2年程度
  苗木に成長するまで育てて、故郷の くぬぎ平や、富士山の麓に植樹します。

  ドングリの状態から、自然まかせで発芽を待って成長するのは難しいので、
  一旦別の場所である程度育てて、元の森に返しています。


■日本の森林の深刻な現状

  日本の森は人工林(杉の木の針葉樹が大半)に偏り、災害に弱い森になっています。
  針葉樹は、広葉樹に比べると成長は早いのですが、根が浅く台風には弱い木です。

  かつては、根の深い広葉樹が地盤を固め、保水をし、土砂崩れを防いでくれていました。
  広葉樹を伐採した後に、成長の早い針葉樹を植えた結果、バランスの崩れた森になって
  しまったのです。
  保水力が低く、水害に弱い森から、保水力が高く水害に強い森に変えなければなりません。

  広葉樹の成長には100年〜200年の長い年月が必要です。
  未来の子供たちに、豊かな森を残す為に、一人でも多くの人が、森作りのお手伝いを
  して欲しいと願っています。


■朝10時〜午後14時半迄作業

  桜の花がきれいに咲くICUのキャンパスで、作業を行いました。
  4月7日と21日に苗木の掘り起こし作業を行い、8日と22日に植樹の作業が行われました。
  具体的には、
  (1)苗木を一旦掘り起こして、植樹の前日まで畑に仮植えの状態にしておく。
  (2)植樹の前日になったら、根に土がついた状態でビニール袋に入れる。
  (3)植樹の当日に、現地へ運んで植樹する。
  といった作業になります。

  私は、7日の朝10時〜14時半、21日正午〜14時の掘り起こし作業のお手伝いをいたしました。
  7日にご一緒したのは、お友達の福島さん、半田さん、西崎さん、助川さん、杉田さん。
  21日は、福島さん、助川さんとご一緒しました。
  21日も朝10時頃から作業が始まっていたのですが、寝坊をして正午頃到着したのでした(汗。
  現地での植樹は、他用の為、参加できませんでした。


4月7日(土)

ICUキャンパスの桜

作業中の皆さん

福島さん

作業中の福島さん


仮植の状態にした様子

翌日植樹分を運ぶ準備

ユンボで地ならし

作業中の西崎さん


杉田さんと西崎さん

作業中の半田さん

会長から閉会のご挨拶

来年植替予定の苗木


(2001年9月3日掲載)

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