北海道から富士登山


富士宮口+御殿場口

2009年7月27日(月)〜28日(火)

往路:富士宮口新五合目 ⇒ 富士宮口八合目 ⇒ 御殿場口七合九勺 ⇒ 御殿場口頂上

帰路:御殿場口頂上 ⇒ 御殿場口六合目 ⇒ 宝永山 ⇒ 富士宮口新五合目


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6:20  宝永山にだいぶ近づいてきました。


6:24 山小屋の跡でしょうか?


足元を見ると、何やら立て札があります。
でも、裏返しです....。

「七合目 御殿場登山道へ15分」

これは、富士宮方面から宝永火口経由で登ってきた人が、
御殿場ルートへ向かう為のものでした。


そのルートは、平成20年8月7日に皇太子殿下が登ったルートです。

「プリンスルート」の案内札でした。
ここは、「大砂走り」で下山道専用なのですが、
「プリンスルート」の登山道とは、ここで道が交差しているということですね。

プリンスルートは、スタート地点とゴール地点が異なります。

(登り)富士宮口・新五合目⇒富士宮口・新六合目⇒宝永火口(第一火口)⇒
     御殿場口・大砂走り下山道をまたいで⇒御殿場口・六合目登山道に合流
     以降は、御殿場口登山道を登り⇒七合九勺「赤岩八合館」で宿泊⇒御殿場口山頂

山頂では、時計回りで「お鉢巡り」

(下り)御殿場口山頂から下山し、御殿場口・新五合目にゴール

下りは通常の御殿場口下山ルートと同じです。

スタート地点...富士宮口・新五合目(標高:2400m)
ゴール地点...御殿場口・新五合目(標高:1440m)


バス利用ならよいのですが、マイカーの方は困りますね。
2009年の場合ですが、8月8日〜8月14日の間、「御殿場〜水ヶ塚公園駐車場」間のシャトルバスが
運行されました。

マイカーで、プリンスルートにチャレンジするなら、例えば次のような流れになると思います。

1.富士山二合目・水ヶ塚駐車場にマイカーを駐車
2.水ヶ塚駐車場からシャトルバスを利用して、富士宮口・新五合目に向かう
3.富士宮口・新五合目からスタート
4.御殿場口・新五合目にゴール
5.御殿場口・新五合目からシャトルバスを利用して、水ヶ塚駐車場に向かう
6.マイカーに乗り換える

或いは、プリンスルートの応用ということで、ゴールもスタート地点と同じ富士宮口・新五合目に
してしまう方法もあります。この場合は、御殿場市観光協会の推薦ルートにはなりませんが(汗。


以下は「御殿場市観光協会」のパンフレットからの引用です。

http://gotemba.jp/fuji/

御殿場いち押し! プリンスルート

2008年8月、皇太子殿下が富士山に初登頂されました。登り口は富士宮口です。
途中、新六合目で富士宮登山道と別れ、宝永山へ向い、宝永火口を眺めながら、御殿ばくちの六合目へ。七合九勺の赤岩八合館に宿泊され、翌朝、御来光で赤く染まった山肌を仰ぎながら御殿場口山頂に到達されました。
山好きで知られる皇太子殿下ですが、意外にも山頂に立たれたのは初めてです。お鉢巡り、そして御殿場口下山道の豪快な大砂走りを楽しまれ、山頂から3時間後、五合目へ到着されました。皇太子殿下は御公務を離れ、一般登山客と共に登山されましたが、登頂の感動と喜びとともに、関係者への理解と協力に、深い感謝の言葉を述べられています。
富士山と人々のこれからを願う皇太子殿下の御足跡を心に刻み、”プリンスルート”としてご紹介いたします。



プリンスルート登山者向けの「御殿場口六合目」を案内する立て札です。

6:27 分岐点に到達です。
左は「御殿場口下山道(大砂走り)」で御殿場口・新五合目に続いています。
右は、宝永山、宝永火口、富士宮口・新五合目に続いています。

プリンスルートの場合、右側の道から登って来て、御殿場口の六合目に合流する
わけです。そして下山では、左の道へ進み御殿場口・新五合目に出るわけです。


私は、富士宮口・新五合目へ向かう為に、右の道へ進みました。

至 富士宮口
宝永山

宝永山の山頂は、もう目の前です。


(2009年9月20日)



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