木下様写真館(3)
写真集 昭和46年  1971年当時の貴重な写真


木下 聡 様のご好意により、
昭和46(1971)年4月に撮影された、大変貴重な写真の掲載許可を頂戴いたしました。

ここでご紹介する写真の著作権は、木下様がお持ちになっています。
どれも、現在では撮影不可能な貴重な写真です。

貴重な写真を後世に残し、そして掲載の許可をくださったことに対し、
厚く御礼申し上げます。 ありがとうございます。

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函館市電304号
【13】十字街で撮影された304号です。



函館市電306号
【14】十字街で撮影された306号です。



函館市電306号
【15】十字街で撮影された306号です。



函館市電801号
【16】梁川車庫で撮影された801号です。



函館市電1001号
【17】梁川車庫で撮影された1001号です。



函館市電312号

【18】梁川交通公園に展示されていた312号です。




車番 製造年 製造メーカー 備 考
301〜
315号
1936年
(昭和11年)
函館船渠
株式会社

昭和11年(1936)函館船渠株式会社(現在の函館どつく)で製造されました。 当時、函館で、路面電車を運営していた帝國電力において、昭和11年6月7日に301〜303号、9月15日に304〜315号が就役を開始しました。

昭和45年(1970)1000形の導入に伴い、300形は余剰と判断され、301号は、昭和46年8月20日付で廃車となりました。 301号は、廃車後もしばらくは駒場車庫に保存されていましたが、昭和55年(1980)か56年に解体されたようです。

300形は、305〜307号が、花電車に改造されて残されています。

また、非公開の状態ですが、313号が「北海道開拓記念館」に残っています。


300形の廃車と車番変更に関する情報整理

木下 聡 様のご好意により、300形の貴重な写真について、掲載許可を頂戴したことを契機に、廃車と車番変更について、表にして情報を整理してみました。尚、表の中の「装飾車」とは「花電車」のことです。

函館市電300形の情報整理
801号 1962年
(昭和37年)
株式会社
新潟鐵工所

昭和37年(1962)7月、新潟鐵工所で製造
昭和37年8月1日認可
平成4年(1992)、8004号にすべく廃車
アルナ工機株式会社で車体更新の後、
平成5年(1993)1月、8004号となる

1001号 1955年
(昭和30年)
日本車輌製造
株式会社
東京支店

昭和30年(1955)7月4日、日本車輌東京支店で製造
都電7000形7039号となる
東京都交通局の柳島車庫に配置
昭和45年(1970)2月25日付で函館市交通局へ譲渡
函館市電1000形1001号となる
昭和48年(1973)10月1日、梁川車庫の閉鎖と共に廃車

■参考資料
 ●市電50年の歩み(昭和39年12月25日 函館市交通局)

■関連記事
 ●車両の推移2  ●車両の推移3  ●車両の推移4  ●車両の推移5  ●車両の推移6
 ●江戸っ子時代の姿 東京都電7000型→函館市電1000型

(2023年4月5日掲載)

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