北海道から一人富士登山

富士宮口+御殿場口

2006年8月18日(金)〜19日(土)

往路:富士宮口五合目 ⇒ 富士宮口八合目 ⇒ 御殿場口七合九勺 ⇒ 頂上

帰路:頂上 ⇒ 御殿場口六合目 ⇒ 宝永山 ⇒ 富士宮口五合目

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富士宮口九合目「万年雪山荘」から、ここ御殿場口八合目「見晴館跡」に続く連絡ルートがあります。富士宮口九合目は、御来光が見えない地点です。そこで、「万年雪山荘」の宿泊客が、御来光を拝むために、連絡ルートを歩いて来て、ここまでやってくるんですね。


頂上へ1時間....。
1時間で行ける人もいるんでしょうね.....(汗。


標高3410mからの雄大な景色


気象庁の人が使う冬季登山用の鉄柵です。「長田(おさだ)尾根登山路」と呼ばれる気象庁の方専用の登山道です。一般者は使用できません。

「見晴館跡」のすぐ横にある「長田尾根登山路建設記念碑」。
富士山測候所の強力(ごうりき)・炊事担当を永年勤め、後に気象庁の職員となった長田輝雄さん。1958年(昭和33年)2月26日、冬季登山中に7合目付近で突風に煽られ50m滑落。岩に激突して即死してしまったそうです。59歳でした。

長田さんの死を悼み、全国の気象庁職員から募金がよせられ、8合目の尾根から頂上に向かって幅1m、長さ1,100mの尾根伝いの登山道が開かれ、風から身を守る鉄柵が設けられました。この登山道は「長田尾根登山路」と呼ばれています。

冬の登山で強風の時、雪の上から僅かに出ている鉄柵に掴まって、飛ばされるのを防ぐのです。
6:45 八合目「見晴館跡」を出発しました。


6:46 遠くにブルドーザ道が見えました。


6:48 
富士山 大智禅師(だいちぜんじ)
昭和二十五年十一月七日 香琳書
遭難した方の慰霊碑でしょうか?


歩きにくいんですけど....(汗。


                                            (2006年8月30日)


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