北海道から一人富士登山


河口湖口

2005年8月12日(金)〜13日(土)

河口湖口から一人で登山

【9】


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「鳥居荘」の方に撮っていただいた光司の写真です。
拡大表示は...やめておきましょう.....(汗。


19:43 「鳥居荘」を出発。

19:51  七合目「東洋館」(2920m)に到着しました。
以前、お友達の純さんと登ったとき、ここに宿泊しました。
思ったよりけっこう広くて快適でした。今回は、どうしようかと一瞬考えましたが、まだ歩けるようなので、先へ進むことにしました。

今回は、山小屋を予約せずに登山をしていますが、週末の場合は、
どの山小屋も混雑しています。土曜日の宿泊の場合は、事前に予約をしたほうがよいです。

20:01 水を一口飲んで「東洋館」を出発。

20:13 流れ星が見えました。小雨もあがり、この分ならまだ先に進めそうです。ただ、相変わらず足元は岩場なので、ヘッドライトの明かりを頼りに、じっくりと慎重に進みました。

20:20 後ろを振り返ると、かなり遠方ですがイナズマが光っていました。ちょっと怖いかも...(汗。

20:35  八合目「太子館」(3100m)に到着しました。
持参したペパーミントのキャンディがとても美味しい。風が強まって、とても冷たく感じられました。そこで、冬用のダウンベストをリュックの中から取り出し着込むことにしました。

水を一口飲んで、しばし麓の方を眺めました。
雲はあまりかかっておらず、麓の街の灯りがとてもきれいに見えました。
ただ、かなり遠方ですが、稲光が見えて、やっぱりちょっと怖い...(汗。
「太子館」の中に入って、金剛杖に焼印をお願いすることにしました。


「太子館」の中の様子を、ちょっとだけ拝見。


「3100m 八合目 太子館」
の焼印を押してもらいました。

20:56 「太子館」を出発。

21:06  八合目「蓬莱館」(3150m)に到着しました。
持参した水は、とても冷たくて美味しいのですが...。手まで冷たいんです...。強い風のせいか、なおさら冷たく感じるようです。

「蓬莱館」の方としばしお話をする。彼は、インドネシアからの留学生だそうです。とても日本語が上手です。かつて日本は、インドネシアの独立を助けたので、日本に好感を持って来てくれたようです。

蓬莱館に到着したときは、まわりに雲はありませんでしたが、いつの間にやら雲の中にスッポリと入ってしまったようです。麓の方を眺めても、雲にさえぎられて何も見えない状態になってしまいました。
「蓬莱館」では、うどんが700円、カレーが1050円。宿泊料金は平日が5500円、週末は6300円。
ここでも、宿泊について少し考えましたが、雨が止んでいることもあり、先へ進むことにしました。
21:30 「蓬莱館」を出発。

「蓬莱館」の少し先に「亀岩」と呼ばれる場所があります。お昼の時間帯なら見えるんですが...。
暗くて亀岩は、よくわかりませんでしたが、「亀岩蓬莱八大龍神」と書かれた石碑がありました。

蓬莱館を出て、雲の中をひたすら歩き続けました。まわりに人がいないのが、ちょっと寂しい...(汗。道の傾斜はけっこうきつめですが、蓬莱館から先は岩場ではなくて、砂れき道になっています。なので、歩きやすい道です。雲はけっこう厚めなのか、星もまったく見えなくなってしまいました。道は歩きやすいのですが、相変わらず強い風がふいていました。風が強いときは突風にも注意しなければなりません。できるだけ山側を歩くようにしました。


22:00  八合目「白雲荘」(3200m)に到着しました。
雲の中の世界で、まわりは見渡す限り、真っ白な状態でした。



                                            (2006年8月9日)


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