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8:02 久須志神社に参拝の後、御鉢巡りに出発。
純さんのご提案で、時計とは反対回りを選択。
このほうが、剣ヶ峰に登る際、登り坂の傾斜が緩やかで
楽なのだそうです。なるほどと感心いたしました。
さすが、富士登山11回のベテランです。
富士宮口、御殿場口から登った方は、時計回りのほうが
剣ヶ峰に近いですから、この技は、河口湖口・吉田口、
須走口から登った場合に有効です。
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8:05 噴火口をはさんで、反対側に測候所のドームが見えました。
今回の登山でドームを見たのは、これがはじめてです。
富士宮口から登るときは、新五合目から見えましたが、
河口湖口・吉田口の場合は、頂上に到達してからでないと
見られないのですね。
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噴火口は、直径約700m、深さは約250mだそうです。
近づきすぎないように、ご注意を(汗。
8:06 出発
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8:26 ドームがだいぶ近くなったところで休憩。
写っていませんが、右手には「大沢崩れ」。
山頂付近〜2300m付近まで土砂が崩れています。
雨によって、もろい火山れきの地層が侵食されて、
固い岩盤のささえが無くなって崩れてしまうそうです。
これ以上侵食されないよう食い止める手立てがあれば
よいのですが...。
8:30 出発
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【純さん撮影】 |
8:32 御鉢巡りの途中で、道案内の標識を見つけました。
私たちは、反時計回りで、この標識の右の方へ
歩いています。
【純さんから頂戴した写真を 追加掲載 2001.8.26】
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【純さん撮影】 |
8:34 「富士山頂地区管理舎 環境庁」に到着。
環境庁の職員の方が外でゴミを燃やしていました。
なんでも9日間は、お仕事でここに滞在しなければ
ならないそうです。
この日で6日間お風呂に入ってらっしゃらないとか(汗。
お仕事とはいえ、大変です。
「水道の蛇口をひねれば、水が出るのはあたりまえ」だなんて
そんな考え方ではいけないのだと思います。
何百年もかけて水をろ過し、忍野八海をはじめ、
多くの河川にきれいな水を供給してくれている富士山。
あらためて、自然の偉大さと、水のありがたみを
感じたのでした。
8:37 出発
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8:45 気象庁の富士山レーダードーム手前に到着。
今年(2001年)で撤去とは残念です。
20世紀(1999年11月迄)で役目を終えたのですね...。
1964年(昭和39年)8月15日にヘリコプターを使って
設置されて以来、37年間よく頑張ってくれました。
台風の動向や中部地方のお天気を観測し続けてきました。
ヘリコプターって、羽根を回転させて浮力を使って飛ぶ
機械ですね。浮力には空気が必要なんですが、富士山の
山頂って、酸素が薄いことからもわかるように、とても
空気が薄い世界。高性能なヘリコプターと
高度な操作技術のパイロットでなければ不可能です。
浮力を確保する為には、平地以上の回転数を確保しないと
いけないし、すると燃料消費は激しいし...。
突風なんかも恐いですね。
空輸を担当したのは朝日航洋という会社だそうです。
ドームの設計と製造は三菱電機。
製作も空輸も設置も大変だったことでしょうね。
白い部分(レーダードーム)だけ撤去だそうです。
8月末から準備を始めて、9月に撤去とのこと。
人工衛星にバトンタッチし、レーダー装置の役目は
終わっています。 装置の維持費が結構大変らしいです。
なので、残念ですが撤去はやむを得ないのかもしれません。
気象庁の職員の皆様は、レーダー装置を撤去した後も、
現状通り気象観測のお仕事をお続けになります。
それにしても青い空と白いドームは、あまりにも美しい。
自然の青空とよくマッチした白いドーム。
ドームは、富士山頂で一番美しい人工物だったかも。
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【純さん撮影】 |
8:46 ドームの前で記念撮影をしました。
【純さんから頂戴した写真を 追加掲載 2001.8.26】
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【純さん撮影】
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8:49 剣ヶ峰(3776m)\(^O^)/
左が純さん、右が私 光司。
近くにいらっしゃった方にお願いして、
写していただきました。
右が純さん、左が光司 バージョン(w。
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