広島の路面電車[15]
広島電鉄 2006年6月  輸送人員と路線延長が日本一の路面電車


広島電鉄 系統図
広島電鉄 系統図 Hisagi(氷鷺)様作成 Hiroshima_Electric_Railway_map.png


荒手車庫内の写真は、許可をいただいて撮影したものです。






























車番 製造年 製造メーカー 備 考
706号
712号
1982年
(昭和57年)

1985年
(昭和60年)
アルナ工機 初代の700形は、1980年までに廃車になりました。
現在の700形は1982年(昭和57年)以降に登場した2代目になります。
701〜704号は1982年(昭和57年)、705〜707号は1983年(昭和58年)、
711〜714号は、1985年(昭和60年)に製造されました。
仕様が大きく変わった関係で、707号の次は710番台の711号になりました。
708〜710は欠番です。
807号
813号
1983年
(昭和58年)

1997年
(平成9年)
アルナ工機 初代の800形は、1983年までに廃車になりました。
現在の800形は1983年(昭和58年)以降に登場した2代目になります。
801,802号は1983年(昭和58年)、803,804号は1987年(昭和62年)、
805〜808号は、1990年(平成2年)に製造されました。
809〜812号は、1992年(平成4年)、813,814号は、1997年(平成9年)に
製造されました。
1902号
1912号
1915号
1957年
(昭和32年)
ナニワ工機
東洋工機
京都市電の廃止に伴い、京都から譲り受けた1900形です。
広島でも同じ1900形となりましたが、改番されています。
京都から譲り受けた車両は全部で15両です。

(改番後の車番)1901〜1911号はナニワ工機、1912〜1914号は東洋工機、
1915号は日本車輌製造で作られています。
2002号
2003号

2004号
2005号

2008号
2009号
1960年
(昭和35年)

1963年
(昭和38年)
ナニワ工機
自社工場
2001〜2009号の9両が製造されました。
途中から、2両連結固定編成での運用へ変更されました。

2001号〜2003年10月に解体、
2002−2003号〜2013年10月に解体、
2006−2007号〜2012年2月に解体、
2008−2009号〜2012年2月に解体、
2015年1月の時点で、現存するのは、2004−2005号編成の2両だけとなりました。
3101号
3102号
1961年
(昭和36年)

1964年
(昭和39年)
ナニワ工機
自社工場
1961年(昭和36年)〜1964年(昭和39年)にナニワ工機と自社工場で作られた
2500形(2車体連接構造)を、1985年(昭和60年)〜1986年(昭和61年)に
大阪車輌工業で、3車体連接構造へ改造したものです。

3101A-3101C-3101B、3102A-3102C-3102B、3103A-3103C-3103B
の3編成が在籍しています。愛称は、「ぐりーんらいなー」です。
3501号 1980年
(昭和55年)
川崎重工業
ほか
「軽快電車」と呼ばれる新型路面電車の実証試験車として製造されました。
3車体4台車構造(3501A - 3501C - 3501B)の連接車。
3500形で製造されたのは、3501号の1編成のみです。
愛称は、「ぐりーんらいなー」です。
3802号
3804号
1987年
(昭和62年)

1989年
(平成元年)
アルナ工機 3車体4台車の連接車です。
3801〜3803号は1987年(昭和62年)、3804,3805号は1988年(昭和63年)、
3806〜3809号は、1989年(平成元年)に製造されました。
広電では初めてVVVFインバータ制御が採用された車両です。
3801〜3809号の9編成が製造されました。愛称は、「ぐりーんらいなー」です。
3902号
3908号
1990年
(平成2年)

1996年
(平成8年)
アルナ工機 3車体4台車の連接車です。
3901,3902号は1990年(平成2年)、3903号は1991年(平成3年)、
3904,3905号は1992年(平成4年)、3906号は1995年(平成7年)
3907,3908号は1996年(平成8年)に製造されました。
3800形に比べて、モーターの出力が増強され、
加速・減速が、さらにスムーズになりました。
3901〜3908号の8編成が製造されました。愛称は、「ぐりーんらいなー」です。
5005号
5006号
1999年
(平成11年)

2002年
(平成14年)
シーメンス ドイツのシーメンス社で12編成が製造されました。
5車体3台車の連接車両です。
5001〜5004号は1999年(平成11年)、
5005〜5008号は2001年(平成13年)、
5009〜5012号は2002年(平成14年)の製造です。
愛称は、「GREEN MOVER」(グリーンムーバー)です。

車 番 京都時代
車 番
愛 称 製造メーカー 元京都市電の15両についてですが、 京都市電の廃止に伴い、1977年(昭和52年)〜1978年(昭和53年)にかけて、広島電鉄へ移籍したものです。

製造されたのは、1957年(昭和32年)9月で、京都市電の廃止は、1978年(昭和53年)9月30日ですので、 京都での活躍は、20〜21年位になります。

京都時代よりも、広島での活躍のほうが長くなっています。
2015年1月現在、移籍した15両全てが健在です。

京都にちなんだ愛称が、各車両ごとにつけられています。

性能や構造が優れているためだと思いますが、
1900形は、とても大切にされていると感じた次第です。
1901 1916 東 山 ナニワ工機
1902 1917 桃 山
1903 1918 舞 妓
1904 1923 かも川
1905 1919 比 叡
1906 1920 西 陣
1907 1924 銀 閣
1908 1921 あらし山
1909 1925 清 水
1910 1926 金 閣
1911 1927 祇 園
1912 1928 大文字 東洋工機
1913 1929 嵯峨野
1914 1930 平 安
1915 1931 鞍 馬 日本車輌製造

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(2015年1月4日掲載)


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