北海道から一人富士登山

富士宮口+御殿場口

2007年8月5日(日)〜6日(月)

往路:富士宮口五合目 ⇒ 富士宮口八合目 ⇒ 御殿場口七合九勺 ⇒ 御殿場口頂上

帰路:富士宮口頂上 ⇒ 富士宮口八合目 ⇒ 御殿場口七合九勺 ⇒ 御殿場口五合目

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■富士宮口+御殿場口を使って登山

  今回も昨年と同様、北海道から出向いて富士登山にチャレンジしました。
  往路は昨年と同じルートです。帰路は、富士宮口の山頂からスタートし、
  八合目で御殿場口へルートを変更しました。新五合目も御殿場口に到着しました。
  昨年同様、交通費を節約するために、飛行機を用いず、フェリーと深夜バスを利用しました。

■富士宮口新五合目までの交通

  ●往路
   4日(土)14:50 函館港からフェリーで出発
   18:50 青森港に到着し下船
   18:55 シャトルバスに乗って青森駅へ
   19:09 青森駅に到着−高速バス出発まで「ねぶた祭り」を見学
   20:47 青森駅から高速バスで出発
   5日(日)6:35 東京駅に到着
   6:56 新大阪行の新幹線こだま531号に乗車
   7:55 三島駅に到着
   9:45 三島駅南口より富士山新五合目行のバスで出発
   11:39 富士宮口新五合目に到着


  ●帰路
   6日(月)16:00 御殿場口新五合目より御殿場駅までタクシーに乗せていただいた
   16:58 御殿場駅から沼津行に乗車、沼津駅で乗り換え 
   1735 沼津駅から東海道本線・熱海行の電車に乗る 
   17:40 三島駅で下車 三島で宿泊 
   7日(火)8:08 新幹線こだま608号に乗車 
   9:03 東京駅に到着 東京で観光
   23:39 東京駅より高速バスで出発
   8日(水)9:14 青森駅に到着 
   11:10 シャトルバスに乗って青森港へ
   11:26 青森港に到着
   12:30 青森港からフェリーで出発
   1620 函館港に到着


         
■タイムテーブル
チェックポイント 到着時刻 出発時刻 徒歩時間 休憩時間
富士宮口 新五合目(2400) 11:39 12:10    
新六合目(2490) 12:25 12:35 15 10
新七合目御来光山荘(2780) 13:39 14:00 64 21
七合目 山口山荘(3010) 14:57 15:14 57 17
八合目 池田館(3250) 16:15 16:30 61 15
御殿場口へ ルート変更
七合九勺 赤岩八合館 16:58 翌朝5:30 28 夕食+宿泊+朝食
八合目見晴館跡 5:44 5:48 14
御殿場口富士山頂 7:16 7:25 88
富士宮口富士山頂 7:29 7:43 14
富士山測候所(3776) 8:07 8:38 24 31
お鉢巡り(時計回り) 
河口湖口・須走口山頂 9:22 9:27 44
御殿場口富士山頂 9:53 9:53 26
富士宮口富士山頂 9:56 10:15 19
富士宮口から下山開始
九合五勺胸突山荘 10:41 10:53 26 12
九合目萬年雪山荘 11:13 11:23 20 10
八合目池田館(3250) 11:53 12:00 30
御殿場口へ ルート変更
御殿場口下山道へ入る 12:10 12:10 10
七合五勺砂走館(3210) 12:31 12:53 21 22
七合目日の出館(3070) 13:04 13:08 11
富士宮口分岐点(2780) 13:21 13:21 13
宝永山 頂上(2693) 13:33 13:49 12 16
新五合目大石茶屋(1500) 15:25 15:53 96 28
新五合目(1440) 16:00
   
 ・「チェックポイント」内の( )書きは標高(単位メートル)です。

 ・「チェックポイント」地点以外でも、適宜休憩を取っています。
  その時間は、徒歩時間の中に含まれています。
  登りのときは、15〜20分毎に、5〜7分程度の休憩をとっています。
  下りの大砂走りでも、適宜休憩をとりました。

 ・富士宮口の場合、登山道・下山道が共通の為、登りの人を優先します。
  道が細い区間では、登りの人を待つ間、休憩目的ではありませんが
  立ち止まって待機することがあります。

 ・「休憩時間」は、「チェックポイント」地点における休憩時間のみを記載しています。




◆以下は、今回の登山で経験したこと、感じたこと等、ご参考になりそうな事項を記載いたしました。

■富士宮口八合目より御殿場口七合九勺へ

 富士宮口八合目にある「池田館」。ここのトイレの横に御殿場口への連絡ルートがあります。
 もともとは登山者用の連絡ルートがあったところへ、後からブルドーザも利用できるように、
 道幅を拡張したのです。
 ですので「ブルドーザ専用道」ではありません。御殿場市が発行する地図にも連絡ルートが
 記載されています。


富士宮口八合目から御殿場口七号九勺迄直線で結ばれている連絡ルート
(実際のルートは直線ではありません。御殿場市の富士登山マップ より)


 富士宮口の八合目から上は、土日になると特に混雑します。御殿場口は空いています。
 八合目から上は、御殿場口を使ったほうが早く山頂に到達できます。
 御殿場口のルートに入ると、七合九勺の「赤岩八号館」があります。
 かつては、御殿場口八合目に「見晴館」という山小屋がありましたが、既に廃業しており、
 建物の跡だけが残っています。

 この地図ではわかりませんが、富士宮口九合目「万年雪山荘」と御殿場口八合目「見晴館跡」
 の間にも連絡ルートがあります。富士宮口九合目では御来光が見えない為、「万年雪山荘」の
 宿泊客が早朝に御殿場口八合目「見晴館跡」まで歩いてきて、御来光をみるのです。


■お鉢巡り

 お天気がよかったので、お鉢巡り(富士山山頂を一周)をしました。距離は約4kmで
 90分程度かかります。
 個人差がありますが、私の場合は次のような所要時間でした。

 富士宮口山頂〜剣ヶ峰...24分
 剣ヶ峰〜(時計回り)〜河口湖口・須走口山頂...44分
 河口湖口・須走口山頂〜富士宮口山頂...29分

 全部で97分(1時間37分)でした。

 河口湖口・須走口山頂から、郵便局のある富士宮口山頂までは、およそ30分
 河口湖口・須走口山頂から、剣ヶ峰(3776m)までは、時計回りでおよそ55分
 河口湖口・須走口山頂から、剣ヶ峰(3776m)までは、反時計回りでおよそ45分


■帰路について

 下山したのは月曜日でしたので、さほど登山道は混雑していないと考え、富士宮口から
 下山を開始しました。富士宮口は登山道、下山道が共用ですので、土日は混雑します。
 しかし、8合目に到着した時点で、混雑していることがわかり、下山の時間短縮も考慮のうえ、
 ルートを変更しました。登山の時に使った連絡ルートを使い、8合目から下は御殿場口を
 使いました。途中、宝永山に立ち寄り、御殿場口の新五合目に到着しました。

                                            (2008年7月17日)



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