南條さんとお友達 主催


富士登山 & 温泉ツアー

2002年8月10日(土)〜11日(日)

須走口

お天気に恵まれた登山。美しい御来光にも感激。

    
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■南条さんのお友達と登山

  
純さんと7月27日〜29日に御殿場口からの登山をご一緒し、
  「残すところ、完走できていないのは須走口だけ」と思っていました。
  そんなとき、南条さんから富士登山のお誘いがありました。
  それが何と「須走口」!
  一人でチャレンジの予定でしたが、とてもありがたいせっかくの機会なので
  ご一緒させていただくことにいたしました。
  
  メンバーは私も含めて7名。そのうち3名の方が初登頂でした。
  一番肥満傾向なのは....やっぱり私かな...(汗。

■須走口新五合目までの交通

 他の、皆さんは車で金曜日から出発。
 私だけ仕事の都合で、土曜日に電車+バスを利用しました。

 7:20 小田急新宿駅発「あさぎり1号」に乗車
 8:58 御殿場駅着
 9:43 御殿場駅前から富士急行バスで「須走口新五合目行」に乗車。
10:51 新五合目着

 9:40発のバスが、コンビニでお買い物から戻ってこないお客さん待ちで、
 3分遅れの発車。遅れた本人よりも、バスの中で待っていた同伴者のほうが
 恐縮していました...(汗。


               
■タイムテーブル
チェックポイント 到着時刻 出発時刻 徒歩時間 休憩時間
新五合目(2000) 10:51  13:24    
古御岳神社 13:30 13:32 6   2
本五合目林館(2400) 15:18 15:21 106
六合目瀬戸館(2700) 16:09 16:27 48 18
七合目太陽館(2950) 17:37 翌朝6:07 70 夕食+宿泊
本七合目見晴館(3250) 6:53 7:02 46
八合目江戸屋(3350) 7:25 7:48 23 23
本八合目胸突江戸屋(3400) 8:02 8:17 14 15
八合五勺御来光館(3450) 8:31 8:37 14
山小屋跡(3570) 9:08 9:13 31
九合目(3600) 9:20 9:22
須走口富士山頂 9:42 9:55 20 13
富士宮口富士山頂 10:14 10:34 19 20
富士山測候所(3776) 10:49 11:58 15 69
富士宮口富士山頂 12:13 12:28 15 15
須走口富士山頂 12:50 13:00 22 10
八合目 富士山ホテル(3400) 13:22 13:22 22
山梨・静岡分岐点(3300) 13:29 13:48 19
七合目太陽館(2950) 14:13 14:22 25
砂払五合目吉野屋(2300) 15:05 15:29 43 24
古御岳神社 15:53 15:54 24
新五合目(2000) 15:59    
   
 ・「チェックポイント」内の( )書きは標高(単位メートル)です。

 ・「チェックポイント」地点以外でも、適宜休憩を取っています。
  その時間は、徒歩時間の中に含まれています。
  登りのときは、15〜30分毎に、3〜10分程度の休憩をとっています。
  下りの砂走りでも、適宜休憩をとりました。

 ・須走口の場合、八合目迄は空いているのですが、
  八合目から先は、河口湖・吉田口と合流する為、
  混雑で渋滞する場合があります。

 ・九合目付近から頂上迄は、登りにくい岩場がある為、渋滞する場合があります。

 ・「休憩時間」は、「チェックポイント」地点における休憩時間のみを記載しています。



◆以下は、今回の登山で経験したこと、感じたこと等、 ご参考になりそうな事項を
  記載いたしました。


■山小屋が少ない(汗

 御殿場口もそうでしたが、須走口も少な目です。
 御殿場口同様、砂走りは下山者には便利でも、山小屋の経営者にとっては、
 不利な条件なのでしょうね。


■森林が高所まで続いて涼しい

 御殿場口は砂地で、お天気がよすぎると大変ですが、
 ここは、比較的高所まで林が続いている為、暑さをしのぐことができます。


■駐車場

 平日は空いていますが、金曜夜〜日曜はかなり混雑します。
 富士宮口と同様、かなり手前から路肩駐車状態でした(汗。


■須走口登山は中級者向き

 河口湖口と比べると、山小屋の数が少ないので、
 難易度は高めだと思います。
 森林で嬉しい反面、出だしから傾斜がけっこうきつかったりします(汗。

 もちろん富士登山が初めての方でも登っていますし、
 初めての方が無理なルートという意味ではありません。
 「水とかトイレなら心配ご無用」とおっしゃる方なら、
 初登山でも大丈夫でしょう。
 ですが、富士登山初めてのメンバーだけで行くという皆様から、
 アドバイスを求められた場合は、
 河口湖口か富士宮口をお勧めします。

 登山口と下山口が違ってもかまわない場合は、
 『富士宮口から登って、八合目で御殿場口へルート変更して
 それ以降は登りも下りも御殿場口』というのが一番のお勧めです


■土曜夜の宿泊は混雑(汗

 土曜日の夜は、やっぱりどこの山小屋も宿泊客が多いです。
 覚悟はしていたのですが、やっぱり混んでいました。
 「寝床は二人で一畳」というのを避けたいのであれば、やはり平日ですね。
 月曜日に仕事のお休みがもらえるなら、日曜の夜が空いていてベストです。


■ペットボトル

 山小屋のペットボトル(500 ml)は、ブルドーザで運搬している為、
 運送費や手間の分が加算されていて料金が高めです。
 500円のところが多いのですが、山小屋によって多少価格差があります。
 八合目の胸突江戸屋と八合五勺の御来光館は400円でした。
 高値550円、安値400円、最多価格500円といったところです。


■下山時の山梨・静岡分岐点に注意

 登山シーズン中、間違える人が、必ずといっていいほと
 いるみたいで...。(汗
 3300m付近の分岐点に注意です。
 河口湖口へ戻るなら山梨県側、須走口へ戻るなら静岡県側へ。
 標識を見落として違うほうへ下山すると大変です...(汗。

必ずこの標識を確認してください。

■温泉

 下山後、車で山梨県側へ移動し、「富士眺望乃元湯 湯〜園」へ。
 何故、静岡県ではなく山梨県かといえば、
 ご一緒した山形さんの別荘がこの温泉の近くにあるからです。
 とても幸せな気分でした。

 須走口の近辺で、温泉をお探しの場合は、「天恵」が近くてよいと思います。
 新五合目の「菊屋」、「東富士山荘」で「天恵」のパンフレットや割引券が
 入手可能です。
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                                            (2002年8月13日)


 
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